「エコの王様」大人気CM放映中!!

王様のためになる話

オール電化の電気代ってお得?メリット・デメリットや節約術について公開

2021/10/10

こんにちは!エコの大臣です。

20年ほど前から始まってどんどん普及が進んでいるオール電化住宅。

地域によっては新築一戸建てでの採用率が90%以上にもなっているほど、一般的になってきています。

「オール電化にすると光熱費が安くなる!」とか「オール電化だと火を使わないから安心」などオール電化のメリットに関しては知る機会もかなり多いかと思いますが、実は良いことばかりではなくデメリットもあるというのはご存じでしょうか?

「オール電化になんてしなければ良かった…。」と後悔をしている方も中にはいらっしゃいます。

これからご自宅をオール電化にしようか悩んでいるという方は、オール電化のメリットだけでなく、デメリットに関してもしっかりと理解したうえで検討して頂きたいと思っています。

合わせて、オール電化を導入した後にはどういう使い方をすれば電気代を節約できるのか?導入した後の詳しい使い方も合わせて解説していきます。

 

オール電化の電気代ってどれくらい?

まずは、オール電化住宅にリフォームした場合の電気代について見ていきましょう。

「これからオール電化にしようかな?」と悩んでいる方はもちろん、オール電化を利用しているご家庭様でも自分の家の電気代が高いのか安いのかってめちゃくちゃ気になりますよね?

参考資料として、関西電力さんがホームぺージにオール電化向けの電力プランを契約している家庭の電気代の平均額を公表しているので、そちらを引用させて頂きました。

世帯人数1人家族10,751円
2人家族12,904円
3人家族14,454円
4人家族以上14,914円

表をご覧いただければすぐに気が付くと思いますが、3人、4人以上と世帯人数が多くなっても、電気代の総額がほとんど変わらないのがオール電化住宅の特徴です。

オール電化住宅の場合は、ガス代は0円です。電気代の推移だけを見ていけば良いので、光熱費の変動がわかりやすく節約を意識しやすいというのもオール電化住宅のメリットと言えるでしょう。

 

オール電化と比較されるガスとの料金の違い

オール電化住宅の平均の電気代はさきほどお伝えしました。気になるのが、「これって本当にオール電化にしたら安くなるの?」というところですよね。もちろん、光熱費の削減だけがオール電化のメリットではないですが、せっかくなら光熱費も安く使えるほうが良いですよね。

改めてガスと電気を併用している住宅とオール電化住宅の光熱費を比較してみましょう。

 

オール電化

オール電化の場合、毎月の電気代の目安は2人以上の世帯では13,000円程度、年間で約15万円ほどの支払いになります。

オール電化にすると、ガス代は基本料金から支払う必要がなくなります。また、深夜の時間帯の電気を安く使えるようになるので、電気代にガスと併用していた時と比べて少し安くなることも多いです。

 

電気とガスの併用

2020年度の総務省の家計調査によりますと、電気とガスを併用している住宅の場合、年間の電気代とガス代の総支出額は約20万円になるそうです。

同じように生活していて年間で支出が5万円も少なくなるならとっても嬉しいですよね!

ただ、あくまでも各家庭の平均値になります。お客様の電気やガスのご利用状況によって、金額は上下します。

簡単な光熱費のシミュレーションは各電力会社のホームページや、エコの王様のような専門の販売店にお願いすれば無料でやってくれるので、オール電化を検討する際にはぜひとも活用して頂くことをおススメ致します。

 

オール電化のメリット

地域によってはかなり高い割合で採用されているオール電化住宅。目に見えてメリットがなければここまで広く導入されることはありませんよね。実際にオール電化を導入することでいったいどんなメリットがあるのでしょうか?オール電化に切り替えた場合の主なメリットについて見ていきましょう。

 

ガス代が不要になる

オール電化住宅はその名の通り、お家の熱源が全て電気になっているので、ガス代は基本料金も必要ありません。特に新築でお家を建てられる際には、ガス配管の自宅までの引き込み費用も節約できるというメリットもございます。

お家の光熱費が電気一本になることで、使用料金の管理もしやすくなりますので、節約や省エネの意識も高まったという意見も多いです。

 

夜間の電気代が格安

各地域の電力会社が、オール電化住宅向けの料金プランを用意しています。オール電化を導入するとともに、料金プランを変更することで、オール電化にしても電気代を安く抑えることが出来るようになります。

一般家庭で契約されている従量電灯という料金プランでは、電気の使用量が増えれば増えるほど、電気の単価も高くなるような仕組みになっています。電気をたくさん使えば使うほど、電気代が高くなるようになっています。

オール電化向けの料金プランは「時間帯別電灯契約」というものになっていて、使用量ではなく、電気を使う時間帯によって料金単価が決定する仕組みになっています。基本的には昼に高く、夜の11時から翌朝の6時までの間の時間帯(お住まいの地域の電力会社によって時間は多少前後します)の電気が安く使えるようになっています。

そのため、夜間の時間帯にエコキュートや蓄熱暖房機などを運転させることで、電気代を安く抑えられるようになっています。

 

火事の心配が減る

オール電化に切り替えると、炊事や給湯などで直火を使う機会が大幅に減ります。そのため、オール電化住宅は火事になる危険性が低く、安全性が高いと言えるでしょう。

ガスや灯油がそもそも通っていないので、火事だけでなくガス漏れによるガス中毒などの危険性もありません。

高齢者や地裁子供さんが1人で火を使うのが心配だということで、コンロだけをIHクッキングヒーターに交換される方も多くいらっしゃいます。

 

キッチンの掃除が楽

オール電化で採用される台所のIHクッキングヒーターは表面に凹凸がない、フラットな作りになっています。調理が終わった後に、布巾で表面をサッと一拭きするだけですぐにきれいにすることが出来ます。

ガスコンロの場合は、五徳を毎日取り外して掃除するのは面倒ですよね。かといって、しばらく放っておくと油汚れがこびりついて全然取れなくなってしまうし…。

日々のコンロのお手入れは圧倒的にIHクッキングヒーターの方が簡単ですね。

 

災害時にもお湯が使える

オール電化で使用されている電気温水器やエコキュートは、貯湯式の給湯器となっており、常にタンクの中に水やお湯がいっぱいの状態になっています。

タンクの容量は小さい物でも200L程度、大きい物だと500L以上のお湯が常時貯められています。万が一、大規模な災害が発生して断水になったとしても、タンクのお湯を自分で取り出して使うことが出来るようになっています。タンクの中の水は基本的には飲用には適していませんが、生活用水として活用することが可能です。

万が一のときにこれだけの量の水が蓄えられているのは安心ですよね。

 

オール電化のデメリット

どんなものにでもメリットがあれば、デメリットもございます。今度は逆にオール電化住宅のデメリットの部分もご紹介していきます。

 

昼間の電気代が高額

オール電化のメリットのところでもお伝えしましたが、オール電化住宅向けの電力プランは深夜帯に安くなるのですが、反対に平日昼間の電気代は割高に設定されています。

そのため、日中に電気を多く使う生活をされている場合には、光熱費のメリットが出づらくなっています。

使い方によっては「せっかくお金をかけてオール電化にしたのにあまり電気代が安くならなかった。」ということも…。

また、時間帯によって電気の安い・高いがはっきりと分かれているので上手に活用できれば光熱費を抑えられる反面、「いちいち電気を使うのに時間を気にしないといけないのが面倒。」という方にはあまり向いていないかもしれないですね。

 

停電するとなにもできない

オール電化住宅はお家のエネルギー源を電気に一本化しているので、電気が止まってしまうと何もできなくなります。ガスコンロは電池で動くものは停電しても使えますが、台所のIHクッキングヒーターは全く機能しなくなってしまうので注意が必要です。停電するとお湯も沸かせなくなってしまうので…。

オール電化住宅の場合は、停電時に備えてガスのカセットコンロなどを用意しておきましょう。インスタントラーメンやレトルト食品の調理くらいは出来ますので、安心です。

オール電化の停電対策に関する詳しい記事はこちら⇒オール電化なのに停電してしまった!慌てないために事前に対策をしておこう

 

調理は火が使えない

IHクッキングヒーターは火を使わないので、安全性が高いという話をしました。しかし、IHクッキングヒーターは調理器具に直接熱を伝えて加熱する仕組みになっているため、調理器具とコンロが離れてしまうと加熱が出来なくなります。そのため、調理中に鍋を降ったり傾けたりすることは出来ません。

また、火で海苔を焙ったり、焦げ目を付けたりすることも出来ないのが難点ですね。

この点に関しては完全に好みになりますので、リフォームの前に事前によく相談して下さいね。

IHクッキングヒーターとガスコンロ、それぞれのメリット・デメリットについての詳しい記事はこちら⇒徹底比較!IHとガスコンロどちらがおすすめなのかを公開!

 

導入費用が高額

オール電化のリフォームで必要になるエコキュートやIHクッキングヒーターはガス器具と比べると高額です。

一般的なガス給湯器とコンロを交換する場合には、20万円~40万円ほどで取り替えできますが、オール電化のリフォームの場合には50万円以上の費用が必要になります。

また、取り付けには専用の工事が必要になります。もちろん、オール電化の方がランニングコストは安くなる可能性が高いですので、「無駄に高いだけ」ということではないですが…。

費用に見合ったメリットをあまり感じられないという場合には、導入を見送った方が良いでしょう。

オール電化導入時の初期費用の相場に関する詳しい記事はこちら⇒オール電化とガスはどちらがオトク?誰もが知りたい費用や安全面についてを徹底比較!

 

オール電化の電気代が高くなる3つの理由

「オール電化に切り替えて少しでも光熱費を節約したい」という方も非常に多いと思います。

実際にオール電化に切り替えることで光熱費が安くなる可能性は高いのですが、使い方によっては光熱費が今とあまり変わらなかったり。逆に電気代が高くなってしまうことがあります。

オール電化を導入した後に、電気代が高くなる3つの理由をお知らせします。

 

プランが合っていない

オール電化住宅にすると、給湯器や調理器具もすべて電気を使うようになりますので、お家全体の電気の使用量は多くなります。そのため、一般的に利用されている従量電灯の契約プランのままにしていると、使用量が多くなるだけなので当たり前ですが電気代が高くなります。

電気代を安くするためには、時間帯別に電気代が分かれている契約プランに変更する必要があります。オール電化を導入した後に、電力会社にプランの切り替えの申請をすれば誰でも加入できますので、変更してもらうように依頼しましょう。

 

朝昼の沸き増しが多い

オール電化で電気代を安く抑えるポイントは、給湯にかかるコストを如何に抑えられるかにかかっています。

給湯にかかる光熱費はお家全体の約3分の1を占めると言われています。

エコキュート自体は基本的には夜間の安い電気代でお湯を沸かすように設計されています。ただ、使っている途中でお湯が足りなくなってしまえば、お湯を沸き増ししないと使うことが出来なくなってしまいます。

昼間の電気代は夜間の電気代と比べると高めに設定されています。お湯が足りないからといってどんどん日中に沸き増しをしてしまうと、電気代も余計にかかってしまいます。

出来る限り、夜間以外の時間帯にお湯を沸かさないように節水を心がけるのが良いでしょう。お湯の量が心配な場合には、大きめのタンクをお選び頂くことも重要です。

エコキュートのお湯切れを防ぐための詳しい記事はこちら⇒エコキュートはお湯切れするって本当?お湯切れしないための方法

 

高い電気を使っている

オール電化の場合は、電気代が高い時間帯と安い時間帯がはっきり分かれています。電気を使う量を減らすことも大切ですが、電気を使う時間帯に注意することも節約のポイントです。

炊飯器や洗濯機などはタイマーを設定しておくなどして、夜間や早朝の電気が安い時間帯になるべく動かすように工夫することが大切です。

 

オール電化の電気代を節約する3つの方法

オール電化は電気代の管理がしやすいのもメリットの1つです。電気の使い方に気を付けるだけで、驚くほど光熱費を節約することが出来ます。

ここからは、オール電化の電気代を節約するために覚えておきたい3つのポイントをお伝えしていきます!

早速明日からでも実践してみて下さい!

 

消費電力の大きい家電は使う時間帯に注意する

洗濯機や食洗器などの消費電力の比較的大きい電化製品は、使う時間帯に注意しないと電気代が高くついてしまうので注意が必要です。

・充電式の掃除機やアイロンなどは、夜間に充電しておく。

・洗濯機や食洗器、炊飯器などの消費電力の大きい電化製品はタイマー機能を活用して、電気代が安い時間に使うようにする。

・エアコンや電気ストーブなどの冷暖房器具は、昼の時間帯には設定温度を緩めにしておくと節約につながります。

・エコキュートは昼間の沸き上げを止めて、深夜の時間帯にだけ沸き上げするように設定しておく。

・IHクッキングヒーターや電子レンジなどの調理器具も昼間の時間帯に使うと割高になります。調理する時間を短くするなど工夫しましょう。

洗濯機や食洗器などはタイマー機能も付いている物が多いですし、消費電力も大きいので、使う時間帯を意識するだけで電気代の節約になります。

 

電気代が安い時間帯を把握しておく

オール電化向けの料金プランは時間帯に合わせて電気代の単価が設定されています。電力会社によって、料金設定や、高い・安いの時間帯の細かいところが違います。

ご自宅で契約している料金プランの内容をきちんと把握して、どの時間帯に電気を使ったら良いのかを家庭内で共有しておきましょう。

 

季節に合わせて設備の設定を変更する

エコキュートには、学習機能が付いており、一日に必要なお湯の量を自動で学習して無駄なくお湯を沸かしてくれる機能が付いています。

しかし、季節によってはお任せ設定にしていても、途中でお湯が足りなくなり、昼間にもお湯を沸き増しすることが出てきます。夏場に比べると冬の時期にはお湯を使う量も増えますので、設定をおまかせのままにしておくとお湯切れする可能性も高くなります。

お湯切れしてしまうと、夜間に比べて高い電気代でお湯を沸かすことになりますので、その分余計に電気代がかかってしまいます。

使っている途中でお湯が足りなくなってしまうことが頻発するようであれば、普段よりも夜間にお湯を沸かす量を多くするように設定を変更した方が電気代の削減になることもございます。

季節に合わせて、設定を見直してエコキュートを上手に活用してみて下さい。

 

オール電化と太陽光発電の相性は良い

オール電化を導入するにあたってセットで検討されることが多いのが、太陽光発電ですね。

オール電化住宅のデメリットとして、「昼間の電気代が高くなる」というのをお伝えしましたが、太陽光発電とセットで導入することで、そのデメリットは解消されます。

太陽光発電が設置されていれば、日中はパネルで発電した電気を使うことが出来ますので、電力会社から買わずに済みます。もちろん、余った電気は電力会社に「売電」することも出来ますので、無駄なく活用することが出来ます。

「太陽光発電は元が取れない」という話をよく聞きます。残念ながら、相場よりもかなり高額で提案している業者や、発電量のシミュレーションを想定量よりも多くなるように詐称して販売するような悪徳業者も居ます。

適正な価格で設置しさえすれば、メリットはかなり大きいので、オール電化を導入する際にはぜひとも太陽光発電も合わせて検討してもらいたいと思います。

太陽光発電のメリット・デメリットに関しての詳しい記事はこちら⇒【2021年】太陽光発電にデメリット・メリットはある?設置するべき?その真実に迫る!

太陽光発電を失敗せずに導入する方法に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電の設置は後悔するって本当?失敗しないためにやるべきこととは

 

オール電化の電気代のまとめ

オール電化に切り替えた場合の平均的な電気代や、オール電化のメリット・デメリットなどについてお伝えしていきました。

オール電化に切り替えた場合の電気代は年間で15万円程度におさまることが多いようです。

生活スタイルや電気の使い方によって光熱費は差が出ます。心配な方は事前にシミュレーションを受けて見て導入するかどうかを決めてみるのも良いでしょう。

オール電化で電気代を安く抑えるためには電気を使う時間帯がポイントになってきます。

せっかくなら、電化製品を使う時間帯に気を付けてメリットを最大限引き出しましょう。

⇓⇓⇓エコキュートに関するお問い合わせは下のバナーをクリック!⇓⇓⇓

この記事を監修した人: 堀 洋介
Latest posts by この記事を監修した人: 堀 洋介 (see all)

    電話で
    お見積もり

    メールで
    お見積もり

    LINEで
    お見積もり

    ページのトップへ