
エコキュート補助金は大阪で1台最大30万円!申請方法4ステップと注意点を解説
最終更新日:2026/09/30
「大阪ってエコキュートの補助金あるの?」
「エコキュートの補助金は、国と市の両方もらえるの?」
「エコキュートの補助金の申請って、今からでも間に合う?」
補助金は国と市で制度が異なります。そもそも市によってあるかどうかも違うため、調べても答えにたどり着きにくいのが実情です。
また、国の補助金は、工事後の申請を遅くとも2026年12月31日までに済ませないと受け取れません。予算上限に達すると早く終わる可能性もあるため、エコキュートの設置・交換を決めたら早めに動きましょう。
今回は毎月100件以上のエコキュート設置・工事を行う「エコの王様」が、国と市の補助額や補助がある市の条件、申請の4ステップなどを専門店の目線で解説します。
また、「エコの王様」も国の補助金「給湯省エネ2026事業」に登録した事業者として、補助金申請のサポートまで行っています。
自分の家でいくら補助が出るかを知りたい方は、以下のリンクから見積もりとあわせて電話やLINEでお気軽にご相談ください。
2026年に大阪でエコキュートに使える補助金は2種類

大阪でエコキュートに使える補助金は、国の「給湯省エネ2026事業」と、大阪市など一部の市が独自に出している補助金の2種類です。大阪府独自の補助金はありません。
| 制度 | 補助額 | 使える地域 |
|---|---|---|
| 国の給湯省エネ2026事業 | 1台7万円か10万円 | 大阪府内すべて |
| 大阪市の補助金 | 1台3万円 | 大阪市 |
| そのほかの市の補助金 | 2万〜30万円 | ・和泉市 |
大阪市なら国と市の両方を受け取れますが、ほかの市は国の補助と同時に受け取れないことが多いです。住んでいる市の制度を、あわせて確かめておきましょう。
国の「給湯省エネ2026事業」でもらえる金額と条件

国の給湯省エネ2026事業では、どこに住んでいてもエコキュート1台あたり7万円か10万円の補助が出ます。どちらになるかは機種の性能で決まり、条件しだいでは、さらなる加算も受けられます。
国の補助金で押さえておきたいのは、以下の3点です。
- 補助額は1台あたり7万円か10万円
- 対象になる機種と撤去加算の条件
- 2026年の申請期限と予算上限
補助額は1台あたり7万円か10万円
エコキュートの補助額は、基本額が1台あたり7万円です。省エネ性能が高い機種はここに3万円が加算されて、10万円になります。
10万円になるのは、カタログにある省エネ性能の数値「年間給湯保温効率」が、国の基準より0.2以上高い機種です。例えば、寒冷地向けではない370Lの機種なら、3.7以上で10万円が目安となります。
「エコの王様」の大阪府内の価格で比べると、補助額を引いたあとの実質額は以下のとおりです。
| 機種 | 工事費込み価格 | 国の補助額 | 実質価格 |
|---|---|---|---|
| パナソニック HE-S37LQS | 430,000円 | 70,000円 | 360,000円 |
| 三菱電機 SRT-S377 | 466,000円 | 100,000円 | 366,000円 |
| コロナ CHP-E37AZ2 | 444,000円 | 70,000円 | 374,000円 |
支給される額しだいでは、高い機種でも安く導入できる可能性があります。
対象になる機種と撤去加算の条件
基本額の7万円を受け取るにも、機種の条件があります。通常のエコキュートであれば、以下の2つを満たす機種が対象です。
- 2025年度の省エネ基準値以上の性能がある
- ネットに接続でき、翌日の天気予報で昼間に沸き上げを移せる
実際に家のネットにつながなくても、接続できる機種なら対象になります。台所リモコンか無線LANアダプターを足すと条件を満たす機種もあるため、見積もりの段階で聞いておいてください。
また、太陽光発電の余った電気で昼間にお湯を沸かす「おひさまエコキュート」は、2025年度の基準値を満たしていなくても補助の対象となります。太陽光発電を設置している家庭は、候補に入れておきましょう。
なお、撤去加算がつくのは電気温水器か電気蓄熱暖房機を撤去する場合で、古いエコキュートからの交換は対象外です。加算額は、それぞれ以下のとおりです。
| 撤去する機器 | 加算額 | 上限 |
|---|---|---|
| 電気温水器 | 1台あたり2万円 | 補助を受ける給湯器と同じ台数まで |
| 電気蓄熱暖房機 | 1台あたり4万円 | 2台まで |
例えば、補助金額10万円の機種で電気蓄熱暖房機を2台撤去すれば、合計18万円になります。撤去工事は原則として給湯器と同じ契約に含める必要があるため、見積もりの段階で撤去する機器があることを伝えておきましょう。
2026年の申請期限と予算上限
給湯省エネ2026事業の締切は、以下のとおりです。
| 手続き | 締切 |
|---|---|
| 予算の枠を押さえる予約 | ・2026年11月16日 |
| 工事後の交付申請 | ・2026年12月31日 |
※予約の有効期間は、提出から3か月か2026年12月31日のどちらか早い日まで
予約を取れるのは、契約した工事に取りかかってからです。予約で予算の枠を押さえるなら、遅くとも11月16日までに工事に取りかかる必要があります。
期限まで日にちがあっても、予算の上限に達した時点で受付は終わるため、申請の段取りは早めに業者と決めておきましょう。
大阪市のエコキュート補助金でもらえる金額と条件

大阪市内の住宅に設置する場合は、国の補助に加えて市から1台3万円を受け取れます。ただし、国から補助金の交付が正式に決まる「交付決定」を受けていることが条件です。
大阪市の補助金を申請する際、押さえておきたいのは以下の3点です。
- 補助額は1台あたり3万円
- 対象になる人や工事の条件
- 申請の方法と期限
補助額は1台あたり3万円
大阪市の「令和8年度住宅等の脱炭素化促進事業補助金」では、エコキュート1台あたり3万円を補助します。
大阪市には勘違いしやすい「大阪市住宅省エネ改修促進事業」というものもありますが、別の制度です。こちらは、エコキュートだけの交換では使えない点に注意してください。
対象になる人や工事の条件
大阪市の補助を受けられるのは、以下の2つの条件を満たす場合です。
- 国の給湯省エネ2026事業の交付決定を受けている
- 2026年12月31日までに工事に着手している
大阪市の公式ページにも、以下のように明記されています。
本事業は、国の補助事業の交付決定を受けた者を対象に上乗せ補助を実施するものであり、令和8年4月1日以降に工事に着手したものを対象とします。
ただし、予算枠を押さえる事前申込は、国の予約か交付申請が済んだ段階から提出できます。そのため、見積もりの段階で国の補助の対象になるかを見ておくのがおすすめです。
申請の方法と期限
補助金の申請は、エコキュートの施工業者などを通じて行います。自分では行えないので注意してください。
手続きは、以下の順に進みます。
- 市に事業者登録している施工業者に工事を頼む
- 国の予約か交付申請が済んだら、業者が市に事前申込をして予算の枠を押さえる
- 国の交付決定が出たら、業者が市に交付申請をする
- 国の補助額が確定したら、業者がその通知を市に出す
市の交付申請は原則2027年2月21日まで受け付けていますが、市の補助は国の交付決定が前提です。国の交付申請は遅くとも2026年12月31日で締め切られるため、工事の日程は国の締切に合わせて決めましょう。
大阪府独自のエコキュート補助金はない

大阪府庁は、エコキュートを対象にした府独自の補助金を実施していません。
自分の市に制度があるかは、府の一覧ページで市町村名のリンクを開き、対象の設備に「エコキュート」や「ヒートポンプ給湯器」があるかで確かめられます。
一覧にない制度や受付を終えた制度もあるため、最後は各市のページで確かめてください。
大阪市以外でエコキュートの補助金がある市

大阪市以外でエコキュートに市独自の補助が出るのは、和泉市・河内長野市・枚方市・大東市・泉大津市の5市となります。
各市のページで確認できる、2026年9月時点の補助額と主な条件は以下のとおりです。
| 市 | 補助額 | 主な条件 | 受付期限 |
|---|---|---|---|
| 和泉市 | 15万円。子育て世帯などは30万円 | 太陽光発電を設置済みか新設、または再エネ100%電気への切り替え | 2027年2月1日 |
| 河内長野市 | 上限20万円 | ・太陽光発電の設置 | 2026年12月15日 |
| 枚方市 | 上限15万円 | ・自分で所有して住む一戸建て | 2027年1月29日 |
| 大東市 | 上限3万円 | 市内の店舗で購入し、2026年11月30日までに設置 | 2026年12月1日 |
| 泉大津市 | 2万円 | 申請は市役所の窓口に持参 | 2027年3月15日 |
※大東市と泉大津市以外は対象経費の2分の1、大東市は本体価格の2分の1が上限
業者に申請を任せられるかも市によって違い、和泉市は自分で申請するのが条件です。大東市も原則は自分で申し込みますが、河内長野市は施工業者に書類の提出を任せられます。
また、どの市も予算の上限に達すると、受付終了か仮受付になります。エコキュートを設置・交換する予定があれば、早めに申し込みましょう。
国の補助金を併用できる市とできない市

国と市の補助金を両方受け取れるのは、大阪市など一部の地域に限られます。詳細を表にまとめたので、参考にしてください。
| 市 | 国の補助との併用 |
|---|---|
| 大阪市 | できる |
| 大東市 | できる |
| 枚方市 | できない |
| 和泉市 | できない |
| 河内長野市 | できない |
| 泉大津市 | ・できる見込み |
どちらか一方しか受け取れない市では、市の補助額が国のものより多いか、太陽光設置などの条件を満たせるかで選びましょう。
また、すでに申請が仮受付に切り替わっている場合は、市の予算が空くのを待つより、国の補助金を確実に受け取るほうがよいこともあります。
エコキュート補助金の申請から受け取りまでの流れを4ステップで解説

国の補助金を申請してから受け取るまでの流れは、以下の4ステップです。
- 登録事業者への見積もり依頼と契約
- 着工後の交付申請の予約
- 工事完了後の交付申請
- 補助金の受け取り
STEP1. 登録事業者への見積もり依頼と契約
まず、国の補助金を申請できる「登録事業者」に見積もりを頼み、契約しましょう。
見積もりの段階で、以下の2点を確かめてください。
- 給湯省エネ2026事業の登録事業者で、申請を代行してくれるか
- 見積もりの機種が国の補助の対象か、追加の部品が要るか
本体を自分で買って取り付けだけを頼むケースは、補助の対象外である点に注意してください。また、業者と交わす規約でJ-クレジット制度への参加に同意しないと、補助は受けられません。
なお、国の交付申請の締切である12月31日は、故障や買い替えが集中する冬と重なります。エコキュートの設置や交換の予定が立っているならば、早めに見積もりを取りましょう。
STEP2. 着工後の交付申請の予約

着工したら、施工業者に国の予約を出してもらってください。
注意点として、国の補助金の交付申請には、給湯器の工事前と工事後の写真が必要です。とくに工事前の写真は工事が始まると撮り直せず、撮り忘れると原則として補助の対象外になります。
着工日が決まったら、工事前の写真を撮ってもらえるかを業者に確かめておくと安心です。
また、大阪市の補助を使うなら、国の予約か交付申請が済んだ段階で市の事前申込もあわせて進めてもらいましょう。
STEP3. 工事完了後の交付申請
工事が終わったら、業者が国の交付申請を行います。申請には本人確認書類の写しも必要なので、業者から頼まれたら早めに渡してください。
大阪市の補助金は、国の交付決定を受けてから市の交付申請をする流れになります。
STEP4. 補助金の受け取り
補助金の受け取り方は、以下の2つです。どちらにするかは、事前に業者と決めておきましょう。
- 契約代金に充てる
- 現金で受け取る
なお、大阪市の補助金は国の交付決定のあとに申請するため、受け取りは国のものよりも後になります。
補助金の対象機種や受け取り方をもっと詳しく知りたい方は、「エコキュート交換の補助金はいくら?申請条件や受け取り方についても解説」もあわせてご覧ください。
実際に自分の家で使える補助金や申請の段取りは、見積もりのときにまとめて確かめるのが確実です。私たち「エコの王様」では見積もりとあわせて補助金の使い方もご案内しているので、以下の電話・LINEからお気軽にお問い合わせください。
大阪でエコキュート補助金を使うときの3つの注意点

大阪でエコキュートの補助金を使うときは、以下の3つに注意してください。
- 予算上限に達すると早期終了する
- 集合住宅は設置できる機種が限られる
- 点検を装う訪問販売のトラブルが増えている
どれも、申請の手続きより前に知っておきましょう。
1. 予算上限に達すると早期終了する
補助金は、期限より前でも予算の上限に達した時点で受付が終了します。
国は、予算に対する申請額の割合を公式サイトで毎日更新しています。2026年9月28日に確認したところ、申請額の割合は約46%、撤去加算の別枠は約23%でした。
国の補助金は、予約を出しておくと有効期間のあいだ予算の枠が確保されます。一方で、受付が締め切られる直前に交付申請すると、補助額を減らして支払われる場合があります。
同様に大阪市と泉大津市も申請状況や残りの額を公表しているので、使いたい補助金の残りを早めに確かめておきましょう。
2. 集合住宅は設置できる機種が限られる
マンションなどの集合住宅では、国の補助の対象は1世帯につき1台までです。スペースの都合で置ける機種も限られるため、補助額の大きい機種を選べないこともあります。
集合住宅に住んでいる方は、まず現地調査で置ける機種を確かめてもらい、その機種で受け取れる補助額をもとに支払総額を比べましょう。
3. 点検を装う訪問販売のトラブルが増えている
エコキュートの点検を装って契約を迫る、悪質な訪問販売に気をつけてください。こうしたトラブルは、ここ数年で大きく増えています。
国民生活センターが2024年2月21日に公表した資料によると、給湯器全般の点検を持ちかける商法の相談は2018年度から2023年度までの5年ほどで5倍以上に増えました。2026年9月の最新の公表でも、給湯器などの点検に関する相談が多く寄せられるようになっているとされています。
悪質業者の主な手口の流れは、以下のとおりです。
- 電話や訪問で点検を持ちかける
- 「このままでは壊れる」と不安にさせる
- 「今契約すれば割引する」と契約を急がせる
なかには、電話口で「自治体から委託を受けた」などと身分を偽るケースもあります。補助金を理由に契約を急がせる勧誘を受けた際は、決してその場では契約せず、複数の会社から見積もりを取って比べましょう。
悪質な業者を避けるためには、「エコキュートの交換業者はどこに頼むべき?注意事項と6つの選びかた」もあわせて参考にしてください。
大阪のエコキュート補助金に関するよくある質問

大阪のエコキュート補助金について、特によく聞かれる質問をまとめました。
大阪でエコキュートの補助金はいくらもらえますか?
国の給湯省エネ2026事業で1台あたり7万円か10万円、大阪市ならさらに3万円が上乗せされます。古い電気温水器や電気蓄熱暖房機を撤去する場合は、国の補助に加算もあります。
市の補助で上限が大きいのは、和泉市の子育て世帯など向けの30万円と、河内長野市の20万円です。どちらも対象経費の2分の1までで、国の補助とは重ねて受け取れません。
大阪ガスのエコキュート補助金はいくらですか?
大阪ガス独自のエコキュート補助金はありません。大阪ガスが案内しているのは、給湯省エネ2026事業を含む国の「住宅省エネ2026キャンペーン」の申請支援です。
給湯省エネ2026事業の手続きは、契約した大阪ガスサービスチェーンなどの登録事業者が行うと案内されています。なお、受け取れる国の補助額は、ほかの登録事業者に頼んだ場合と同じです。
東大阪市や堺市に補助金はありますか?
どちらも、エコキュートの交換だけでは補助の対象外です。東大阪市の補助は、太陽光発電・エネファーム・蓄電池と、ZEHと呼ばれる省エネ住宅を対象にしています。
堺市の補助では、エコキュートは太陽光発電と組み合わせて導入する機器の扱いで、それ自体は補助の対象になりません。
まとめ

大阪でエコキュートに使える補助金は、国の給湯省エネ2026事業と一部の市の補助金の2種類です。国の補助は1台7万円か10万円で、大阪市ならさらに3万円が上乗せされます。
大阪市以外では和泉市・河内長野市・枚方市・大東市・泉大津市に補助があり、最大は和泉市の子育て世帯などが対象の30万円です。ただし国の補助と重ねられない市が多く、条件も市ごとに違うため、申請する前に以下の3点を確かめておきましょう。
- 住んでいる市でエコキュートが補助の対象になるか
- 国の補助と両方受け取れるか
- 予算の残りと、国の締切に間に合うか
なお、締切や市ごとの条件を自分で確かめながら手続きを進めるのは、なかなか大変です。私たち「エコの王様」は給湯省エネ2026事業の登録事業者として、国の申請の手続きまでお手伝いし、住んでいる市の補助もあわせてご案内します。
大阪府内ならどの市町村にも伺えるので、もし迷っている方は早めに電話やLINEでお問い合わせください。







