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エコキュートが壊れやすいメーカーは?壊れる原因や時期について解説!

2024/01/13

年間50万台以上も販売されているエコキュート。パナソニックや三菱といった大手家電メーカーが製造しているので、一定以上の品質は担保されており、平均的には10~15年くらいは使えるとされています。数十万円もする高額な買い物ですので、少しでも長持ちするメーカーの商品を選びたいと思っている方も多いですよね。

実際にメーカーによる壊れやすさの違いはあるのでしょうか?メーカーの違い以外にも壊れやすくなるような使い方や時期など故障の原因についても説明していきます。

 

エコキュートが壊れやすいメーカーはあるの?

エコキュートはメーカーによる耐久性の違いはありません。過去にエコキュートのリコールを実施したメーカーはありますが、現行販売されている最新機種では行われていません。故障したエコキュートの交換工事の依頼を毎日数多く頂いていますが、特にどこのメーカーが使用年数が短いということもありませんし、逆にすごく長持ちしているということもありません。

メーカーよりも使用状況や設置環境によって使える年数が変わってくると思っておいた方が良いでしょう。

 

エコキュートが壊れやすい原因は?

エコキュートを長持ちさせるためには、壊れる原因を作らないことが一番です。エコキュートが傷む原因となる使い方について確認しておいて下さい。

 

寒いエリアに設置している

エコキュートはヒートポンプという機械を利用し、空気中にある熱エネルギーを集めて圧縮し、その熱を利用してお湯を沸かす仕組みになっています。そのため、気温が低くなる北海道や東北地方などの寒冷地ではヒートポンプの運転時間も長くなるため、それだけ故障しやすくなります。

 

海の近くに設置している

海風に含まれている塩分などの成分は配管やエコキュート本体に使われている金属部品の腐食、錆びの原因となります。そのため海が近い地域ではエコキュートの故障が起こりやすくなっています。海岸線から500m以内にお住まいの方のために塩害地用のエコキュートも製造されているので、沿岸部にお住まいの場合はそちらの商品をお求めください。

 

長期間家を空けることがある

エコキュートはガスや灯油の給湯器と違い、事前にお湯を沸かしてタンクにためておき、必要な時に取り出して使う仕組みになっています。そのため、出張などで長期間留守にされる場合でも自動でお湯を沸かす運転をしています。エコキュートの台所リモコンで最長14日間までは沸き上げを中止することが出来ます。それ以上の期間の外出になる場合はエコキュート本体の電源を落としておくことをおススメします。

また、冬場に長期外出される場合は、タンク内のお湯を抜いておきましょう。不在の間に配管に残った水が凍結して水漏れしたり、故障してしまう可能性があります。

 

浸水しやすい地域に設置している

小型のガス給湯器であれば壁掛け設置ができるタイプもあるので、地上よりも高いところに設置することが可能ですが、エコキュートの場合はそうもいきません。堤防よりも低い土地などで、大雨やゲリラ豪雨などで浸水しやすくなっている土地に設置する場合は注意が必要です。水没してしまったエコキュートは漏電する可能性もありますし、泥水などが混ざって故障する原因にもなります。

設置の際に基礎を厚めに作り、少し高いところにエコキュートを設置するようにするなど注意が必要です。

 

全くメンテナンスをしていない

エコキュートは基本的にはメンテナンスフリーで使えるようになっていますが、長持ちさせたいとなると話は別。日々のお手入れをするとしないでは耐用年数にも差が出ます。

普段から浴槽の中にあるお湯の循環口の掃除やリモコンの掃除をする、半年~1年に1度はタンクの水抜きをするなど、長く使うためにはメンテナンスを忘れずに行ないましょう。

 

エコキュート本体周辺に物を置いている

エコキュートの本体やヒートポンプの周辺は物を置かず広いスペースを保っておきましょう。ヒートポンプで熱を取り込む際に空気が循環します。風通しが悪いとヒートポンプ周辺の気温が下がり、沸きましの効率が悪くなり、余計な負荷がかかります。エコキュートの周りは風通しの良い状態にしておくのがベストです。

また、エコキュートがガレージに置いてある場合には、自転車や車などをぶつけてしまわないように注意しましょう。もしエコキュートにぶつけてしまったことが原因で故障した場合、修理費用は保証期間内であっても有償になります。気を付けましょう。

 

エコキュートが壊れやすいタイミングはいつ?

エコキュートもいずれ故障しますが、故障が多い時期というのはあります。それはです。冬は水温も外気温も低いので、エコキュートがお湯を作るために動いている時間が長くなります。そのため、ぎりぎり使えていた物も、はずみで壊れてしまう可能性も高くなります。そのため、毎年12~2月の時期は商品の供給も遅れがちなので、もし壊れてしまってもすぐに交換や修理が出来ないことがあります。

お使いのエコキュートの調子が悪いと感じている場合は、これらの時期を避けて交換することをおススメします。

 

エコキュートを壊れにくくするためには?

エコキュートが壊れてしまった場合、修理も1回1万円以上、交換するには40万円以上の費用がかかります。そうそう頻繁に修理や交換をするのはもったいないですし、直るまでの間はお湯が使えなくなるのでとても不便です。「エコキュートが壊れにくくなる使い方があるなら実践したい!」という方も多いと思います。プロ目線で「ここだけは気を付けてもらいたい!」という使い方についてお伝えしていきます。

 

適切な位置に設置する

エコキュートの設置位置には気を付けましょう。エコキュート自体が大きいのであまり設置場所を選べないという欠点はありますが、それでも変なところに設置してしまうと後々大変な思いをするので、設置場所に関してはきちんと選ばなければいけません。

長持ちさせるためには避けたい場所としては

・直射日光の強い南側(タンクやヒートポンプのカバーが傷みやすくなる。配管もダメージを受けやすい)

・風通しの悪い場所(ヒートポンプから出た冷気が溜まりやすく、運転効率が下がるり結果として寿命を縮める)

・ホコリっぽい場所(ホコリが内部に溜まると、故障の原因になる)

上記のような場所は極力避けて設置することが理想です。

 

定期的なメンテナンスを行う

エコキュートも基本的にはメンテナンスをしなくても使い続けることが出来るようになっていますが、長持ちさせるためには日頃からお手入れをしながら使った方が良いです。

「浴槽内のお湯の出るアダプターは日常から掃除をしてきれいな状態を保っておく」、「タンクの水抜きを半年~1年に1度する」などお風呂の配管などを清潔に保ちましょう。汚れが詰まるとお湯の流れが悪くなり、ポンプ部分に余計な負荷がかかるため寿命を縮める原因にもなります。

また、定期的にエコキュートの配管に巻かれている保温材などが破れていないかも目視で確認しておきましょう。配管の破損や凍結の原因になります。破損する前に気が付けば安く補修出来ます。

細目に手入れされた方がほったらかしにしているよりも長く使えるのは当たり前ですよね。

 

そのエリアに向いているエコキュートを選ぶ

エコキュートにも一般地用・寒冷地用・塩害地用と設置する地域の環境に合わせた仕様のエコキュートが製造されています。合っていないエコキュートを設置してしまうと、それが原因で早く故障する可能性が高くなります。

該当の地域にお住まいの場合は、購入の前にメーカーや販売店に確認するようにしてください。

設置環境によるエコキュートの選び方に関する詳しい記事はこちら→カンタン選び方ガイド|エコキュート|給湯・暖房|Panasonic

 

アフターサービスが手厚いメーカーや業者を選ぶ

エコキュートは購入するだけではなく、設置するための工事が必要になります。中には「工事はやるけど付けた後はほったらかし」という業者も数多く存在します。安い部材を使って最低限の工事だけをしている、そういう業者は価格の安さを売りにしているので、当然と言えば当然です。そういう業者が決して悪い訳ではありません。ただ、少しでも長く同じ商品を使い続けたいという場合には定期的にメンテナンスをしてくれたり、出張費も含めて無料で保証が付いているような業者に依頼することをおススメします。

 

エコキュート壊れやすいメーカーのまとめ

エコキュートはメーカーによって壊れやすいのかということについてまとめていきました。結論、メーカーによる故障の頻度に差はありません。エコキュートの寿命は使い方や設置環境などの要素に左右されることが多いです。

長持ちさせるためには日頃のメンテナンスやお湯の使い方などに気を付けてみて下さい。

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この記事を監修した人: 清家 和馬
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