「エコの王様」大人気CM放映中!!

王様のためになる話

エコキュートの設置場所はどこにするべき?失敗しないためのポイントをプロが伝授!

2022/03/15

こんにちは!エコの大臣です!

20年前から販売が開始され、今では新築の一戸建ての約半数にも採用されているエコキュート。

オール電化住宅では欠かせない給湯機器としてシェアをどんどん伸ばしています。

しかし、エコキュートはガス給湯器などと比べて大きく、広めの設置スペースが必要になります。

初めに設置スペースをよく考えておかないと、後々大きなトラブルにつながってしまうことも…。

そこで、今回はエコキュートの設置場所を決めるときに知っておきたい情報を皆さんにお届けします!

 

この記事でわかること

・適切なエコキュートの設置場所について

・エコキュートを設置するのに必要なスペース

・エコキュートを設置場所を決めるときの注意点

 

こんな人におススメの記事です

・これからエコキュートの購入を検討している

・エコキュートの設置場所に悩んでいる

 

エコキュートは2つの機械で構成されている

上の写真のようにエコキュートは2つの機械で構成されています。左側の背の高い大きな冷蔵庫のようなものを貯湯タンクユニット、隣のエアコンの室外機のようなものをヒートポンプユニットと言います。

エコキュートを購入・設置をする場合には、この2つの機械を必ずセットで導入する必要があります。

それぞれに役割があるので、改めて整理しておきましょう。

 

ヒートポンプユニット

ヒートポンプユニットはエコキュートの中心となる機械で、ファンを回して空気を取りこみます。ヒートポンプでは空気が持っている熱エネルギーを集めます。ヒートポンプで集めた熱は、二酸化炭素などの「冷媒」と呼ばれる物質に伝えられます。冷媒を圧縮機で圧縮すると更に高温になります。その熱を水に伝えてお湯を作ります。

ヒートポンプは熱エネルギーを「生み出す」のではなく、もともと空気中に存在する熱を「集める」働きをします。熱は集めるだけの方がエネルギー効率が良く、従来の電気温水器と比べても約3分の1の電気代でお湯を作れるようになりました。

 

貯湯タンク

エコキュートはガス給湯器のように瞬間的にお湯を加熱してお湯を作るのは苦手で、お湯を沸きあげるのに少し時間がかかります。そのため、前日の夜にあらかじめ一日に必要になる量のお湯を沸かして貯湯タンクにためておき、そのお湯を使っていくという仕組みになっています。

そのため、エコキュートはお湯を貯めておくための数百リットルのタンクを敷地内に設置しておく必要があります。貯湯タンクの大きさは数種類あるので、家族の人数に合わせて適正な物を選びましょう。

エコキュートの最適なサイズの選び方に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートのベストな大きさ・容量ってあるの?適切なタンク容量の選びかた

 

エコキュートの設置に必要なスペースはどれくらい?

エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットの両方を設置するためのスペースが必要になります。

エコキュートには、貯湯タンクの形によって角型と薄型の2種類に分かれています。

それぞれ設置スペースが異なりますので、図解と共に確認していきましょう。

 

角型エコキュート

一般的に設置されているのはこちらの角型エコキュートになります。

貯湯タンクの寸法はタンクの容量によって変わります。

タンクの容量奥行高さ
180L約430mm約630mm約1830mm
370L約630mm約760mm約1820mm
460L約630mm約760mm約2160mm
560L約700mm約800mm約2100mm

メーカーによって多少の差はありますが、角型エコキュートのタンクの寸法は表のような数値になります。

ヒートポンプユニットはどのメーカーも概ね、「幅×奥行×高さ」が「800mm×300mm×720mm」となっています。

角型のコンパクトサイズのエコキュートの設置イメージは以下のようになっています。

引用:設置について | 特長 | エコキュート | 給湯・暖房 | Panasonic

容量が大きくなると、壁とのスペースが70cmほど必要になります。

 

薄型エコキュート

都心部の住宅密集地などで隣家とのスペースが狭い住宅用に、薄型エコキュートが用意されています。

薄型タイプの寸法は「幅×奥行き×高さ」が「約1078mm×430mm×1850mm」となっています。

角型エコキュートが設置できない狭いスペースでも薄型なら設置できるということも多々あります。

ちなみに角型と薄型どちらでも設置できるほど十分なスペースが確保できるという場合、一般的には角型エコキュートを設置します。

 

エコキュートの設置場所に関する注意点

設置スペース以外にもエコキュートを設置するにあたって注意しておきたいポイントがいくつかございます。

知らずに設置してしまうと、思いがけないトラブルを引き起こすこともあります。

設置する前に確認して、場合によっては設置場所を変更するなどの対応を取りましょう。

 

浴室との距離は15m以内にする

追い炊き機能のあるフルオートタイプのエコキュートを設置する場合、どのメーカーでも浴室とエコキュートとの距離は最大でも15m以内におさめることを推奨しています。それ以上の距離になるとエラーが出てエコキュートが使えないということがあります。

給湯器からの距離が遠くなるほど、お湯が出るまでの時間も長くなりますし、余計に水道代もかかってしまいます。

設置場所は出来る限り、浴室や洗面所、台所などに近い場所に設置することをおススメします。

 

寝室に近い場所は避ける

エコキュートが沸き上げ運転を行なうのは、深夜電力に切り替わる23時から翌朝の7時までの時間帯になります。

エコキュートの運転音はエアコンの室外機と同じくらいの大きさですが、寝室の正面などに設置してしまうと眠りの妨げになる可能性があります。

自宅だけでなく、隣家の寝室にも配慮して設置するのがベターですね。

 

音が反射するような狭いスペースは避ける

エコキュートの設置場所の周りを高い壁やフェンスなどで囲まれた場所に設置すると、エコキュートから出た騒音が反射して増幅し、大きな音として聞こえてしまうことがあります。

また、設置後にエコキュートやヒートポンプユニットの周囲を囲ったりするのはおススメしません。

単純な音もそうですが、エコキュートの振動が壁やフェンスに伝わることで共振し、低周波音の被害に合う可能性も高くなります。

ヒートポンプから出る低周波音は裁判で健康被害との因果関係が認められた事例も出てきています。低周波音による被害は発生すると対策するのが難しく、今のところ有効な対処方法はエコキュートを移設して、設置場所を変えるくらいしかありません。

狭い住宅密集地に設置する場合には周辺への配慮を忘れずに行なってくださいね。

エコキュートの騒音問題に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートで低周波音は発生するのって本当?トラブルにならないための方法

 

エコキュートは屋内にも設置出来る?

エコキュートの貯湯タンクはサイズも大きいので、屋外に設置するものだと考えている方がほとんどだと思います。敷地や騒音問題を避けるためにエコキュートを屋内に設置したいと考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

果たして、エコキュートは屋内に設置することは出来るのでしょうか?

 

エコキュートは屋外設置が基本

エコキュートは基本的には屋外設置を前提に設計されています。

貯湯タンクには断熱材が使われており、熱が逃げにくくなっていますが、完全に防ぐことは出来ないので時間と共に少しずつ周辺に熱が逃げていきます。そのため、貯湯タンクの周辺の壁などに熱が伝わって暑くなります。

ヒートポンプユニットからは外気温-10℃近い冷風が排出されますので、室内の温度が急激に下がります。また、ヒートポンプの冷媒には二酸化炭素が使われていますので、万が一ガス漏れなどを起こした場合には二酸化炭素中毒を引き起こす可能性があります。

そのため、貯湯タンクは屋内に置けても、ヒートポンプユニットは屋外に設置しないといけません。となると、タンクを屋内に設置する意味があまりない…。

ということで、エコキュートは屋外に設置するのが基本となっています。

 

マンションでも室内の居住スペースには設置しない

集合住宅用に「屋内用」のエコキュートが製造されていますが、こちらもメーターボックス内のスペースやベランダなど居住スペース外に設置することが一般的です。

 

寒冷地では屋内に設置することもある

寒冷地ではエコキュート内部の配管の凍結を防ぐために寒冷地専用のエコキュートが製造されています。真冬に最低気温が-10℃以下になる地域では寒冷地用エコキュートを選択することが推奨されています。

しかし、北海道など最低気温が-20℃以下になるような地域ではエコキュートが使用できなくなるので、屋内用のエコキュートにして、屋内設置することをが望ましいとされています。また、-25℃以下ではエコキュートは使用できなくなるのでご注意ください。

 

エコキュートの設置場所が原因のトラブル

エコキュートが普及し始めてから約20年が経ちます。販売開始当初と比べると、工事技術と比べてもレベルが高くなっています。

発売された当初は、今ほど情報も出回っていなかったこともあり、エコキュートの設置場所が原因で発生したトラブルも報告されています。

ここでは設置場所をしくじったことが原因で発生したトラブルについて解説していきたいと思います。

 

通路が通れなくなる

エコキュートの貯湯タンクは角型で80cm、薄型でも45cmほどの幅があります。また、高さも2m近くありますので、上を通り抜けることも出来ません。そのため、設置することで通路が狭くなったり、通れなくなってしまうことがあります。

今ではエコキュートは大きいと言うのは結構知られていますが、ガスや灯油の給湯器とは全く大きさが違うのを知らされないまま契約してしまい、トラブルになったという事例もあります。

設置前に寸法や設置後のイメージに関してはよく確認しておくようにしましょう。

 

メンテナンスのためのスペースがない

エコキュートも電化製品の1つですから、不具合が起こって点検や修理が必要になったり、場合によっては本体を交換する必要が出てきます。

設置自体には問題ないものの、後々交換することを全く考えずに設置されていることがあります。

お問い合わせを頂いたときにも、「1階には無理ですけど、2階のベランダなら置けますよ!」とその時の販売店に言われて設置したというお客様もいらっしゃいます。撤去の際にユニックなどの機材を使っての搬入、搬出となると交換工事の際に、7~8万円の余分な出費がかかります。ひどいときには、そもそも撤去自体が出来ないこともあり、既設の給湯器を残さないといけない場合も…。

設置する前に、設置業者に次回、交換するときのことなどを確認しておくのも良いでしょう。

 

騒音トラブル

エコキュートを設置する際に一番気を付けないといけないのが、騒音トラブルです。

自宅の被害は自分で防ぐことが出来ますが、問題は隣近所の家とのトラブルです。エコキュートを設置した場所が隣家の寝室の真正面だった場合には、高確率でトラブルになる可能性も…。逆もまた然り…。

過去にはエコキュートから発生する低周波音と隣人の健康被害の因果関係が認められ、エコキュートの撤去が命じられた事例もあり、「気のせい」では済ますことが出来ない問題です。

一度発生した騒音トラブルを根本的な解決するには、エコキュートの撤去か移設しかありません。どちらにしても大きな費用がかかりますし、ご近所との無用なもめごとは誰もが避けたいところ。

事前に念入りに確認をしておきましょう。

 

エコキュートの設置で失敗しないためには

せっかくの給湯器の買い替え、リフォームなのに、設置場所を間違えたばっかりに台無しに…。なんてことになっては元も子もありませんよね…。

エコキュートの失敗しない設置方法をお伝えします。

 

騒音トラブルを考慮して場所を決める

エコキュートの設置場所で一番問題になるのが騒音です。

自宅、隣家共に寝室の正面に設置しないように注意しましょう。

また、エコキュートの周囲に物を置いたり、小屋などで囲いを作ってしまうと、音が反射し小さな音でも増幅して大きく聞こえてしまうことがあります。エコキュートの振動が伝わって近くの物と共振して振動が増幅し、不快に感じることもあります。エコキュートの周辺はすっきりと物のない状態を保っておきましょう。

 

修理・交換することを考えて設置する

エコキュートの寿命は使用状況や設置環境にもよりますが、だいたい10~15年です。お家の寿命はそれよりももっと長く、平均すると30年以上と言われています。となると、最低でも1度は給湯器を交換する必要があるわけです。

意外と多いのが、新築時はエコキュートを設置してしまうので問題ないですが、建物が完成した後にご自宅の敷地内には撤去・搬入する経路が確保できないというケース。この場合は、すぐ隣にも家が建っていることが多く、たいていクレーンも入れません。数人がかりでエコキュートを持ち上げて塀の上まで持ち上げ、隣のお宅の敷地を通って撤去・搬入させて頂くこともしばしば…。

また、水抜きや点検のためのメンテナンススペースが確保しておくことが望ましいでしょう。

「置くには置けているけど…。」という状況のエコキュートを見かけることも結構あります。

後のことも考えてしっかりと設置場所は選んでいただきたいと思います。

 

エコキュートの設置場所まとめ

今回はエコキュートの設置場所について、必要なスペースや設置場所選びの注意点についてお伝えしていきました。

エコキュートは、一度設置してしまうと簡単には動かせないので、設置場所選びは慎重に行なってください。

エコの王様ではエコキュートの移設工事も承っております。移設費用は5万円~行なっております。

どうしても!という場合にはぜひお声掛け下さい。

 

⇓⇓⇓エコキュートに関するお問い合わせは下のバナーをクリック!⇓⇓⇓

この記事を監修した人: 清家 和馬
Latest posts by この記事を監修した人: 清家 和馬 (see all)

    電話で
    お見積もり

    メールで
    お見積もり

    LINEで
    お見積もり

    ページのトップへ