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エコキュートの凍結防止は?冬によくあるトラブルと解決法

2023/01/08

こんにちは!エコの大臣です。

北海道や長野県など標高の高い豪雪地帯でなくとも、冬の冷え込みが本格化してきて深夜から早朝にかけて気温が氷点下になると、水道管の中の水が凍結して水が出なくなることがあります。

配管の凍結は、場合によっては凍結したところに亀裂が入って、水漏れの原因になることもあります。

そこで、今回はエコキュートの配管が凍結した場合の対策や予防策についてお伝えしていきます。

 

エコキュートは冬に凍結するの?

普段は雪の降らないような地域であっても、年に数度の大寒波の影響で夜間の冷え込みが厳しい日には、配管が凍結してお湯が出なくなってしまうこともあります。

北海道などの寒冷地の方が凍結対策を万全に行っていることが多く給湯器が屋内に設置されていることも珍しくないです。住んでいる人の凍結に対する意識も高いので、意外と大丈夫だったりします。

逆に大阪など1年に数日間は雪が降るほど寒い日もありますが、他の日はそうでもない…。そんな地域の方が夜の間に水道配管が凍結してしまい、朝になったら蛇口をひねっても水もお湯も出なくて困った。という声を聞くことが多い気がします。

 

エコキュートが凍結する理由は?

エコキュートが凍結するの理由の1つとしては、エコキュートが屋外に設置されているということがあげられます。エコキュートはお湯を沸かすためにヒートポンプと呼ばれる機械を使っています。

ヒートポンプは空気中から熱エネルギーだけを取り出して集める仕組みになっているので、そこから排出される空気は外気温よりも数度低い状態になっています。そのため、ヒートポンプの周辺の配管は他よりも少し凍結しやすくなっています。

 

寒冷地で専用のエコキュートを設置すれば凍結防止ができる?

エコキュートやヒートポンプの内部にも配管が通っています。冬の冷え込みが厳しい地域では内部の配管が凍結によって破損する可能性があります。

そのため、北海道など、気温がマイナス10度以下にまでなるような地域に向けて専用の「寒冷地用」のエコキュートが製造されています。

霜取りや除雪機能が付いているのに加えて機械内部の配管にも凍結防止ヒーターが使用されているので、マイナス25度の寒さでも凍結せずにお湯を作り出せるようになっています。

 

寒冷地用でも凍結対策は必要

エコキュート本体を寒冷地用にしていても、その他の配管工事などに凍結対策がなされていないと平気で凍結してしまいます。露出している配管にも保温材や凍結予防のヒーターを取り付けるなどの凍結対策を施しておきましょう。

 

エコキュートが凍結した際の解決法

エコキュートが凍結してしまった場合の解決方法をお伝えしていきます。

 

エラーコードの確認

寒い日の朝に蛇口から水が出ない!そうなった場合、まずはエコキュートのリモコンを確認してエラーコードが出ていないかを確認しましょう。配管が凍結している場合は、凍結を示すエラーコードが表示されるようになっていますので、チェックしてみて下さい。

各メーカーの凍結を知らせる代表的なエラーコードを掲載しておきますので、参考にしてください。

三菱電機:P05・P16・P37・C03・C19・C21・C27・C30

パナソニック:F12・H87・H93・H94

ダイキン:HJ・E7

日立:HE22・Er15・Er24

東芝:U27

コロナ:E14

 

とりあえず放置

配管が凍結してしまったときは、とりあえず凍ってしまった配管がとけて元通りになるのを待つというのが一番の対策になります。

日が高くなって外気温が上がってくれば、時間とともに自然に凍結が解消されてお湯が出るようになります。

 

ぬるま湯を配管にかけて溶かす

自然に任せてお湯が出てくるのを待つというのが一番の対策ですが、どうしても急ぎでお湯を使いたいというときもありますよね。その場合は、凍結している箇所を探してその部分にぬるま湯をかけて無理やり溶かしてしまいましょう。

この方法を使う際には2つ注意点があります。

まず、1つ目はかけるお湯の温度は人肌くらいの温度にしてください。急いで溶かしたいからと言って熱湯をかけてはいけません。凍っている配管に熱湯をかけると配管が破損してしまう可能性があります。

注意点の2つ目は、お湯をかけた後の配管をそのままにしておくと残った水分で配管が冷やされて、また凍ってしまう可能性があります。お湯をかけた後は、必ず水分を拭き取っておくようにしましょう。

 

エコキュートの凍結予防策

エコキュートの配管が凍結してしまうと、時間が経って凍結が解消するまでの間、お湯が全く使えなくなってしまいます。また、水は凍ると体積が膨張するため、場合によっては古くなった配管にとどめの一撃を与えてしまい、今度は水漏れ被害が出てしまう可能性も…。

そのため、事前の凍結予防が重要になります。ここではエコキュートの凍結防止対策を4つご紹介します。

 

凍結防止機能の活用

追い炊き機能付きのフルオートタイプのエコキュートには、外気温が下がったときに自動でエコキュートと浴槽の間でお湯を循環させて配管が凍結するのを防止する機能が付いています。

水は一か所で留まっている方が凍りやすいという特徴があります。水たまりや池の水が凍っていることはよく見かけますが、川や滝など流れている水はなかなか凍りませんよね。あれと同じ理屈です。

凍結防止機能を使う場合は、前日の夜にお風呂の残り湯を浴槽にあるお湯の循環口よりも5cm程度高い位置に保ったままにしておいてください。正常に動作しないことがあります。

 

少量の水が流れるようにする

冬に凍結するのは給湯器の配管だけではありません。自宅に引き込まれている水道配管も寒さで凍ってしまうことも多いです。水道配管の凍結を予防するためには、少しもったいないですが、水道から水を出しっぱなしにしておくことが効果的です。水道管の中を水が流れ続けている方が凍結しにくくなります。

出しっぱなしにしておく量ですが、水道からの水が途切れずに細い線にみえるくらいの量で流れ続けていれば十分です。

本当に寒い日になった場合には、水を流していなかった部分の配管が凍結してしまうことがあります。台所や洗面所など朝から使う必要がある部分ではお湯を出しっぱなしにしておきましょう。

 

保護カバーの取り付け

給湯機から出ている配管でもむき出しになっている部分は、風にさらされるので温度が下がりやすくなります。設置工事をするときに保温材を巻いたり、保護カバーを取り付けたりするのですが、経年劣化により一部が破損してしまうことがあります。寒くなる前に、保温材がはがれている箇所がないかを確認しておきましょう。

配管の保温材はホームセンターなどでも購入できますので、気になった場合は自分で応急処置をしてしまいましょう。急な寒波でそこまで時間がないという場合には、厚手のタオルやアルミホイルなどを巻き付けておくだけでも多少の効果がみられます。ただ、あくまでも一時しのぎの手段になりますので、凍結する頻度が高い場合には、きちんと保温材を取り付けた方が良いでしょう。

 

ヒーターの設置

夜間の冷え込みが厳しい地域では、配管に凍結防止用のヒーターを取り付けるのも効果的です。外気温が低くなると自動で電源が入って、配管を暖める機能が付いています。

単純な保温材や防護カバーと違い、電源を取る必要がありますので、取り付けたいと思った場合はエコキュートを取り付けてもらった業者に依頼するのが良いでしょう。

配管用ヒーターの取り付け費用は、5,000円からになります。ヒーターを設置する本数や長さによって金額が変わります。電源がなければ、コンセントを増設する工事も合わせて必要になりますが、その際は別料金になります。

 

エコキュート凍結のまとめ

今回はエコキュートの配管凍結の予防法や対処法についてお伝えしていきました。

要点をまとめると・・・

・配管の凍結はどの地域でも起こり得る。夜間の冷え込みが厳しいという予報が出ている場合は注意が必要

・エコキュートには、凍結予防運転の機能が付いているので活用するべし。

・寒くなる前に配管の保温材や保護カバーに痛みがないかを確認しておきましょう。破損している部分があれば直しておきましょう。

・凍結が頻発して気になるようであれば、配管の凍結防止用ヒーターを取り付けてもらうのもアリ!?

数千円もあれば設置できるので、ひどいようであれば電気店や工事店に依頼してみましょう。

凍結してもしばらくすれば症状は改善されますので、しばらくお待ちください。稀に凍結の影響で配管が破損してしまうことがあります。翌日以降で、水漏れしている箇所がないかを確認しておきましょう。

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この記事を監修した人: 清家 和馬
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