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【エコキュートユーザー必見】ヒートポンプって故障しやすいって本当?仕組みや修理費用を紹介!

2024/12/16

「エコキュートのヒートポンプから水漏れしてるんですけどこれは修理が必要ですか?」、「エコキュートのヒートポンプからの水漏れを修理する場合はどのくらいの費用は必要ですか?」、「今は、ヒートポンプだけを交換するだけもできると聞きましたが、費用やメリット・デメリットを教えて下さい。」など冬場に入り、ヒートポンプユニットの故障に関する問い合わせが増えています。

エコキュートのヒートポンプユニットは、多くの役割を担っていて貯湯タンクに比べると故障は多いです。

ですが、「修理が必要ない不具合。」や「修理が必要な不具合」の2種類あります。

そこで今回は、ヒートポンプユニットの仕組みや修理が必要な不具合と修理が必要ない不具合の見極め方法、修理代金などについて詳しく説明します!

 

エコキュートのヒートポンプとは?

多くの人から認知されているエコキュートは、お湯を貯めておく貯湯タンクと大気中の熱を集めるヒートポンプユニットの2つの機会によって構成されています。

その中でもヒートポンプユニットはとても重要な役割を果たしています。

ヒートポンプユニットが担っている役割は全部で2種類あるので詳しく説明します!

 

ヒートポンプがあるからお湯が沸かせる

ヒートポンプユニットは、電気でファンを回して空気を集めます。

集まった空気を二酸化炭素などが使われた「冷媒」に伝えると、熱を吸収をします。

吸収された熱をヒートポンプ内の圧縮機で圧縮することによって、さらに高温・高圧にします。

その熱を使ってお湯を作って貯湯タンクに貯めます。

「じゃあヒートポンプはお湯を作ったあともずっと熱いの?」と考える人もいるかもしれません。

ヒートポンプユニットが稼働している時間は、電気代の単価が安くなる深夜帯(23時~翌朝7時)にしか稼働しません。

稼働し終わった後は、膨張弁によって低温・低圧に戻されて次の稼働に備えています。

ここからも分かるようにヒートポンプユニットがあるからエコキュートがお湯が沸かせるのです。

<ヒートポンプの仕組み>

引用画像:三菱電機HP

 

ヒートポンプがあるからエコキュートは省エネ性能が高い

エコキュートに似ている給湯器が電気温水器です。

電気温水器は、エコキュートが販売されるまでにはガス・灯油給湯器と比べても給湯コストが抑えられるということで全国に広がりました。

ですが、エコキュートが販売されると販売台数は減っていきました。

販売台数が減った理由は、エコキュートと電気温水器のお湯の沸かし方にあります。

電気温水器の貯湯タンク内には、電熱ヒーターが入っていてお湯を沸かす時に、電熱ヒーターの熱を使ってお湯を沸かします。

電気エネルギーで得た以上の熱エネルギーしか得られませんし、エネルギーの性質上電気エネルギーを熱エネルギーに変換するときはどうしても変換ロス生じてしまうため効率が悪いです。

エコキュートは、電熱ヒーターではなくヒートポンプを採用しているので、「1」の電気エネルギーで「3~4」の熱エネルギーを作れます。

そのため、エコキュートは従来の電気温水器の約3分の1の電気代でお湯が沸かせるため日本全国に広まりました。

エコキュートと電気温水器の違いに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年度】エコキュートのと電気温水器の違いとは?それぞれのメリット・デメリットを解説!

 

エコキュートのヒートポンプの寿命は何年?

エコキュートのヒートポンプユニットの寿命は、使用頻度や設置場所、設置地域によって異なりますが10年と言われています。

設置してから10年で必ず故障という訳では無く、リモコンにエラーが表示されたり、「故障したかも。」という事案が増え始めたりする時期を指します。

軽微な故障であれば修理をしながら使い続けることもできます。もちろん使用頻度・設置場所などのよって10年経過しないで完全に故障して使えなくなる可能性もあります。

いつヒートポンプユニットが故障しても良いように「延長保証」に入っておくと高額な修理費用が掛かる場合でも無償で修理してくれます。

「初期費用をできるだけ安くしたい。」と思って保証を付けずに設置すると、故障した時に10万円以上出費もありえるので、費用が掛かったとしても加入しましょう。

エコキュートの保証に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの選び方!後悔しないためのポイントを徹底解説!

 

ヒートポンプはメンテナンスすれば寿命を伸ばせる!

エコキュートは、給湯器のため「メンテナンスなんて必要ない。」って思っている人も多いです。

ですが実際のところはそういう訳でもなく、メンテナンスすれば貯湯タンクやヒートポンプユニットを長持ちさせられます。

今回は、ヒートポンプユニットの寿命を延ばすためのメンテナンス方法をいくつか紹介します!

 

循環口の掃除

ヒートポンプのメンテナンス1つ目は、循環口の掃除です。

循環口とは、浴槽内のあるお湯が出る丸いアダプターを指します。

循環口の中には、ゴミや皮脂、不純物が付着するフィルターが付いています。

フィルターにゴミなどの不純物が付きすぎるとお湯の出が悪くなります。

お湯の出が悪くなるとエコキュートシステム全体に負荷がかかるのでヒートポンプも故障しやすくなります。

ですが、定期的に循環口の掃除をしておけばお湯の流れも良くなって貯湯タンクもヒートポンプユニットも故障しにくくなります。

 

定期的な水抜き

ヒートポンプのメンテナンス2つ目は、貯湯タンクの定期的な水抜きです。

水抜きは、エコキュートのメンテナンスの中でも1番知られているメンテナンス方法です。

エコキュートの水抜き方法は次の通りです。

*Point*

1.貯湯タンクの下に付いている脚部カバーを外す

2.給水配管に付いている止水栓を閉める

3.貯湯タンク上部にある「逃し弁」のカバーを開けて、内部にあるレバーを手前に引く

4.排水栓を開き、1分~2分程度水を出し続ける

5.排水栓を閉じて、給水配管の止水栓を開く

6.排水口から水があふれるようになったら逃し弁のレバーを戻す

定期的に水抜きすることによって、貯湯タンク内の不純物やゴミが排出されるので、貯湯タンクが綺麗に保たれますしヒートポンプユニットも正常に稼働してれます。

※止水栓や逃し弁の位置は、メーカーによって異なる可能性があります。

エコキュートの水抜き方法に関する詳しい動画はこちら⇒【誰でもすぐ出来る】エコキュートのメンテナンス頻度とその方法とは?

 

配管洗浄

ヒートポンプのメンテナンス3つ目は、配管洗浄です。

エコキュートを使用するときは、1年に何度か配管洗浄をすると貯湯タンク・ヒートポンプユニットを長持ちさせられます。

2024(令和6)年12月現在販売されているエコキュートには、浴槽のお湯を抜いた時に自動で配管を洗浄してくれる機能が付いています。以前と比べるとエコキュートと風呂を繋ぐ配管は綺麗な状態を保たれるようになりました。

ですが、入浴剤を良く使う人や毎日湯舟に浸かる人は、自動配管洗浄機能だけでは綺麗にならない可能性もありますので、ジャバなどの風呂配管専用洗剤などを使って目に見えないところや手の届かないところまで掃除してくれるのでおすすめです。

 

設置場所周辺の整備

ヒートポンプのメンテナンス4つ目は、設置場所周辺の整備です。

エコキュートを設置すると通路が通れなくなったり、設置してからそのまま放置したりするとヒートポンプが故障する原因になります。

ヒートポンプユニットはファンを稼働させて空気を集めるため、設置場所周辺に草木が生い茂っている状態や落ち葉がたくさん落ちる状態になっていると落ち葉や草、虫がヒートポンプに入り込んで基板や精密機械を故障させる原因にもなります。

特に夏場であれば草刈りをし、冬場は落ち葉を拾うなどして設置場所周辺の整備に努めましょう。

エコキュートのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒【初心者必見】エコキュートはメンテナンスが必要って本当?理由や方法を一挙公開!

 

ヒートポンプが故障しているサインとは?

「ヒートポンプの水漏れしているんだけど、修理に来て欲しいです。」という問い合わせが良くあります。

実は、ヒートポンプの水漏れは「修理が必要な場合。」と「修理の必要がない。」の2種類です。

それぞれについて詳しく説明します!

 

水漏れしていても大丈夫なケースもある

ヒートポンプユニットが水漏れしていても大丈夫なケースがあります。

実はヒートポンプユニットは、正常に稼働していても水が出ています。

エコキュートがお湯を作るときは、  ヒートポンユニットが空気を集めて熱を吸収し冷たい空気は外に排出されます。

冷たい空気が出された時に、外気も冷やされ冬場になると-10℃になることもあって多い時には、一晩10Lも排水されることがあります。

エコキュートを施工する際には、ヒートポンプに排水用のホースが取り付けられます。

取り付けられたホースは排水溝や汚水桝に流れるように施工されています。

それでも、お湯を作っている時はヒートポンプユニットを設置した周辺が濡れていることがあります。

朝方お湯を作っているときは、貯湯タンクやヒートポンプユニット周辺が濡れているのは正常な動作範囲なので時間が経てば乾くので安心してください。

ですが、時間が経っても設置場所周辺が乾かない場合は、どこからか水漏れしているので修理が必要です。

                                                                                                                                                           

こんな水漏れは要注意

ヒートポンプユニットの正常な排水とそうでない排水には見極める方法があります。

正常でない排水は次の通りです。

*Point*

・一日を通して貯湯タンクやヒートポンプユニットの周辺がずっと濡れている

・配管や繋いでいる金具から水がしみ出している

・水道のメーターが回り続けている

エコキュートが通常状態であれば、お湯を沸き上げたあとは排水しません。

ですが、沸き上げたあとも設置場所が濡れている場合は、ヒートポンプユニット本体から水漏れしているか配管や繋ぎ目の金具から水漏れしている可能性がありますので、販売店に連絡して修理依頼をしましょう。

水漏れしているがひどくなると水道局から「最近、水道を使い過ぎたりしませんか?」と連絡が入ります。

普段と変わらない水道の使い方をしていて水道局から連絡が入る場合は、エコキュート関連の水漏れが原因が高いので給水を辞めて販売店に連絡しましょう。

ヒートポンプユニット内の配管が劣化や腐食によって水漏れしている場合は、販売店では修理できないのでメーカーに連絡して修理して貰いましょう。

 

ヒートポンプの修理代金

多くの人が気になっているのが、「ヒートポンプが故障したら修理代金はどれくらいなの?」というところだと思います。

ヒートポンプユニットを修理した場合の修理代金は次の通りです。

 

内部の基盤などの交換工事

ヒートポンプユニット内には、追い炊きの時に使用される熱交換器や湯量センサー、コンプレッサー、精密機械が集まった基板など塔載されています。

ヒートポンプ内の機械や基板は、高額な物もが多いため修理代金と部品代を合わせると修理代金全体が高くなります。

故障が発生した場合は、故障箇所にもよりますが修理代金は22,000円~220,000円の費用が掛かります。

 

配管からの水漏れ

ヒートポンプユニット内の故障や不具合で多いのが、配管からの水漏れです。

お湯が出たり入ったりするため、配管とヒートポンプユニットを繋いでいる金具やパッキンも緩んできますし、パッキンは劣化で固くなって割れて水漏れが起きることもあります。

また、凍結などで配管が破損してその箇所から水漏れが起きることもあります。

ヒートポンプユニットと配管や金具などからの水漏れの修理代金は11,000円~22,000円、配管そのものを交換する場合は55,000円~77,000円の修理費用が掛かります。

 

ヒートポンプのみを交換する

修理箇所が複数あるとか使用年数が古い場合は、ヒートポンプユニットだけを交換することもあります。

ですが2024(令和6)年12月現在、交換用ヒートポンプユニットを販売しているのがダイキンのみです。

意外に交換用ヒートポンプユニットは割高に設定されていて 工事代金を合わせると一般地用370Lで250,000円、460Lで400,000円の費用が掛かります。

ヒートポンプユニットを交換すれば問題は解決しますが、貯湯タンクは古いままなので故障した場合はシステムごと交換しなければならないというデメリットがあるので、ヒートポンプユニットだけの交換はタイミングが難しいと言えます。

 

使用年数によっては新しいエコキュートにしたほうがお得

エコキュートの貯湯タンクの寿命は使用頻度や設置場所によって異なりますが10年~15年に対して、ヒートポンプユニットの寿命は7年~10年と言われています。

そのため、一般的にはヒートポンプユニットの方が故障して早く壊れてしまうケースが多いです。

先述したようにヒートポンプユニットのみを交換するだけでも費用が掛かります。また、ヒートポンプユニットを交換しても貯湯タンクは古いままなので、貯湯タンクが故障してしまうと、ヒートポンプのユニットを交換して数か月~1・2年であっても新しいエコキュートに交換しなければなりません。

そうなると高額な出費になってしまうので、エコキュートを設置して8年~10年でヒートポンプユニットが故障した場合は、本体ごと交換したほうが経済的なメリットも大きいです。

設置して古くなってきた場合は、修理やヒートポンプユニットを交換する場合はエコキュートの買い替えをおすすめします。

エコキュートの寿命に関する詳しい記事はこちら⇒寿命は何年!?少しでも寿命を伸ばすための方法を詳しく解説!

 

まとめ

今回は、ヒートポンプユニットの故障についてお話しさせて頂きました。

エコの王様に問い合わせ頂くなかでもヒートポンプに関する故障の話を良く聞きます。

ヒートポンプユニットは、空気を集めて熱を吸収したり圧縮した熱を使ってお湯を作ったりするなど、貯湯タンクより作業量が多いため故障が多いのも事実です。

ですが、なかには修理をしなくてもいいケースと修理が必要なケースがあります。また、修理が必要になった場合でも修理代金に22,000円~330,000円程度の費用掛かります。

2024(令和6)年12月現在、ヒートポンプユニットのみを交換できますが、設置年数よってはエコキュート自体を新しくしたほうがお得になるケースも多いです。

エコの王様では、各メーカーのエコキュートを取り扱っておりますし、無償で10年間の商品保証と工事保証を付けておりますし、2年に1度程度の周期で定期点検にもお伺いさせて頂いておりますので、皆様から安心してお使い頂けると好評頂いております。。

エコキュートの交換やアフターケアーを心配している人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

オール電化太陽光発電蓄電池の専門スタッフが24時間対応いたします!

この記事を書いた人: 清家 和馬
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