【最新版】今年はエコキュートが安く買える!? 使える補助金を一挙公開!
2024/07/09
「今年もエコキュートの補助金があるって聞いたけど本当?」、「○○のエコキュートを購入したいけど補助金の金額はいくらですか?」など、今年に入って補助金を使ってエコキュートを購入したいという問い合わせが増えています。
今年度の補助金は、昨年度よりも金額も上がりグレードアップしました。
今回は、補助金の詳細や、各メーカーの補助金額、申請方法について詳しく説明します!
目次
エコキュートの交換費用の相場はどれくらい?
はじめてエコキュートからエコキュートへの交換やガスなどをはじめとする各給湯器に交換する人たちから費用がいくら掛かるかが気になっていると思います。
メーカーや容量、タンク形状・グレードによって違いはありますが、40万円~70万円程度の交換費用が掛かります。
※工事内容や設置場所、地域によっても金額は変わります。
※税込価格で表記しています。
国の補助金
2024(令和6)年現在、国から出されているエコキュートの補助金は、「給湯省エネ2024事業」と「子育てエコホーム支援事業」の2つがあります。
それぞれの補助金について詳しく説明します。
給湯省エネ2024事業
給湯省エネ2024事業は経済産業省が出している補助金です。
金額は昨年度の補助額は、一律5万円だったのに対して今年度は8万円・10万円・12万円・13万円が補助金額になっています。
この金額は、エコキュートの性能・リモコンによって変わりますし、電気温水器からの交換であれば基本の補助金にプラスして5万円が加算されます。
給湯省エネ2024事業では、最大で18万円の補助が受られます。
例えば50万円のエコキュートを18万円の補助金を使って購入したとすると、実質負担は32万円で済みます。
3月29日から申請が開始されていますが、7月6日現在38%(約217億円)まで執行されています。
また、電気温水器撤去加算は予算の50%(20億円)まで執行されていますので、電気温水器からエコキュートへの交換を検討している人は早く行動することをおすすめします。
給湯省エネ2024事業の詳細は次の通りです。
<年間保温効率>
<給湯省エネ2024事業予算執行状況>
2023年度の補助金に関する詳しい記事はこちら⇒2023年のエコキュート補助金はいつから?金額や国・エリアの制度について
参考資料:給湯省エネ2024事業HP
参考資料:三菱エコキュートHP
※今年度の補助金対象になる機種は、年間保温効率が3.5以上の機種です。
子育てエコホーム支援事業
子育てエコホーム支援事業は、国土交通省が出している補助金です。
子育てエコホーム支援事業は、給湯省エネ2024事業とは違い、2024(令和6)年現在販売されているエコキュートであれば補助対象機種になります。
「小さな子どもがいないとダメなのではないか。」と感じている人も多いはずです。
小さな子どもが居なくても今住んでいる自宅をリフォームするのであれば、補助を受けられます。
「じゃあほとんどのエコキュートが対象だしこの補助金がいいんじゃない?」
確かに基準がないため設置しやすさはありますが、その他の条件があります。
子育てエコホーム支援事業を活用する場合は、「補助金の合計額が5万円以上」にならないと補助されません。
この補助金は、給湯省エネ2024とは違いさまざまなリフォーム工事が対象になるため、各項目に補助金額が定められています。
各項目のリフォーム工事の補助額は次の通りです。
組み合わせて補助金が貰えるので、エコキュートの設置以外に何か他のリフォームを検討している人におすすめです。
<子どもエコ住まい支援事業予算執行状況>
※給湯省エネ2024事業でエコキュートを申請した場合は、子どもエコ住まい支援事業では申請できません。
参考資料:子どもエコ住まい支援事業HP
地方自治体の補助金
お住まいの自治体によっては、独自で補助金を出している可能性もあります。
自治体の補助金は、給湯省エネ2024事業や子どもエコ住まい支援事業と併用して使えるので、多くの補助を受けられます。
エコの王様の対応エリアでエコキュートの補助金を出している自治体をいくつか紹介します。
今回紹介した自治体以外にもエコキュートの補助金を出しているところありますので、HPで確認したり問い合わせてみると良いでしょう。
参考資料:泉佐野市HP
参考資料:加東市HP
参考資料:井原市HP
各メーカーのエコキュートの補助金額
エコの王様にお問い合わせ内容として多いのが、「自分たちが欲しいエコキュートの補助金額が知りたい。」です。
各エコキュートのメーカーによって補助金額は違います。
エコの王様で人気機種の補助金額を教えます。
三菱
三菱は、全エコキュートメーカーで最も補助金額が多いメーカーです。
タンクの年間保温効率が3.5以上の機種がほとんどで8万円の補助を受けられます。
これにリモコンを無線LANアダプター付リモコン(RMCB-F6SE-T)に変更すれば+5万円で合計で13万円の補助を受けられます。
主要補助金対象機種と金額は次の通りです。
・SRT-S376 年間保温効率3.8 補助額リモコン変更時13万円 電気温水器撤去加算5万円 最大18万円
・SRT-S376U 年間保温効率3.8 補助額リモコン変更時13万円 電気温水器撤去加算5万円 最大18万円
・SRT-S466 年間保温効率3.8 補助額リモコン変更時13万円 電気温水器撤去加算5万円 最大18万円
・SRT-S466U 年間保温効率3.8 補助額リモコン変更時13万円 電気温水器撤去加算5万円 最大18万円
・SRT-S556 年間保温効率3.0 補助額リモコン変更時10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・SRT-S556U 年間保温効率3.0 補助額リモコン変更時10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・SRT-S436UZ(薄型)年間保温効率3.0 補助額リモコン変更時10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・SRT-S376UZ(薄型)年間保温効率3.0 補助額リモコン変更時10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
三菱エコキュートの商品ページはこちら⇒三菱エコキュート 商品ラインナップ
ダイキン
ダイキンは、標準でリモコンに無線LANアダプター付になっているので補助金額は一律で10万円です。
この他にダイキンは、他のメーカーとは違い給湯専用でも補助金が出るのが特徴の1つです。
ダイキンの補助金対象機種と補助額は次の通りです。
・EQX37XFV 年間保温効率3.6 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・EQX46XFV 年間保温効率3.5 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・EQX46XFTV (薄型) 年間保温効率3.0 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・EQX37XFTV(薄型) 年間保温効率3.0 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・EQX37XV(給湯専用)年間保温効率3.6 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・EQX46XV(給湯専用)年間保温効率3.5 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
ダイキンの商品ページはこちら⇒ダイキンエコキュート商品ラインナップ
※給湯専用とは、蛇口からお湯を出すだけのシンプルなタイプのエコキュートを指します。
Panasonic(パナソニック)
Panasonicは、どのメーカーよりも補助金対象機種が多いですし、リモコンに無線LANアダプターが標準で付いていますので10万円の補助が受けられます。
また、シリーズによっては、補助金を最大で18万円まで補助されます。
そのため、Panasonicのエコキュートの導入を検討されている人は、どの機種が対象機種かを販売店に確認しましょう。
Panasonicの補助金対象機種と補助額は次の通りです。(今回はエコの王様で人気がある機種で紹介)
HE-J37LQS 年間保温効率3.6 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
HE-J46LQS 年間保温効率3.5 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
HE-JU37LQS 年間保温効率3.6 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
HE-WU37LQS(薄型) 年間保温効率3.0 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
HE-WU46LQS(薄型) 年間保温効率3.0 補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
Panasonicエコキュートの商品ページはこちら⇒panasonicエコキュート商品ラインナップ
日立
日立は、年間保温効率が3.5と3.5以上の商品があるため、補助金額はバラバラです。
また、無線LAN付リモコンがないため、別途無線LANアダプターを購入する必要があったのですが、2024(令和6)年6月シリーズからは、無線LANアダプターのリモコンも販売されているので補助を受けやすくなりました。
日立の補助金対象機種と補助金額です。
・BHP-F37WD 年間保温効率3.5 リモコン変更時補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・BHP-F46WD 年間保温効率3.5 リモコン変更時補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・BHP-FV37WD 年間保温効率4.2 リモコン変更時補助額13万円 電気温水器撤去加算5万円 最大18万円
・BHP-FV46WD 年間保温効率4.1 リモコン変更時補助額13万円 電気温水器撤去加算5万円 最大18万円
・BHP-FS37WH(薄型) 年間保温効率3.0 リモコン変更時補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
・BHP-FS46WH(薄型) 年間保温効率3.0 リモコン変更時補助額10万円 電気温水器撤去加算5万円 最大15万円
日立エコキュートの商品ページはこちら⇒日立エコキュート商品ラインナップ
補助金の申請方法
申請方法をお教えする前に、今年度のエコキュート補助金は、購入者が申請するのではなく「給湯省エネ事業者(販売店)」が申請します。
そのため、工事前に販売店が給湯省エネ事業者に登録しているかを確認しておく必要があります。
事業者登録をしていない販売店から購入すると補助金を受給できませんので注意しましょう。
昨年度の補助金の支払い方法は、「購入者の指定口座に直接振込。」か「販売店が補助金分を差し引いて販売する。」のどちらかでした。
今年度も同じ方法でありますが、補助金の全てに販売店に振り込まれます。
購入する際はあらかじめ、「指定口座に振込。」か「販売店が補助金分を差し引いて販売しているか。」どうかを確認しましょう。
エコの王様では、お客様の口座に振り込むまでの時間が掛かるためあらかじめ補助金を差し引いて販売しています。
申請方法は次の通りです。
1.工事契約をする(工事日が2023年11月2日以降)
2.販売店が申請
3.審査
4.交付決定
5.購入者の指定口座もしくは販売店に振込