【初心者必見】エコキュートはメンテナンスが必要って本当?理由や方法を一挙公開!
2024/09/21
「エコキュートってメンテナンスがいるって聞いたけど本当ですか?」、「どこをどんな感じでメンテナンスすればいいですか?」、「自分でメンテナンスする方法を教えて下さい。」などエコキュートのメンテナンスに関する問い合わせが増えています。
エコキュートのメンテナンスをしないと故障や寿命を縮める原因になったり、エネルギー効率が悪くなったりします。
そこで今回は、エコキュートのメンテナンスが必要な理由や自分でできるメンテナンス方法について詳しく説明します!
目次
エコキュートのメンテナンスが必要な理由とは?
多くのお客様から「エコキュートってメンテナンスが居るって聞くけど本当?」と良く聞かれます。
エコの王様では、「エコキュートのメンテナンスは必要です。」と答えています。
では、なぜメンテナンスが必要かをみなさんはご存知でしょう?
エコキュートのメンテナンスが必要な理由は全部で3つあるので紹介します。
故障や寿命を縮める原因になる
エコキュートの寿命は、設置場所や使用頻度よって異なりますが、10年~15年程度と言われています。
メンテナンスを怠ると水道内の不純物や湯アカなどが原因で、エラーが発生したり貯湯タンクやヒートポンプユニットの故障したりします。
直せる修理だった場合もまだ良いかもしれませんが、エコキュート自体を交換しなければならない故障に発展した場合は、新たに400,000円~800,000円程度の費用が掛かりますし、修理するだけでも箇所にもよりますが交通費と部品代、技術代(修理代)を合わせると55,000円~220,000円程度可能性もあります。
そのため、余分な費用を抑えるためにもメンテナンスは必要です。
エコキュートの寿命に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの寿命は何年!?少しでも寿命を伸ばすための方法を詳しく解説!
※税込価格で表記しています。
電気代が高くなる
みなさん今までエアコンのフィルター掃除をしたことはありますか?
メンテナンス(掃除)をしないとホコリなどフィルターについて真っ白になっていてその状態でエアコンを使うと、設定温度を上げたり下げたりしても思っている以上に冷なかったり暖かくならなかったりした経験はありませんか?
時には、電気代が上がっているというケースもあります。
これはエアコンに限ったことではなく、エコキュートにも同様なことが言えます。
エコキュートの場合だとお湯を作るときのエネルギー効率が悪くなって電気代が上がる可能性もあります。
電気代が上がるだけでなく貯湯タンク内の故障に繋がる可能性もあります。
エコキュートの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートのメリット・デメリットとは?仕組みやおすすめを紹介!
お湯が不衛生になる
エコキュートは、電気代の安い深夜電力で湯を沸かしておいて貯湯タンクに貯めて使う貯湯タンク式の給湯器です。
そのため、貯湯タンク内を定期にメンテナンスをしないと不衛生なり、お湯から異臭がしたり汚れが浮いたりする事案がエコの王様にも相談が来ています。
定期的に貯湯タンク内の水抜きを行うことによって汚れが湯アカ、水道内の不純物を流せるのでお湯を綺麗に保つことが出来ます。
※日立以外のエコキュートは、きれいになったとしても貯湯タンク内のお湯を飲むことはメーカーからも推奨されていません。
自分でできるメンテナンス方法
エコの王様への問い合わせでも「自分ででできるエコキュートのメンテナンス方法を教えて下さい。」というのが多いです。
今回は自宅でできるエコキュートのメンテナンス方法を6つ紹介します!
水抜き
エコキュートのメンテナンス方法で最も簡単なのが「水抜き」です。
水抜きとは、貯湯タンク内のお湯を少し抜くことです。
水抜きをすることによって汚れや湯アカ、不純物を排出することができるので貯湯タンク内を綺麗に保てます。
配管の清掃
配管掃除は、配管内の詰まりを無くして貯湯タンク内に汚れや不純物を戻さないためにも非常に重要です。
2024(令和6)年現在、販売されている各メーカーのエコキュートには、浴槽内のお湯を抜いた時に自動で配管を洗浄してくれる機能が搭載されていることが多いです。
以前と比べると掃除時間は短くなりましたが、完全に綺麗になった訳ではありません。
自動配管洗浄だけでなく、定期的にジャバなどを使って配管を掃除することをおすすめします。
エコキュートとジャバに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートをジャバで洗浄できるのって本当?お風呂をキレイにするためには
漏電遮断機の点検
漏電遮断器とはエコキュートの貯湯タンクに付いているブレーカーです。
漏電遮断器は、電気のトラブルがあった時に自動でエコキュートの電源を落とす働きをします。
正常に動作することによって自宅内からエコキュート、エコキュートから自宅内への電気を逆流を防げるため、他の電化製品への影響を抑えてくれます。
漏電遮断器の点検方法は次の通りです。
1 貯湯タンクに付いている漏電遮断器の「テストボタン」を押す
2 テストボタンを押してスイッチが「ON」から「OFF」に切り替われば問題無し
<〇印が漏電遮断器の設置位置>
浴槽フィルター(循環口)の掃除
浴槽フィルターは、浴槽内のお湯が出る丸いアダプターを指します。
浴槽フィルターが目詰まりなどを起こすとお湯のでが悪くなり、エコキュートのリモコンにエラーが表示されるようになります。
そのため、定期的にアダプターを取り外して浴槽フィルターをブラシや手で汚れを綺麗に落とすようにしましょう!
<浴槽アダプター>
リモコンの清掃
リモコンは常に屋内にあるためそこまでメンテナンスをする必要はありませんが、台所リモコン周辺のホコリ取りは重要です。
ホコリが溜まるとリモコン線に当たって火事になったり、ショートさせてしまう原因になりますので注意しながら掃除するようにしましょう。
ヒートポンプ周辺の掃除
ヒートポンプユニットは、エコキュートのなかでも重要な機械です。
ヒートポンプユニットは、空気中の熱を集めて圧縮しお湯を作る機械であって形状はエアコンの室外機と同じです。
周辺に草や花などがあると何かの拍子でヒートポンプユニットの中に吸い込まれてしまうと故障の原因になります。
そのため、定期的にヒートポンプユニット周辺の掃除をおすすめします。
メンテナンスを専門業者に頼むとどれくらい掛かるの?
エコキュートのメンテナンスを自分でする方法と専門業者に依頼する2種類があります。
「自分でするのは忘れてしまう。」や「面倒くさい。」と思っている人は、専門業者に依頼することをおすすめします。
では、ここで気になるのが「いったいいくら掛かるの?」だと思います。
専門業者に頼む場合に掛かる費用は、11,000円~22,000円が相場ですが、配管やパッキンなどの交換・修理が必要になった場合は別途費用が必要です。
エコの王様では、購入頂いたお客様に関しましては、2年~3年程度周期で「安心の定期メンテナンス」を無料で行っております。
その間であれば修理が必要になった場合も無償で行いますので、アフターフォローを気にされている人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい。
水抜き方法を紹介!
さてここで、自宅でできるメンテナンス方法のなかで水抜きの方法を実際にお教えしたいと思います。
今回は、エコの王様でも人気の三菱エコキュートを例に紹介します!
1 エコキュートの電源をOFFにする
2 脚部カバーが付いている場合は、脚部カバーを外す
3 給水配管用専用止水栓を閉じる
4 逃し弁操作窓を開けて、逃し弁のレバーを手前に起こす
5 排水栓を約1分~2分程度開ける
6 給水配管専用止水栓を開ける
7 排水口から水が出れば成功
三菱以外のメーカーも基本的には水抜きの方法は同じです。
エコキュートを長持ちさせるためにも水抜きを年に2回~3回程度行ってみましょう。
<水抜き方法>
参考資料:三菱エコキュートデジタル説明書
まとめ
今回は、エコキュートのメンテナンスは必要なのかどうかについてお話しさせて頂きました。
エコキュートは給湯器であることからメンテナンスをしていない人が多いのが現実です。
ですが、定期的にメンテナンスや掃除をすることによって寿命を伸ばしたり気持ちよく入浴やシャワーの時間を過ごせます。
エコの王様では、各メーカーのエコキュートを取り扱っているだけでなく、インターネット販売店では唯一「無償メンテナンス」を設置して頂いている間は、定期的にお伺いさせて頂いておりますので、どのお客様からもご好評頂いております。
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