【2024年最新版】エコキュート5大メーカーの特徴を徹底比較!
2024/07/20
「エコキュートの交換をしたいけどメーカーが多過ぎてどれ良いかが分からない。」や「各メーカーの特徴を教えて下さい。」、「おすすめ機種を教えて下さい。」といった問い合わせを毎日のように頂きます。
エコキュートと言っても同じ容量であったとしても何十種類もありますし、メーカーによって特徴もさまざまです。
そこで今回は、エコキュート5大メーカー別の特徴とエコの王様がおすすめするエコキュートをランキング形式で紹介します!
エコキュートを販売しているメーカーはどこがあるの?
2024(令和6)年7月現在、エコキュートを販売しているメーカーは、「三菱電機」、「Panasonic(パナソニック)」、「ダイキン」、「日立」、「コロナ」の5社です。
東芝も販売していましたが、2024年3月31日の製造を最後にエコキュート事業から撤退しています。
どのメーカーもさまざま容量、特徴があって一概に「どのメーカーが一番いい。」とは言えないのが現状です。
設置地域・家族人数・購入者の希望・設置場所によって、設置するエコキュートが変わります。
壊れやすいエコキュートメーカーはある?
問い合わせ頂くなかで多い内容が「○○のエコキュートは、壊れやすいって聞くからあんまり購入したくないのですがどうですか?」です。
ひと昔前は、「壊れやすい。」、「壊れにくい。」があったようですが、2024(令和6)年7月現在販売しているメーカーは、エコキュート以外の電化製品でも有名な企業ばかりなので、品質管理もしっかりとされているため、どのメーカーが壊れやすいといったことはありませんのご安心ください。
今は使用頻度や設置環境、使用年数で故障するかしないかを考えた方が良いでしょう。
エコキュートのメーカー別の故障しやすさに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートが壊れやすいメーカーは?壊れる原因や時期について解説!
プロが教えるエコキュート5大メーカーの特徴
エコキュートと言ってもメーカーによって、容量や水圧などさまざまな特徴があります。
そこで、経験豊富なエコの王様のアドバイザーがエコキュートの5大メーカーの特徴を詳しく説明します!
三菱
三菱はPanasonicと並んでエコキュートのシェア率で日本トップを誇ります。
2023(令和5)年1月に新しい型番に変わって値段が上がり、同じ年の8月に再値上げをしたので人気が無くなるのかと思っていましたが、問い合わせを頂いた時は、「三菱のエコキュートはどうですか?」や「三菱の在庫はありますか?」など人気は落ちていません。
三菱が人気の理由は、「価格」と「衛生面に配慮した機能」です。
定価を見ると高く見えますが、実際の販売価格は約3万円~約4万円三菱の方が安いです。
価格だけでは三菱エコキュートは、「衛生面に配慮した機能。」が付いています。
2020(令和2)年にエコキュート業界では初めてとなる、出湯するお湯に雑菌の増殖を抑える効果がある深紫外線を当たる「キラリユキープ」を塔載した機種を販売しました。
また、お湯を抜いた時に強力なマイクロバブルを発生させて配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」も搭載しました。
衛生面に配慮した機能を搭載した結果、主婦から人気を集めました。
2023年にモデルを販売した時にキラリユキープをさらに強化した「キラリユキープPlus」を塔載しました。
機能だけでなく、今年度のエコキュート補助金である「給湯省エネ2024事業」においてもどのメーカーよりも補助額が高くなっているのも人気の理由です。
<キラリユキープPLUS>
<バブルおそうじ>
エコキュートの補助金に関する詳しい記事はこちら⇒【最新版】今年はエコキュートが安く買える!? 使える補助金を一挙公開!
参考資料:三菱エコキュートカタログ
Panasonic(パナソニック)
Panasonicは、三菱と並んでエコキュートの販売シェア率トップを誇る世界的な電機メーカーです。
新築時や大規模リフォームをしたときPanasonic製のエコキュートなどを設置しているイメージがあります。
Panasonicエコキュート最大の特徴は、商品ラインナップが豊富にあることです。
同じ容量・同じ水圧の商品でも多くの種類があって、各種補助金にも対応していますし価格帯も高級なグレードからリーズナブルなグレードまであります。
価格帯、エコキュートの種類も豊富にあるため各家庭のニーズにあった製品を選べるのが良いですよね。
高級グレードになると水圧が1.2倍高くなる「パワフル高圧」になっていますので、今までよりも快適シャワーを使えます。
リモコンに無線LANアダプターが付いているので、家庭用太陽光発電システムの余剰電力を使って、夜間ではなく昼間にお湯を沸かせる「ソーラーチャージ機能」も付いているので、家庭用太陽光発電システムとの相性も非常に良いです。
2024年現在、床暖房対応エコキュートを数少ないメーカーでもありますので、床暖房対応エコキュートの交換を検討されている人にもおすすめです。
<パワフル高圧>
<ソーラーチャージ>
引用画像:PanasonicエコキュートHP
ダイキン
ダイキンは三菱やPanasonicと比較すると、販売シェアは落ちますが根強い人気を持っているメーカーです。
ダイキン最大の特徴は、「水圧」です。
「パワフル高圧」が付いている最も高いグレードでは、シャワーの水圧が「320Kpa(キロパスカル)」あるため、今までシャワーの水圧に不満があった人にもおすすめです。
2022(令和4)年のモデルチェンジの際に、紫外線を当ててお湯を綺麗に保つ「ゆめぴかUV」が搭載されました。
ダイキンエコキュートのリモコンには、標準で無線LANアダプターが付いているので、家庭用太陽光発電システムの余剰電力を使ってお湯を沸かせますので経済的です。
オプション品にはなりますが、ウルトラファインバブルアダプターを付ければ泡浴を楽しめます。
<おゆぴかUV>
<ウルトラファインバブル>
引用画像:ダイキンエコキュートHP
日立
日立は他のメーカーと違う点が1つあります。
その違いとは、「水道直圧給湯方式」を採用していることです。
日立以外のエコキュートは、90℃に保温されたお湯を水道水と混ぜて出湯するのに対して、日立は独自の内部構造していてガス給湯器と同じ方法を用いて水道水を直接温めて出湯します。
水道直圧給湯方式で出湯されるためどのメーカーよりも水圧が高いです。
そのため、蛇口から出たお湯を直接飲めるのは日立だけです。
この1年~2年の間は、納品されるまでに時間が掛かっていましたが、商品ラインナップを減らして実用性の高い商品のみを生産するようになったことで供給が安定してきました。
日本で唯一「井戸水対応」のエコキュートを販売しているメーカーでもありますので、さまざまな住宅環境に設置可能です。
<日立以外のエコキュートの仕組み>
<水道直圧給湯方式の仕組み>
画像引用:中国電力HP
画像引用:日立エコキュートHP
コロナ
コロナは、デンソーの技術を基に2001(平成13)年に世界ではじめて、住宅用エコキュートを販売したエコキュートのパイオニア的メーカーです。
今の環境に配慮した機能や入浴時間を快適に過ごせる機能が数多く搭載されています。
一番グレードが高いプレミアムエコキュートには、お湯を効率よく「つくる」、「ためる」、「使う」という3つの技術を融合させた「ES制御」と呼ばれるコロナ独自の技術が詰め込まれています。
運転モードも「使いきり」、「おまかせ省エネ」、「おまかせ」、「満タン」の中から選ぶことができるため、各家庭のライフスタイルに合わせて設定が可能です。
また、Panasonicと同様に床暖房対応エコキュートを販売しているメーカーでもありますので、床暖房対応エコキュートを検討されている人にもおすすめです。
<ES制御>
<運転モード>
引用画像:コロナエコキュートHP
おすすめエコキュートランキング
エコの王様にも毎日エコキュートに関する問い合わせを頂いております。
そのなかでやはり多いのが「おすすめのエコキュートはなんですか?」という内容です。
そこで今回、エコの王様で人気があるエコキュートを5機種と今年度の補助金額と合わせて紹介します!
第5位 ダイキンエコキュート 「EQX37XFTV」「EQX46XFTV」
ダイキン薄型エコキュートが第5位にランクインしました。
今までは、三菱一択というところもあったのですが、2024年に入ってダイキン薄型エコキュートの販売も増えてきました。
人気の理由は、「水圧」、「ウルトラファインバブルアダプターを付けて泡浴を楽しみたい。」、「補助金の額が高いから。」といったところからです。
薄型になると水圧が弱くなることもありますが、ダイキン薄型エコキュートは角型と同じ320KPa人ありますし、今年度のエコキュートを購入する際の補助金も10万円ということもあって人気が集まっています。
ダイキン薄型エコキュートの補助金詳細はこちらです。
※画像はEQX46XFTV
EQX37XFTVの商品ページはこちら⇒ダイキンエコキュート EQX37XFTV
EQX46XFTVの商品ページはこちら⇒ダイキンエコキュートEQX46XFTV
第4位 三菱エコキュート 「SRT-S376UZ」「SRT-S436UZ」
第4位は人気メーカーである三菱薄型エコキュートがランクインしました!
薄型は角型と比べると、「機能が落ちる。」や「水圧が弱くなる。」といったことが他メーカーでは多いです。
ですが、三菱薄型エコキュートは「キラリユキープPLUS」や「バブルおそうじ」といった機能も標準搭載されています。
他メーカーの薄型エコキュートも補助金対象機種になっていますが、その中でも三菱は補助金額が最も高い10万円です。
今から薄型エコキュートの交換や導入を検討している人は、三菱も候補に入れておくと良いでしょう。
三菱薄型エコキュートの詳細は次の通りです。
※画像はSRT-S436UZ
SRT-S376UZの商品ページはこちら⇒三菱電機 エコキュート SRT-S376UZ
SRT-S436UZの商品ページはこちら⇒三菱電機エコキュート SRT-S436UZ
第3位 ダイキンエコキュート 「EQX37XFV」「EQX46XFV」
第3位は薄型に続きダイキン角型エコキュートがランクインしました!
ダイキンエコキュートといえば「EQX37XFV」と「EQX46XFV」と言われるほど角型が有名です。
同じ性能で「EQ37XFV」と「EQX46XFV」が販売されていますが、補助金が貰えることもあって今では「Xシリーズ」に人気が集まっています。
そういったこともあって2024(令和6)年3月29日の発注をもって、「EQ37XFV」、「EQX46XFV」は終売になりました。
薄型と同様にシャワーの水圧が最大320kpaまで出せるので、今までシャワーの水圧が物足らなかった人やお湯張りの時間が短縮したい人はダイキンの角型エコキュート検討して見るのも良いでしょう。
ダイキン角型エコキュートの詳細は次の通りです。
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※画像はEQX46XFV
EQX37XFVの商品ページはこちら⇒ダイキンエコキュートEQX37XFV
EQX46XFVの商品ページはこちら⇒ダイキンエコキュートEQX46XFV
第2位 日立エコキュート 「BHP-F37WD」「BHP-F46WD」
第2位は昨年と変わらず日立エコキュートがランクインしました。
日立最大の特徴は、「水道直圧給湯」です。
ガス給湯器と同じように水道水を直接温めて出湯するため、エコキュート特有の「水圧が弱い。」というデメリットは、日立のエコキュートを導入すれば即時解決します。
また、エコキュートを購入する上でみなさんが一番気になっている「価格」の面でも他のメーカーよりも安いですし、納期も以前と比べると安定してきました。
補助金も8万円出ますのでより安価で購入できます。
「水圧。」と「価格。」を重視するのであれば日立をおすすめします。
日立エコキュートの詳細は次の通りです。
※画像はBHP-F46WD
BHP-F37WDの商品ページはこちら⇒日立エコキュートBHP-F37WD
BHP-F46WDの商品ページはこちら⇒日立エコキュートBHP-F46WD
第1位 三菱エコキュート 「SRT-S376」「SRT-S466」
お待たせしました!堂々の第一位は、三菱エコキュートです!
この「S○○○」シリーズは、販売された頃から人気がある超有名機種です。
三菱エコキュートが売れている理由としては、「年間保温効率が高く、導入すれば毎月の電気代が抑えらる可能性が高い。」、「性能が高いのに設置費用が他のメーカーと比べて安い。」、「バブルおそうじ」や「キラリユキープPLUSなど衛生面に配慮した機能が嬉しい。」といったところです。
今回のシリーズからはリモコンも「無線LANアダプター付」もしくは「無線LANアダプターなし」を選べるようなりました。
無線LANアダプター付にすれば専用アプリを通して、「遠隔湯張り」、「お湯の使用量の確認」ができますし、家庭用太陽光発電システムの余剰電力を使っての沸き増しも可能です。
三菱エコキュートは、今年度の補助金対象機種の中でも最も金額が高く、その金額はなんと13万円です。
「高性能で費用を抑えたい。」と考えている人は三菱エコキュートを第一候補にすると良いでしょう。
三菱エコキュートの詳細は次の通りです。
※画像は、SRT-S466
SRT-S376の商品ページはこちら⇒三菱電機エコキュートSRT-S376
SRT-S466の商品ページはこちら⇒三菱電機エコキュートSRT-S466
まとめ
今回は、5大エコキュートメーカー別の特徴やエコの王様で売れているエコキュートをランキング形式でお話しさせて頂きました。
エコキュートと言ってもメーカーによってお同じ容量だったとしても性能が違ったり販売価格が違ったりします。
「ネットで見てもどのメーカーのどれが良いかが分からない。」と良く問い合わせを頂きます。
自分で調べるのには限界があります。
分からないことは専門アドバイザーに任せるのが一番です!
エコの王様では、各メーカーのエコキュートを取り扱っておりますし、補助金申請販売店として登録しております。
エコキュートの交換やこれからエコキュートの導入を検討されている人は、経験豊富なエコの王様に問い合わせ下さい!
各家庭にあったエコキュートを提案させて頂きます。
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