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【エコキュート初心者必見】エコキュートって追い炊きできるの?仕組みやメリット・デメリットを紹介!

2024/12/09

冬場に入り、多くのお客様から「エコキュートって追い炊きできるの?」、「エコキュートの追い炊きのメリット・デメリットが知りたい。」、「エコキュートの追い炊きしても温かくならないのはなぜですか?」などエコキュートの追い炊きに関する問い合わせが増えています。

冬場は他の季節と比べると浴槽内のお湯の温度が下がりやすくなります。

そのため、エコキュートを使っている人も追い炊きして温かいお風呂に入ろうと考えています。

今回は、「エコキュートで追い炊きはできるのか。」や「エコキュートの追い炊きするメリット・デメリット。」、「エコキュートで追い炊きしてもお湯が温かくならない理由。」について詳しく説明します!

 

そもそもエコキュートって何?

エコキュートとは正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」と呼ばれており、電子部品メーカーであるデンソー(DENSO)が開発した技術をもとに給湯器メーカーであるコロナが、2001(平成13年)に家庭用エコキュートとして販売された給湯器を指します。

大気中の熱を集めるヒートポンプユニットと温められたお湯を貯めておく貯湯タンクから成り立っています。

ヒートポンプユニットは、熱を集めるだけでなく集めた熱を二酸化炭素などが使われた「冷媒」と呼ばれる物に伝えます。

冷媒に伝えられた熱はさらに高温になり、それを圧縮機で圧縮してその熱を使ったお湯を作ります。

空気を圧縮してお湯を作るまでの「1」の電気で「3」の熱エネルギーを作り出せるため電気温水器よりも電気代を3分の1に抑えられるようになりましたし、ガスや灯油から交換した自宅でも電気代とガス代合わせて約3割~約4割程度安くできる可能性が高いため、多くの家庭で普及しました。

2023(令和5)年8月には、総出荷台数が900万台を超えるなどこれからも普及する可能性が高い省エネ性能給湯器と言えます。

<エコキュートの仕組み>

 

<エコキュート出荷台数の推移>

コロナエコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】コロナエコキュートの特徴とは?評判やおすすめを紹介!

引用画像:ダイキン工業株式会社HP

参考資料:一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターHP

 

エコキュートって追い炊きできるの?

     

「エコキュートって追い炊きできるの?」ってよく聞かれますが、その答えはフルオートタイプであればエコキュートは追い炊きできます。

そもそも追い炊き機能とは、ぬるくなったお湯を電気やガス・灯油を使ってをある一定温度まで上がる機能を指します。

追い炊き機能を使うと水道を使わずに温度を上げられるので水道代が節約できます。

エコキュートの給湯性能に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの選び方!後悔しないためのポイントを徹底解説!

 

エコキュートの追い炊き・高温たし湯・保温の違いとは?

フルオートタイプのエコキュートには、「追い炊き」・「高温たし湯」・「保温」の3種類が標準装備として付いています。

それぞれの特徴について説明します!

 

追い炊き

エコキュートの追い炊き機能は、ぬるくなった浴槽内のお湯を風呂配管を通して貯湯タンク内に戻し、熱交換器を利用して再び温めて風呂配管を通して浴槽内に戻す仕組みです。

「じゃあ浴槽内のお湯と貯湯タンク内のお湯が混ざるのではないか。」と考える人も居るはずですが、貯湯タンクには逆流する仕組みはないのでお湯が混ざることはありませんの安心してください。

エコキュートの場合は、お湯を循環して追い炊きするので、水道代はほとんど掛かりません。

追い炊きする時に貯湯タンク内の「熱」を使うので、貯湯タンク内のお湯残量は少なくなります。

少しぬるくなったお湯を温め直すのであれば追い炊き機能は便利ですが、水に近いような温度で追い炊きを使えば熱を大量に使うため効率が悪いですし、最悪の場合雪切れしてしまう可能性があります。

長時間追い炊きする時は、貯湯タンクの目盛りを確認してからするようにしましょう。

 

高温たし湯

高温たし湯は、貯湯タンク内から90℃のお湯を出して追い炊きよりも早く浴槽内のお湯を温められます。

家族人数が多くて徐々に浴槽内のお湯の温度が下がっていく場合は、追い炊きするよりも高温たし湯をするほうが効率的です。

追い炊きとは違い高温たし湯は、貯湯タンク内のお湯を使うため沸き増しする時に水道代が掛かるデメリットがあります。

 

保温

保温機能は、お湯張りしたあとに時間が経ってもお湯が冷めにくくするために、あらかじめ決めきられた温度に保ってくれる機能です。

一定温度に保つために保温時間中は、追い炊きと同じ動きは繰り返されているため、貯湯タンク内のお湯は少しずつ減っていきます。

入浴時間がバラバラで保温時間が長くなるよう場合は、「追い炊き」や「高温さし湯」をしたほうが効率的ですし経済的です。

 

エコキュートの追い炊きするメリット

エコキュートの追い炊きすることによって得られるメリットは、全部で3つあるので詳しく説明します。

 

効果的な温度維持

エコキュートの追い炊き機能を活用することによって、寒い冬でも快適に入浴時間を過ごすことが可能です。

特に寒い冬場などに効率良く追い炊き機能を使うことで、ぬるくなった湯舟に浸かることも無くなるので快適に過ごせます。

 

給湯のスムーズさ

みなさん寒い時期に蛇口をひねるとお湯ではなく水が出てくることはないでしょうか?

蛇口をひねった時にお湯ではなく水が出る理由は、「配管内に水が残っている。」ためです。

すが、追い炊き機能を使っていれば常にお湯が出ているので、蛇口をひねってもすぐにお湯がでてきます。

家族人数が多い場合は、少し追い炊きしてから蛇口をひねればすぐにお湯が出て来ます。

 

節電効果

高温さし湯や保温は、常にエコキュートを動かしているので電気代も掛かりますし、高温たし湯に関しては貯湯タンク内のお湯を使うため水道代も掛かります。

ですが、エコキュートの追い炊きは貯湯タンク内のお湯が少しずつ減っていくというデメリットはありますが、水道代も掛かりませんし電気代が掛かったとしてもわずかです。

光熱費のことを考えるのであれば追い炊きをタイミングよく使うことをおすすめします。ウ

 

エコキュートの追い炊きデメリット

追い炊き機能は使う事によって適切に温度が保たれり、給湯がスムーズになったり、光熱費が削減出来たりするメリットがある反面、デメリットがあるのも事実です。

エコキュートの追い炊きをすることで発生する可能性があるデメリットは、全部で4つあるので詳しく説明します!

 

湯量が減りやすい

エコキュートの追い炊き機能は、浴槽内のお湯を一度貯湯タンクに戻して、熱変換器で再び温め直して浴槽に戻します。

その時に貯湯タンク内の熱を使って再加熱するためお湯の量はどうしても減ります。

数分~数十分の追い炊きであればまだ湯量の減りは少ないですが、1時間を超える追い炊きの場合は貯湯タンク内の熱を大量に使うので湯量も大幅に減ります。

大幅に湯量が減った状態でシャワーなどを使うと湯切れする可能性も高くなるため、長時間追い炊きしなけれなばならない場合は冷めきったお湯を一度抜いて新しく湯張りするか高温たし湯をしたほうが効率的です。

 

故障率が上がる

エコキュートの追い炊きは、「一度つかっていたお湯を貯湯タンクに戻す。」という動きがありますので、追い炊き機能を使わないよりも故障率が上がります。

貯湯タンクにお湯を戻す際に目には見えない汚れなども一緒に熱交換器に戻ることがあるのでそれが原因でエコキュートの故障にも繋がります。

追い炊きの使い過ぎには注意しましょう。

エコキュートの故障に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの故障にはどんなのがあるの?症状や対処方法、修理費用を紹介!

 

 

やけどする可能性がある

高温たし湯や追い炊きを長時間すると設定温度以上にお湯が温まるので場合によっては、やけどなどのケガをする可能性があります。

高温たし湯の場合は、高い温度のお湯を入れないとぬるくなったお湯が温まらないため設定温度より高いお湯が入れられます。

長時間高温たし湯や追い炊きをしたあとは、浴槽内のお湯を良くかき混ぜて温度が一定になるようにし、火傷などを防ぎましょう。

 

入浴剤使用時は追い炊き機能は使えない

「エコキュートは入浴剤が使えないから嫌だ。」と販売当初は言われていました。

2024(令和6)年12月現在販売されているエコキュートの多くは、メーカー推奨している入浴剤であれば使っても故障しないようになっています。

ですが、エコキュートで入浴剤を使用する際の必須条件が追い炊きしないことです。

入浴剤を使っている時に追い炊きをしていけない理由は、入浴剤の成分です。

入浴剤のなかにはお湯が出る循環口のフィルターを目詰まりさせる成分が入っている場合があります。

フィルターが目詰まりを起こすと、リモコンにエラー表示されるようになったり最悪の場合はエコキュート本体が故障してしまう可能性もあります。

そのため、入浴剤を使った場合は絶対に追い炊きをしないようにしましょう。

エコキュートと入浴剤に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年版】エコキュートって入浴剤が使えるって本当?使い方や注意事項を解説!

 

追い炊きと高温たし湯のどちらを使えばいい?

エコキュートには、「追い炊き機能」と「高温たし湯機能」の2種類がありますが、どちらをどういう場面で使えば良いのかが分からない人がほとんどだと思います。

ここでもう一度、「追い炊き機能」と「高温たし湯」の違いについて見ていきます。

この表からも分かるようにお湯張りをして間もないときであれば追い炊きで充分ですが、数時間が経過し真水に近い温度になっているのであれば場合は追い高温たし湯をおすすめします。

高温たし湯は水道代も電気代も掛かりますし、浴槽に新しいお湯を入れるため浴槽が溢れてしまう事もあるので注意が必要です。

真水に近い状態まで温度が下がっている場合は、お湯を入れ直す方が時間的にも早いですし効率的です。

 

追い炊きしてもお湯が温かくならない原因

エコの王様にも冬場になると「追い炊きしてもお湯が温かくならない。」という質問が増えます。

エコキュートで追い炊きしても温かくならない理由は、全部で4つあるので詳しく説明します!

 

貯湯タンクに貯められている湯量が少ない

エコキュートの追い炊き機能は、浴槽内のお湯を貯湯タンクに戻し、熱交換器を通して温め直して浴槽に戻す仕組みになっています。

その時に貯湯タンク内の熱を使うためお湯の量は少なくなっていきます。

追い炊きを開始した時に元々のお湯の量が少なければ貯湯タンク内の熱も少ないため、浴槽に戻されるお湯の温度も低くなります。

追い炊きするときは、短い時間であってもリモコンの湯量目盛を確認するようにしましょう。

 

設定温度が低い

エコキュートの追い炊きをする時は、少なからず浴槽内のお湯が温度が低いためです。

追い炊きする際に設定温度が低くなっていればその温度までしかエコキュートはお湯を温めないため、入浴した時にぬるく感じます。

エコキュートで追い炊きする時は、設定温度を少し上げてすると良いでしょう。

 

メンテナンス不足

エコキュートは、給湯器のためメンテンナスの必要が無いと思っている人が多いですがそのようなことはありません。

エコキュートはメンテナンスすることによって長持ちしますし、快適に入浴時間を過ごせます。

追い炊きをした時に、浴槽内のお湯が温かくならない理由は、メンテナンス不足も挙げれられています。

浴槽内には、お湯が出る丸い循環口アダプターが付いています。循環口のなかにはゴミや皮脂を取るフィルターが付いています。

フィルターが目詰まりを起こしていると追い炊きして浴槽内にお湯を戻す時に上手く戻らないことがあります。

貯湯タンクに戻したお湯と同じ量が浴槽内に戻らなければお湯はぬるい状態です。

エコキュートの追い炊きをしてぬるい場合は、循環口のフィルターを使い古した歯ブラシなどで掃除してみると良いでしょう。

エコキュートのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒【初心者必見】エコキュートはメンテナンスが必要って本当?理由や方法を一挙公開!

 

エコキュートが故障している

上記したことを試した結果、追い炊きしてもお湯が温かくならなかった場合はエコキュートの故障を疑ったほうがいいでしょう。

エコキュートの追い炊きは、浴槽内のお湯を一度貯湯タンクに戻し、熱交換器を使って温め直す仕組みです。

故障しているならば「熱交換器」や温度を司る「基盤」などが故障している場合があります。

エコキュートを設置して10年未満であればメーカーが修理してくれますし、10年以上が経過している場合は修理してもすぐに他の場所が故障する可能性もあるため新しいエコキュートに交換することをおすすめします。

エコキュートの寿命に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの寿命は何年!?少しでも寿命を伸ばすための方法を詳しく解説!

 

まとめ

今回は「エコキュートは追い炊きできるのか。」についてお話しさせて頂きました。

エコキュートでも追い炊きは可能ですが、ガス給湯器や灯油ボイラーの追い炊きとは違う仕組みです。

エコキュートで追い炊きすると、湯量が減ってしまったり故障率が上がってしまうなどのデメリットもありますが、入浴時間が快適になったり光熱費が削減できたりするメリットもあります。

使うタイミングによってエコキュートの追い炊きは非常に便利な機能に変わります。

エコの王様では、追い炊きの効率的で経済的な追い炊きの使い方を伝えています。

これからエコキュートの導入やフルオートタイプにして追い炊きを使いたい人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

オール電化太陽光発電蓄電池の専門スタッフが24時間対応いたします!

 

 

この記事を書いた人: 清家 和馬
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