「エコの王様」大人気CM放映中!!

王様のためになる話

【2024年最新版】エコキュートの適切な設置場所とは?後悔しない設置場所をプロが解説!

2024/10/22

「今度、エコキュートを設置したいのですが、エコキュートってどんな場所に設置すればいいですか?」、「うちの家は通路が狭いからエコキュートの設置は難しいですか?」、「エコキュートを設置した人が近所の人と騒音でトラブルになったって聞いたけど本当?」、「エコキュートの設置場所で後悔しないための方法を教えて下さい。」など、人気給湯器であるエコキュートの設置場所に関する問い合わせが非常に増えています。

エコキュートは適切な場所に設置すると経済的で使いやすい給湯器でありますが、「設置場所を間違えると通路が通れなくなった」、「近隣の人とトラブルになった。」、「新しいエコキュートに交換した時に追加費用がすごく掛かった。」などのトラブルが起きます。

そこで今回は、エコキュートのプロであるエコの王様が「エコキュートの適切な設置場所」と「後悔しない設置場所」について詳しく説明します!

 

エコキュートの構成

エコキュートは、ガス給湯器のように1つの製品から構成させているのではなく、「貯湯タンク」と「ヒートポンプユニット」の2つから構成されています。

それぞれについて説明します。

 

貯湯タンク

エコキュートは、ガス給湯器のように出湯直前に直火を当てて水を温めてそれをさらに水道水と割って設定温度にして出湯する仕組みになっています。

それと比べるとエコキュートは、お湯になるまでの時間が掛かるため、前日の23時~翌朝7時までの電気代単価が安い深夜電力を使って1日分のお湯を沸かして貯湯タンクに貯めて使う給湯器です。

エコキュートは、1日分のお湯何百Lを貯めておけるタンクを自宅に設置しておく必要があります。

2024(令和6)年現在、戸建て住宅には370L・460L・550Lの貯湯タンクが設置されています。

貯湯タンクの大きさは、家族人数・家族構成・使用頻度によって異なりますので、自分たちにあったタンクを選ぶ必要があります。

貯湯タンクの大きさに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの選び方!後悔しないためのポイントを徹底解説!

 

ヒートポンプ

ヒートポンプユニットは、エコキュートの中でも最も重要な製品です。

ヒートポンプユニットは、ファンを稼働させて大気中の熱を集めています。

集められた熱は二酸化炭素などの「冷媒」と呼ばれる物質に伝えられます。

冷媒をヒートポンプ内の圧縮機で圧縮するとヒートポンプユニットで集めた熱よりも高温になるためそれを使ってお湯を作ります。

ヒートポンプユニットは、従来の熱を「作る」というよりも「集める」という要素が強く、熱を作るよりも熱を集めるほうがエネルギー効率も良いということから従来の電気温水器よりも約3分の1の電気代でお湯が作れるようになりました。

エコキュートの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの寿命は何年!?少しでも寿命を伸ばすための方法を詳しく解説!

 

エコキュートを設置するのに必要なスペースとは

エコキュートを設置するためには、お湯を貯めておく貯湯タンクとヒートポンプユニットの両方を設置しなければなりません。

では、実際貯湯タンクやヒートポンプユニットの大きさが気になりますよね。

2024(令和6)年10月現在、戸建て住宅に設置されている「角型エコキュート」と「薄型エコキュート」で大きさを比較します。

 

角型エコキュート

多くの家庭で設置されているのが角型エコキュートです。

2024(令和6)年現在、販売されている角型エコキュートの大きさは次の通りです。

設置するためには80cm~90cm四方程度の表を見て貰れば分かりますが、多くの機種(550Lを除く)の場合、横幅と奥行は変わらず高さが変わることが分かります。

ヒートポンプユニットは貯湯タンクの容量に関係無く、おおむね(幅)×(高さ)×(奥行)が715mm×800mm×285mmと記載されています。

角型エコキュートを550Lまでの大きさが設置できるスペースしては、自宅の壁から90cm四方ぐらいのスペース分かりやすく言うなら冷蔵庫が置けるスペースが必要です。

<角型エコキュート設置風景(ガス給湯器⇒エコキュート)>

※エコキュートの大きさはメーカーによって異なります。

参考資料:三菱エコキュートHP

 

薄型エコキュート

薄型エコキュートは、狭小地域(隣の家との距離が狭い)や現在のガス給湯器や灯油ボイラーが駐車場に設置されている自宅向けに販売されました。

薄型エコキュートの大きさはメーカーによって多少の違いがありますが次の通りです。

薄型エコキュートは角型エコキュートよりも幅を狭くするために貯湯タンクを2つにして幅を狭くしています。

幅が薄くなった分、奥行も角型エコキュートの約60%薄くすることにも成功しました。

薄型エコキューを設置する場合は、自宅の壁から60cmほどの設置スペースが必要です。

<薄型エコキュートの施工事例(エコキュート⇒エコキュート)>

※エコキュートの大きさはメーカーによって異なります。

参考資料:ダイキンエコキュートHP

 

初心者必見!エコキュートを設置する際の注意点

これからエコキュートを設置したい人たちからすると、「エコキュートを設置する時に何を注意すれば良いかが分からない。」というのが本音だと思います。

エコキュートの設置が初めての人でも分かる、設置する際の注意点は全部で4つあるので詳しく説明します!

 

水回りとの距離は15m以内にする

追い炊きや自動湯張りができるフルオートタイプのエコキュートを設置する場合は、水回り(風呂場や洗面所)があるところから15m以内に設置するように各メーカーも推奨しています。

水回りから15m以上離れてしまうとお湯が出なくなってしまってエラーが出てしまって使えなくなるためです。

それだけでなく、配管の距離が延びればお湯が出てくるのが遅かったり、追い炊きが遅くなったりしますし、水道代が余分に掛かったりもします。

外気温が低くなる地域では、配管が長くなることによって凍結する可能性もあるので、エコキュートを設置する場合は水回りから15m以内に設置するようにしましょう。

エコキュートの凍結に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートは凍結するって本当?原因や対処法を解説!

 

寝室などの近くには設置しない

エコキュートは、寝室などの近くには設置しないほうがいいでしょう。

寝室などの近くに設置しないほうが良い理由は、「エコキュートの稼働時間」にあります。

エコキュートは電気代の安い深夜の時間帯(23時~翌朝7時)に稼働してお湯を作って貯湯タンクに貯めておくシステムになっているので、稼働中は音が出ます。

稼働中に出る音は、50db程度と言われておりその大きさは静かな事務所や日常会話、エアコンの室外機の大きさだと言われています。

日中は気にならないかもしれませんが、就寝時間帯にこの程度の音が出ると眠れなくなる人が出てくる可能性もありますので寝室などの近くには設置しないようにしましょう。

 

音が反響しないところに設置する

エコキュートは、深夜帯に稼働しているためヒートポンプユニットの設置場所によっては近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあります。

稼働中に出ている音は、50db程度大きさで言えば日常会話やエアコンの室外機程度の大きさではあるため、多くの人は気にならない程度の大きさだとは思いますが、音が反響する場所や近隣宅の寝室が近い所に設置すると50dbの音が予想よりも大きくなってトラブルになることがあります。

騒音問題だけでなく近年、エコキュートから出るごく微量の低周波が健康被害を引き出しているという判決が裁判でも出るようになってきているので、各エコキュートメーカーでは設置店にヒートポンプユニットの設置場所に注意するように指示を出しています。

エコキュートを設置する場合は、音が反響しにくいところに設置するようにしましょう。

 

<ヒートポンプユニットの設置場所に関する注意喚起>

引用画像:三菱電機HP

 

隣宅に冷風が吹き込まないようにする

ヒートポンプユニットは、稼働中冷風が出ています。

温度は季節によって異なりますが、外気温が0℃近くなる冬場になるとヒートポンプユニットから出る冷風は、-10℃になることもあります。

この冷たい冷風は隣宅に当たると、窓の結露や配管の凍結が起きる理由になります。

ヒートポンプユニットを設置する場合は、隣宅から離れた場所か冷風が吹き込まない場所に設置するように販売店と相談しながら設置しましょう。

 

エコキュートは屋内にも設置できる?

お客様から問い合わせ頂く中でたまにあるのが、「エコキュートは屋内に設置できるんですか?」という質問です。

「物理的に設置する場所があれば設置できるのか?」、「やはりエコキュートは屋内には設置できないのか?」など気になる人も多いはずです。

そこで、エコキュートのプロが屋内設置できるのかどうかをお教えします!

 

エコキュートの設計は屋外設置で作られている

貯湯タンクには、前日の夜から作られた90℃にもなるお湯が貯められています。

その温度を保つために貯湯タンクには、何重にも熱を逃げにくくする断熱材などが巻かれています。

ですが、時間と共に少しずつ熱は外に放出されるとそれが自宅の壁に伝わって家全体に伝って室温が上がります。

ヒートポンプユニットから外気温-10℃近い冷風が出ていますので家全体の室温が下がります。

ヒートポンプユニットで集められた熱を伝える冷媒には、二酸化炭素が使われているため中毒症状が起きる可能性もあります。

そもそもエコキュートが満水になると満水分の重量に貯湯タンクの重量が地面に掛かるので床が抜けることも考えられますよね。。。

基礎工事などをして室内に貯湯タンクを設置できたとしても、ヒートポンプユニットは空気中の熱を集めてお湯を作る仕事をするので必ず屋外に設置しなければなりません。

そのため、どのエコキュートメーカーも設置場所は、屋外設置が基本で設計されています。

 

寒冷地などでは屋内に設置する場合もある

2024(令和6)年10月現在、エコキュートは出荷台数が900万台を超えるほど日本全国に普及している給湯器です。

そのため、寒冷地にもエコキュートは普及しています。

各メーカーとも一般地用と寒冷地を選ぶ時に最低気温が「-10℃以下」になる地域に設置する場合は、寒冷地用エコキュートの設置を推奨しています。

北海道などの豪雪地帯で最低気温が-20℃以下になる場所では、貯湯タンクを「屋内設置」にして使用することを推奨しています。

最低気温が-25℃以下になる地域では、エコキュートそのものが設置できないのでご注意下さい。

 

エコキュートを設置したのにトラブル?

エコの王様にも「今度エコキュートを設置する時に設置場所を変えて欲しい。」という問い合わせが良く来ます。

エコキュートが販売されたのが2001(平成13)年からですが、販売当初は大きさなども余り知らされておらずトラブルになったケースを何件も聞いています。

エコキュートを設置したのにトラブルになったケースは、全部で2つあるので詳しく説明します!

 

通路が通れなくなる

エコキュートを設置して最も多いトラブルが、「通路が通れなくなった。」という事例です。

角型エコキュートで幅約70cm奥行80cmあるので下から通路を通ることはできにくいですし、高さも2m近くもしくは2mを超える製品もあるため乗り越えて通ることもできません。

今はネットを使えば自分たちが使いたいエコキュートのサイズが分かるので調べた上で、販売店と設置場所を相談すると良いでしょう。

 

メンテナンススペースがない

エコキュートは、給湯器であるため定期的なメンテナンスをする必要が無いと考えている人も多いと思いますが、実際のところはそんなことはありません。

エコキュートは定期的にメンテナンスすることによって寿命を伸ばせます。

ですが、メンテナンスするスペースがなければ実施することもできませんし、もしかしたら修理する時も追加費用が発生した人もいるのではないでしょうか。

エコキュートのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒【初心者必見】エコキュートはメンテナンスが必要って本当?理由や方法を一挙公開!

 

プロが教える設置場所で失敗しないための方法

エコキュートは設置場所を考えずに設置する通路が通れなくなるなどの不便さが出て来ます。

そこで今回はエコキュートのプロが設置場所で失敗しないための方法を2つ紹介します。

 

次の交換を考えて設置する

エコキュートを設置する際は、次の交換を考えて設置するようにしましょう。

エコキュートの寿命は、設置場所や使用頻度などによって異なりますが、10年~15年と言われているのに対して自宅の寿命は30年を超えるとも言われています。

そうなると、どんな自宅でも1回は給湯器を交換する必要があります。

いざ交換するときになって搬入や搬入があって追加費用が掛かったり場合によっては重機を使って搬入・搬出したりするとさらに費用が掛かる可能性もあります。

通常エコキュート工事は職人2人で行うのですが、搬入や搬出が難しい場合は人工が必要になることがあります。

その場合に掛かる費用は販売店によって異なりますが、人工1人つき16,500円が相場です。2人になれば33,000円です。

人工では難しく、ユニックなどの重機を使って搬入した場合に掛かる費用は、販売店によって異なりますが77,000円~が相場です。

せっかく安価でエコキュートを見つけても追加工事で費用が高くなるケースもあります。

そのため、はじめにエコキュートを設置するときに「次回交換しやすい場所」に設置することをおすすめします。

※税込価格で表記しています。

 

騒音を考えて設置する

エコキュートを設置する時は、騒音について考えておく必要があります。

近隣住宅も全てエコキュートであれば問題無いのですが、違う給湯器が設置されている場合はさらに騒音について考えておく必要があります。

エコキュートは深夜帯(23時~翌朝7時)の時間帯を使って1日分のお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておいて使う給湯器です。

お湯を沸かしている時はヒートポンプユニットが稼働していて音が発生します。

音の大きさは50dbと言われていてその大きさを例えると、「静かな事務所」、「日常会話」、「エアコンの室外機」と同じ音の大きさです。

日中であればそこまで問題無いかもしれませんが、就寝時間帯に少しでも音がすると嫌な人もいます。

そのため、隣宅との間隔が狭い自宅にエコキュートを設置する時は、ヒートポンプユニットを「四方が囲まれている。」、「音が反響しない場所。」に設置するようにしましょう。

 

まとめ

今回は、エコキュートの設置場所に関するお話しをさせて頂きました。

エコキュートの設置場所を安易に考えるとあとから「通路が通れなくなった。」、「次交換する時に追加費用が掛かる。」、「騒音で近隣住宅とのトラブルになった」などが起きる可能性があります。

今は、エコキュートに施工技術も進歩やエコキュートのそのもの情報が色んなところにあります。

そのため、設置場所で後悔した人が少なくなっているのも事実ですが0ではありません。

設置場所で後悔したくない人は、経験豊富な販売店に相談するのが一番です。

エコの王様ではエコキュートからエコキュートへの交換工事だけでなくガス給湯器や灯油ボイラーからエコキュートへの交換工事、狭小地域への設置工事など他店では難しいと言われた工事も年間100件以上の実績もございます。

どのお客様からも「エコの王様に頼んで良かった。」とのお声もたくさん頂いております。

これからはじめてエコキュートの設置を考えている人やエコキュートの交換でも他店では難しいと言われた人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

オール電化太陽光発電蓄電池の専門スタッフが24時間対応いたします!

 

 

この記事を書いた人: 清家 和馬
Latest posts by この記事を書いた人: 清家 和馬 (see all)

    電話で
    お見積もり

    メールで
    お見積もり

    LINEで
    お見積もり

    ページのトップへ