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太陽光パネルは自分で掃除できるの?危険をともなわないやりかたについて

2022/04/03

「太陽光パネルの掃除は、お金が掛かりそうだから自分でしたほうがいいの?」、「自分で太陽光パネルを掃除しようと思うんだけど、どうしたら良いの?」、「自分で太陽光パネルを掃除する場合、どんなリスクがあるの?」など太陽光パネルの普及共に掃除方法についてのお問い合わせが増えています。

今回は、太陽光パネルを自分で掃除方法とリスクについて詳しくお話します。

 

太陽光パネルは自分で掃除できる?

太陽光パネルは販売された頃から、メンテナンスフリーと言われてきました。

メンテナンスフリーと言われている太陽光パネルですが、実際のところはメンテナンスをしないと発電効率が落ちたり発電量が減ったりする可能性があります。

太陽光パネルの主なメンテナンスは、パネルの洗浄です。太陽光パネルの洗浄といっても種類はいくつもあります。

そこで今回は、自分でできる太陽光パネルの洗浄方法をご紹介します。

 

枯れ葉の掃除

太陽光パネルに枯れ葉などが降り積もって堆積すると、その部分が影になってしまい日光が当たらなくなるため、発電量や発電効率が落ちます。

自分で太陽光パネルに堆積した枯れ葉を掃除する場合は、家の下から見えるぐらいの大きな枯れ葉を掃除するだけで充分です。

大きな枯れ葉を洗浄するだけでも、下がっていた発電量や発電効率を回復させられます。

 

水で洗う掃除

太陽光パネルの表面は、強化ガラスで覆われているため水で汚れを洗い流すだけでも、発電量や発電効率を回復させられます。

水道水を使って太陽光パネルを洗おうとすると、水道水に含まれるカルキや水垢が付着して掃除する前より発電量や発電効率が落ちてしまう可能性があります。

各太陽光パネルメーカーも水道水をそのまま使って洗浄することは推奨していません。

太陽光パネルを自分で洗浄する場合は、ガラス用中性洗剤または弱アルカリ性の洗剤を水道水で希釈(水で薄めること)して使用することを各太陽光パネルメーカーも推奨しています。

 

ふき掃除

太陽光パネルに堆積した枯れ葉を取り除き、洗剤を使って洗浄したあとは拭き掃除をします。

拭き掃除をする時は、雑巾を使うと太陽光パネルを傷つけてしまう可能性があるので、使うのは避けたほうが良いでしょう。

ホームセンターなどでも売っているマイクロファイバーなど素材が柔らかいものを使いましょう。

拭き掃除をする時は、マイクロファイバーと太陽光パネルの間に、小石などが無いかを確認しておく必要があります。

小石などが挟まっていたら太陽光パネル傷つけて発電量や発電効率を落としてしまう原因にもなりますので、よく確認しておきましょう。

 

太陽光パネルは雨で汚れを洗い流してくれる

太陽光パネルは、メンテナンスフリーと言われるほど汚れがつきにくい製品です。

風などの影響で砂が太陽光パネルに付着していることがあります。

太陽光パネルは、雨で汚れが洗い流されるように設計されています。

目に見えない小さな汚れが太陽光パネルに付着していたとしても雨で綺麗になるため、発電量や発電効率が著しく悪くなることはありませんので安心して下さい。

雨で洗い流せない汚れは、自分で洗浄して綺麗にするのも良いでしょう。

 

太陽光パネルを自分で掃除する際のリスク

「太陽光パネルの掃除にお金を掛けたくない。」と思っている人も多いはずです。

自分で太陽光パネルを洗浄することによって発生するリスクは、高まります。

太陽光パネルを自分で掃除した時に、発生するリスクは2つあるのでそれぞれご紹介します。

 

太陽光パネルを傷つける

太陽光パネルを自分で掃除した時の発生するリスクの1つ目は、太陽光パネルを傷つけてしまうことです。

太陽光パネルの表面のガラスを傷つけてしまうと、発電量や発電効率が落ちます。

傷ついた太陽光パネルの傷口から雨が染み込んだことが原因で、太陽光パネルが故障してしまう可能性もあります。

傷口に鳥の糞などが付着とすると、専門業者に洗浄を依頼したとしても汚れがガラスの奥深くまで入り込んでしまって、汚れが取れない可能性もあります。

太陽光パネルを自分で洗浄したことが原因で太陽光パネルが故障してしまった場合は、各太陽光パネルメーカーの保証は対象外になります。

 

高所作業によるケガや事故

太陽光パネルを自分で掃除した時の発生するリスクの2つ目は、高所作業によるケガや事故が発生する可能性が高くなることです。

家庭用太陽光パネルは、家の大きさや構造によって多少の違いはありますが、地上から約7.5m~約10m程度の場所に設置されているケースが多いです。

傾斜が無い屋根ばかりではなく傾斜がある屋根もあります。

一般の人が自分で太陽光パネルを掃除する場合は、安全を確保するための足場もありませんし安全帯もありません。そのため、落下して骨折などのケガをする可能性があります。

傾斜が急な屋根では、傾斜が緩やかなところと比べても不安定なので落下して怪我をする可能性が高くなります。

太陽光パネルの傾斜に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光パネルの角度は何度が理想?正しい設置方法や角度を知っておこう

 

太陽光パネルの掃除は自分でではなく専門業者にお願いしよう

太陽光パネルは思っている以上に弱い製品であり、知識の無い人がやるとパネル寿命を縮めてしまったり、故障してしまったりする可能性があります。

高所での作業になるため、落下して怪我してしまう可能性もあります。

そういったことから太陽光パネルの洗浄は、専門業者に任せるのが一番良いです。

専門業者が太陽光パネルの掃除をする場合は、太陽光パネルの枚数や屋根の形状によって洗浄方法を変えます。

 

専門業者が太陽光パネルの洗浄方法は、次の通りです。

・洗浄機器を使って洗浄する

・手作業で洗浄を行う

 

それぞれの洗浄方法のメリット・メリットデメリットは次の通りです。

洗浄方法メリットデメリット
洗浄機器

・作業時間を短縮できる

・手作業よりも汚れが落ちやすい

・機械を使って作業するので、コストが上がる

・水源の確保が難しい

手作業

・洗浄コストを抑えることができる

・丁寧な作業ができる

・作業時間が掛かる

・枚数が増えると逆にコストが高くなる

専門業者が太陽光パネルの洗浄を行った場合の費用は、専門業者によって多少の違いはありますが、基本料金55,000円(税込)にパネル一枚につきいくらかの費用が掛かるイメージです。

※足場や高所作業車が必要なご自宅の場合は、別途費用は掛かります。

※太陽光パネル1枚あたりの洗浄代金は、業者によって変わります。

 

太陽光パネル掃除自分でのまとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

今回のお話をまとめると、

太陽光パネルを自分で掃除する方法は全部で3つある!

太陽光パネルは自分で洗浄することによって発生するリスクは、全部で2つある!

太陽光パネルの洗浄は、専門業者に任せるのが一番!

太陽光パネルは、専門性の高い製品になるので知識が無い人が自分で掃除をするとケガしてしまったり寿命を縮めてしまう可能性が高まります。

専門業者が掃除をすることによって、発電量や発電効率も確保できますし、自分自身がケガをすることもありません。

分からないことは、専門家に任せるのが一番です!

エコの王様では、太陽光発電システム設置後、2年1回定期的なメンテナンスにお伺いさせて頂いております。その時に太陽光パネルの洗浄も行っておりますので、太陽光パネルのアフターフォローのことをお考えになられている人は、エコの王様にお問い合わせください!

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この記事を書いた人: 清家 和馬
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