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V2Hは停電時に役立つ非常用のシステム!災害対策をするなら必須

2022/01/13

「V2Hって最近テレビCMやネットとかで良く見るけど、停電の時に使えるの?」、「V2Hと電気自動車があればどれくらいの間、電気が使えるの?」など電気自動車の普及と共にV2Hシステムに関するお問い合わせが増えています。

V2Hは今まで出来なかった電気自動車に貯められた電気を自宅で使えるようにするために開発されました。

停電時にV2Hシステムがあれば最大で3~4日分の電気を賄えます。

そこで今回は、V2Hシステムが災害時や停電時に必要な理由についてご説明します!

 

災害時のインフラ復旧は何がはやいの?

近年、大雨や巨大台風などによって私たちの生活に欠かせないライフライン(電気・ガス・水道)が止まってしまうケースが増えています。

ライフラインは災害時にどのくらい期間で復旧するかをご説明します。

 

電気の復旧は約1週間

ライフラインのなかで最も早いのが電気です。

1995(平成7)年に起きた阪神淡路大震災、2011(平成23)年に起きた東日本大震災などの大規模災害でも復旧までに掛かった時間は平均1週間です。

太陽光発電システムとV2Hシステム・蓄電システムがあれば復旧までの1週間であれば電気を使えます。

V2Hシステムがあれば停電時でも電気自動車も使うことも可能です。

※電柱が地中に埋められている場所では、復旧までに1週間以上掛かるケースがあります。

 

ガスの復旧は2週間以上

ガスの復旧が電気よりも遅く2週間以上掛かる理由は、ガス管が地中に埋設されているためです。

都市ガスのガス管を修繕する場合は、どの場所でガス漏れが発生しているかが目視できないため専用の機械を使う必要がありますし、漏れたガスに引火して爆発を引き起こすため可能性があるので修繕に時間が掛かります。

都市ガスが通っていないLPガスを利用している地域でも、地震によって道路が寸断された場合、車の往来ができなくなるので、ガスが使えるまでに時間が掛かります。

水道の復旧は最大数カ月

水道もガスと同様に地中に埋設されているため、復旧に時間が掛かります。

水道はガスとは違い、飲料用の上水道と排泄物などを流す下水道があります。

修繕する場合は、掘り起こして水漏れが発生しているところ見つけて修繕を行います。

小さな修繕であればすぐに直すことができますが、大きな水道管(人が歩けるぐらいの大きさ)の修繕をする場合は、地中から掘り出して新しい水道管を埋設し直す必要があります。

大きな水道管を埋設する場合は、人通りの多い時間帯にはできないことが多く夜間の作業になるため、必要以上に時間が掛かります。

 

災害時や停電時に車のガソリンはあてにならない

災害時や停電時にはガソリンを給油したり使ったりすることができません。

ガソリンスタンドも電気で動いているため、停電の間は給油はできませんし、車に入っているガソリンを使うことは法律で禁止されています。

また、地震で車が故障していたらエンジンを掛けた時に爆発してしまう可能性もあるので車の使用は控えた方が良いでしょう。

今は、災害に備えて停電時でもガソリンや灯油が給油できる災害対応給油所の設置が急がれていますが、日本全国に普及するまでには時間が掛かる見込みです。

 

V2Hは停電しても使えるのって本当?

V2Hシステムの開発の目的は、電気自動車に貯められた電気を自宅で使うために作られました。

そのため、V2Hシステムは停電時でも使うことが可能です。

太陽光発電システムを設置しているご自宅では、V2Hシステムに系統連系の機能が付いていれば停電時でも電気自動車への充電も可能です

V2Hの種類に関する詳しい記事はこちら⇒V2Hの機器はいくつあるの?詳しい種類について徹底解説!

 

停電時にV2Hはどれくらいの電気を使えるのか

V2H本体には、蓄電機能は付いていません。

V2Hシステム対応車種を持っているご自宅では、停電時でも電気自動車に貯められた電気が使えます。

電気自動車のバッテリー容量によって多少の違いはありますが、家庭用蓄電池よりも長い間電気を使えます。

V2H対応車種の中で最もバッテリー容量が多い日産リーフe+(バッテリー容量62kWh)であれば、3~4日間は電気を賄えます。

全負荷200v対応のV2Hシステムであれば、200vの電源を必要とするエアコンやIHなども使えます。

V2H対応車種に関する詳しい記事はこちら⇒【2021年最新版】V2Hの対応車種を完全網羅!メーカーや車種を解説

V2Hシステムの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!

 

V2Hの停電のまとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

今回のお話をまとめると、

・電気、ガス、水道の中で最も復旧が早いのは電気!

災害時でも平均1週間で普及します。

・V2Hがあれば停電時も安心できる!

・V2Hがあれば電気自動車に貯められた電気を使えるのでバッテリー容量によっては、3~4日分の電気を賄える!

災害の大規模化によって、注目されているのが電気自動車に貯められた電気を自宅で使えるように開発された V2Hシステムです。

太陽光発電システムとV2Hシステムがあれば停電時でも電気自動車への充電も可能です。

これから電気自動車の購入をご検討されている方は、災害時の備えとしてV2Hの導入も考えておくと良いでしょう。

エコの王様にもV2Hシステムに詳しいスタッフがおりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

⇓⇓⇓V2Hに関するお問い合わせは下のバナーをクリック!⇓⇓⇓

この記事を書いた人: 清家 和馬
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