エコキュートが水漏れしたら水道代は高くなる?異変に気付いたらやるべきこと
2021/04/29
こんにちは!エコの大臣です!
突然ですが!みなさん、毎月の水道代ってチェックしてますか?
水道代って毎月ほとんど同じ金額で、急に上がったりすることは少ないですよね?
ところが…。ある日、突然水道代の請求額がドーンち跳ね上がることがあるのはご存じですか?
原因は…。水漏れです・・・!!!
どこかで水漏れが発生すると使ってもいないのに、ずっと水道のメーターが回り続けてしまうので、びっくりするくらいの金額の請求が来ることもございます。
水漏れの箇所はトイレや台所、給湯器など様々です。
もちろん、エコキュート本体から水が漏れているという場合もございます。
そこで、今回はエコキュートから水が漏れている?かどうかのチェックポイントや、もし水漏れが発生していた場合の対処法などをご紹介していきます!
目次
エコキュートが水漏れする箇所
水道代の請求が高くなり、水漏れが疑われる場合にはエコキュートの周辺ももちろんチェックして下さい。
ここでは、エコキュートでよく水漏れが見られる箇所を把握しておきましょう。
エコキュート本体の周辺が水漏れしている
まずはエコキュートの本体の貯湯タンクやヒートポンプユニットの周辺に水漏れしているという場合です。
エコキュートの周りが常に水で濡れているという場合には、水漏れの疑いがあります。
・貯湯タンクやヒートポンプユニットに接続されている配管が外れていないか
・配管の継ぎ目から、水がじわじわにじみ出ている
・昼になってもエコキュートの周囲が水で濡れたままになっている
などの場合には、エコキュートから水が漏れている可能性が高いです。
特に配管のつなぎ目にも使われているゴムパッキンなどは、10年程度で破損して交換が必要になる場合が多いですし、水漏れの原因となることも多いです。
タンク本体の水抜きなどの際に、水漏れがないかも合わせて点検しておきましょう。
エコキュートのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの水抜きで寿命がのびるって本当?その理由とは
水漏れの箇所によって連絡先が違う
エコキュートから水漏れが発生しているのがわかったら、そのままにしておかずに、修理や点検を依頼しましょう。
このとき、「エコキュートのタンク本体や、ヒートポンプユニットの内部」から水が漏れている場合には「メーカーの修理相談窓口」に連絡をして下さい。エコキュート本体の部品が破損している場合には、メーカーでの修理対応になります。
また、「タンク本体やヒートポンプユニットにつないでいる配管から水漏れしている場合」は、メーカーではなく「設置工事をした業者」に連絡して、修理してもらうようにしましょう。
どこから水が漏れているのかわからないときには、設置業者に連絡することをおススメします。メーカーの修理サービスは、異常がなくてもとりあえず出張費はかかります。設置業者が無償で来てくれるようなアフターサービスに加入しているのであれば、まずはそちらに依頼してみるのが良いでしょう。
「どこで設置したのかわからない」、「設置してもらった業者が倒産してしまってもうなくなっている」という場合には、とりあえずメーカーの修理サービスセンターに連絡をしましょう。
賃貸住宅にお住まいの方は管理会社や大家さんに連絡をして、対応をお任せすることをおススメします。
エコキュートの周囲が水で濡れていても正常な場合も
エコキュートは沸き上げの最中に排水があります。通常、沸き上げが終わった朝方にエコキュートの周囲が濡れていることがありますが、これは故障ではなく正常な動作の範囲内です。
そのままにしておいて、お昼前後に地面が乾いているほどの量であれば全く問題ありません。
お昼を過ぎてもずーっと水で濡れっぱなしの状態が続いていれば、どこかから水が漏れている可能性が高いので、その場合は点検をお願いしましょう。
いつもより水道代が高いならエコキュートの水漏れが考えられる
先ほどのように、エコキュートから水が漏れているのが目で見て確認出来る場合にはすぐに気が付くと思いますが、中には気づきにくい場所で水漏れが起こっている場合もございます。
そういう場合には、翌月になって、普段の数倍の水道代の請求が来るまで全く気が付かない場合もございます。
それだけではどこで水漏れが起こっているのかまでは確認できませんが、エコキュートも忘れずにチェックするようにしておきましょう。
エコキュートから水漏れしている場合には、水道代だけではなく電気代も高くなることもあります。
合わせて確認をしてみて下さい。
エコキュートの水漏れによる水道代の高騰は対処できる?
自治体によっても異なりますが、エコキュートの水漏れが原因で高額の水道代の請求が来た場合には、水道代の減免が出来ないことが多いです。
水道代の減免申請は、本来「確認するのが難しい地下や壁の中の配管からの水漏れ」など、一般の人が通常の生活をしていては気が付けない部分での水漏れを対象としていることが多く、ほとんどの地域でエコキュートからの水漏れは減免の申請が通りにくくなっています。
ただ、すべての自治体で申請できないと決まっているわけではないので、お住まいの地域の水道局に確認を取ってみましょう。
水道代の減免申請に必要な書類など
水道局に水道代の減免の申請をおこなうのに必要な書類の例を挙げておきます。
・水道代の減免申請書
・自治体の指定の水道業者による修理、領収書
・水漏れ箇所の修理の前後の写真
自治体によっても異なりますが、概ね上記のような書類が必要になります。
詳しくは、水道局に直接確認をしてみて下さい。
減免申請しても全額は返ってこない
もし、減免の申請が認められたとしても、増額した水道代の全額が返金されるわけではありません。
減免が認められた場合には、増額した水道代の5~8割ほどが減免されることが多いようです。
自治体によっても細かい規定が異なります。
エコキュートの水漏れを発見したらプロに相談しよう!
エコキュートからの水漏れを発見した場合には、すぐに取り付けてもらった販売店やメーカーなどに連絡をして水漏れの修理をお願いしましょう。
特にエコキュートの内部で水漏れしている場合には、放っておくとその他の電気機器などが故障して損害が大きくなってしまう可能性がございます。
水漏れに気付いた場合には、早め早めの対処を心がけてください。
エコキュートの水道代の水漏れまとめ
今回はエコキュートの水漏れが原因での水道代の高騰や、水道代金の減免の申請の方法についてまとめていきました。
エコキュートからの水漏れは目視でも確認が出来ることが多いので、定期的にチェックをしておきましょう。
水道代の高騰で水漏れに気が付いたという場合には、エコキュートだけでなくトイレや他の場所の水漏れがないかも合わせて点検をしてもらいましょう。
エコキュートなどの給湯器からの水漏れが原因での水道代の高騰は、減免の申請が認められづらいことが多いです。給湯器の水漏れが申請の対象になっているのかは、お住まいの地域の自治体に確認をしてみて下さい。
エコキュートの配管に使われているゴムパッキンなどは、水質やご利用状況によっては10年くらいで劣化して交換が必要になる場合もございます。水漏れの箇所や程度によっては本体ごとの交換が必要になる場合もございます。
ほんの少しの水漏れでも、放っておかずにきちんと対応することをおススメします。
エコキュートに関するご相談はエコの王様までご連絡ください!
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