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エコキュートは1時間でどれくらいお湯を沸き上げる?電気代を節約できる沸き上げ設定をご紹介!

2022/02/06

こんにちは!エコの大臣です!

給湯器には2種類があり、必要なお湯を瞬時に沸かして使う瞬間式と、沸かしたお湯をあらかじめてタンクに貯めておき必要に応じて取り出して使う貯湯式の1種類があります。

オール電化で良く採用されるエコキュートは貯湯式の給湯器です。大きなタンクの中に、一日に必要な分のお湯を沸かしてためています。そのため。ガスの給湯器と比べるとお湯が沸くのに少し時間がかかり、お湯を使い切ってしまうと次に使えるようになるまでに少し時間がかかります。

そうなった場合、エコキュートは1時間にどれくらいの量のお湯を沸かすことが出来るのでしょうか?

また、沸き上げの時間を設定を工夫することで電気代の節約にもつながります。上手な沸き上げ設定の方法なども合わせてお伝えしていきます!

 

この記事を読んでわかること

・エコキュートの沸き上げにかかる時間

・エコキュートの沸き上げ時間の設定変更の方法

・エコキュートの沸き上げが出来ないときの対処法

 

こんな人におすすめの記事です

・エコキュートの沸き上げの設定を変更したい

・エコキュートの沸き上げが出来なくて困っている

 

エコキュートのお湯はすぐには沸かない

エコキュートはヒートポンプと呼ばれる仕組みを使って、空気中の熱を集めて圧縮し、その熱を利用してお湯を作ります。熱エネルギーを0から生み出すのではなく、空気中に自然に存在する熱を集めるので、エネルギーの効率が良く、従来の電気温水器と比べても約3分の1のエネルギーでお湯を沸かすことが出来るようになりました。

しかし、瞬時に大量の熱エネルギーを集めることは出来ないので、一度に大量のお湯を作ることは難しいです。

そのため、ある程度の量のお湯がたまるまでには、しばらく時間がかかります。

 

沸いたお湯はタンクにためられる

エコキュートは一度に大量のお湯を沸かすことは出来ないので、時間をかけて沸かしたお湯を専用の貯湯タンクにためる仕組みになっています。

一般的にはエコキュートを設置した後は、深夜の電気代が安い料金プランに切り替えます。エコキュートが沸き上げを行なうのは23時~翌朝の5時頃までの時間帯になります。

そうして、エコキュートが沸きあげたお湯はタンクの中に貯められ、必要なときにタンクの中のお湯と水道水を混ぜて出湯する仕組みになっています。

エコキュートを購入する際には、家族の人数に合わせてお湯を貯められるタンクのお湯の量を決めます。タンクのサイズを間違えてしまうと、使っている途中でお湯が足りなくなってしまい不便になることがありますので、ご注意ください。

 

ガス給湯器との違い

ガス給湯器は、お湯を使うときに瞬間的に加熱して必要な量のお湯を作りだすように設計されています。蛇口をひねれば使いたいだけのお湯が使えるので、お湯切れの心配がありません。

また、水道水を直接温めて出湯するので、水質や水圧も水道水のままで使えるというのもガス給湯器のメリットの1つです。

ただ、災害時にガスや電気などのライフラインが止まってしまうと完全にお湯が使えなくなってしまいます。

また、ガスを使うのでガス漏れや火事が起こる可能性があります。

 

エコキュートが1時間でお湯を沸きあげる量

 

エコキュートがお湯を沸かすスピードはガス給湯器と比べると遅いです。

では、実際にエコキュートは1時間でどれくらいの量を作れるのでしょうか?

一般的には、エコキュートは1時間当たり100L前後のお湯を沸かすことが出来るようです。

エコキュートのタンクの中には約80℃のお湯がためられるようになっています。

タンクの中の熱湯を水道水と混ぜて、40℃前後のお湯にして出湯します。

季節によって混ぜる水道水の水温も変わりますので、夏場と比べると冬場の方が使えるお湯の量は少なくなります。

また、メーカーによっても多少性能が異なるようです。

各メーカーから発表されている見解をまとめてみました。

 

パナソニック

まずは、エコキュートのトップメーカーの1つでもあるパナソニックのエコキュートです。

公式サイトにて、「約80℃のお湯を夏は1時間に約60L、冬場は約50L作る能力があります。(370Lタイプの場合)」との見解が述べられています。

 

三菱

続いては三菱電機です。

公式サイトには給湯能力についての記載はありませんが、よくある質問のところに「冬場でも1時間に40~60Lの熱いお湯が沸くので、7~8時間でタンクがいっぱいになります。」との回答がありました。

三菱エコキュートはタンク内のお湯には、65~90℃の沸き上げ温度の設定がありますので、「冬場でも少なくとも65℃のお湯が40Lは沸く」ということでしょう。

 

日立

日立エコキュートは具体的な数値が発表されています。

公式サイトの回答によると、「1時間の沸き上げで40℃のお湯が冬は120L、夏は240L作ることが出来ます。」とのこと。

 

沸き上げ設定を工夫すれば電気代を節約できる

エコキュートは毎日、深夜の時間帯に次の日に使う分のお湯を自動で沸かす機能が付いています。もちろん、初期設定のまま使っていても、エコキュートは十分安い電気代でお湯を使うことが出来るようになっています。

しかし、エコキュートがお湯を沸かす設定を工夫することでさらに電気代を節約しながら使うことも可能です。

ここでは、そんなエコキュートのちょっとした節約のコツをお伝えします。

 

深夜のみ沸きあげる設定にする

エコキュートには、タンクのお湯の量が少なくなると自動でお湯を沸き増しして「湯切れ」しないようにする設定できるものもあります。タンクの中のお湯を常に一定量以上に保ってくれるので安心ですが、昼の沸き上げは深夜の沸き上げと比べると割高になってしまいます。お湯をあまり使わないというのであれば、昼間の自動沸き上げの機能を切ったり、「深夜のみ」沸き上げる設定に変更しておきましょう。

 

季節によって沸き上げの設定を変更する

エコキュートには学習機能があり、毎日どれくらいの量のお湯を使っているかのデータを集計し、そのデータを元に夜間に必要な量のお湯を沸かすという機能が付いています。

基本的にはこのモードが一番お得になるように設計されています。

しかし、寒い冬の時期にはお湯を使う量も増えるので、通常の設定のままでは使っている途中にお湯が足りなくなることも。

頻繁にお湯が足りない日が続くのであれば、夜中に沸かすお湯の量が多くなる「多め」もしくは「満タン」の設定に変更しておきましょう。

また、寒い時期が終わった後には元の省エネモードに戻しておくのをお忘れなく!

 

長期の外出の際は沸き上げを休止しておく

エコキュートは前日の夜にその日に使う分のお湯を沸かします。そのため、家に誰もおらず、全くお湯を使わないという日にも、沸き上げは通常通り行われます。もったいない。

外出するのがあらかじめわかっている場合には、エコキュートの沸き上げを一旦休止しておくのが良いでしょう。

リモコンの設定で最大2週間まで沸き上げを停止することが出来ます。それ以上の長期間、不在にする場合にはエコキュート本体の電源を落として、タンクの中の水もあらかじめ抜いておくことをおススメします。

タンクや配管内部に水が残ったままだと、冬場には水分が凍結し、エコキュートが故障する原因にもなります。

長期不在にする場合のエコキュートの設定方法に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートで長期不在するなら設定変更をしておこう!そのわけとは

 

エコキュートの沸き上げ設定の変更方法

それでは、先ほどお伝えしたエコキュートの沸き上げ設定や沸き上げ時間の変更方法をメーカーごとに解説していきます。(発売時期によっては同じメーカーのエコキュートでも操作方法が異なる場合がございます。その場合には、お手持ちの取り扱い説明書をご参照ください。)

 

パナソニック

パナソニックは台所リモコンから沸き上げ設定の変更と、昼間の沸き上げの停止をおこなうことが出来ます。

 

沸き上げ設定の変更方法

1.台所リモコンの「メニュー」を押し、「沸き上げ設定」を選択して決定ボタンを押す。

2.「沸き上げモード」を選び、決定ボタンを押す

3.「おまかせ節約」または「おまかせ」を選び決定ボタンを押す。

 

昼間沸き上げの停止(当日のみ)

1.リモコンの「◀」で「タンク」を選択

2.「▲」で「昼停止」を「入」に設定

 

三菱

三菱エコキュートは台所リモコンから沸き上げ設定の変更と節電モードへの切り替えが可能です。

 

沸き上げ設定の変更方法

1.台所リモコンの「わき上げ設定」を押すとモードが切り替わります。

※おまかせが標準の省エネモードです。お湯が足りない場合には「多め」に設定しましょう。

 

節電モード

1.台所リモコンにある「節電」ボタンを押すと切り替え可能。

※「切」、「レベル1」、「レベル2」の3段階から設定可能。レベル2が一番節電できます。

 

日立

日立エコキュートは台所リモコンから深夜の沸き上げ湯量の設定や、昼間の湯切れ防止の沸き上げの量を調整することが出来ます。

また、日立エコキュートには毎日のお湯の使用量を学習して、深夜の沸き上げのみでお湯が足りるという場合には自動で昼間の沸き上げをOFFにする機能も付いています。

 

沸き上げ設定の変更方法

1.リモコンの「ecoボタン」を押す

2.「おすすめ設定」を選択し、決定ボタンを押す

3.◀、▶ボタンを操作して、「沸き上げ設定」を選択し決定する

4.続けて、「湯切れ防止設定」を選択する(「切」、「少量」、「大量」の3つから選択可能。)

 

エコキュートの沸き上げが出来ない場合

エコキュートも設置が終わり、初期設定が完了すれば毎日必要なお湯を沸かし続けてくれます。しかし、ある日突然リモコンに「残湯なし」と表示されたり、沸き上げのボタンを押しても全然お湯の量の目盛りが増えないと言ったことがございます。

エコキュートの沸き上げが出来なくなってしまったときの原因と対処方法をお伝えします。

 

配管からの水漏れ

配管や貯湯タンクからの水漏れが原因で、いつまで経ってもタンクにお湯がたまらないということが考えられます。

リモコンに水漏れを知らせるエラーコードが表示されたり、貯湯タンクやヒートポンプの周辺が水で濡れていたりすることで気が付くことが多いでしょう。

配管の継ぎ目に使われているパッキンなどは経年劣化により破損しやすくなります。水漏れが発生した箇所によってはさらなる故障の原因にもなりますので、早めの対処をおススメします。

水漏れに気が付いたら、施工してもらった販売店や、メーカーに連絡して点検、修理をしてもらいましょう。

 

機器の故障

エコキュートの電子基盤のトラブルが原因で沸き上げが出来なくなることもあります。部品の交換が必要な修理になりますので、メーカーに問い合わせて点検、修理を依頼しましょう。

 

エコキュート沸き上げのまとめ

今回はエコキュートが1時間で沸きあげるお湯の量や、お湯の沸き上げる時間や量を設定する方法について詳しく解説していきました。

エコキュートが1時間に沸きあげられるお湯の量は100L程度になります。使っている途中でお湯が足りなくなってしまうと、次にお湯が使えるようになるまで少し時間がかかりますのでご注意ください。

お湯を沸き増しする頻度や時間帯を調整することでエコキュートをさらに経済的に使用することが出来ます。

賢く利用して、少しでもお得にエコキュートをご利用ください!

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この記事を監修した人: 清家 和馬
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