
太陽光発電の設置費用はいくら?相場感や補助金について解説!
2022/11/07
「昔は太陽光発電を設置するのは高かったと思うんですが、今も高いんですか?」、「太陽光発電の設置費用の相場感は?」、「売電価格も下がっているし今から太陽光発電を設置して元が取れるの?」など、家庭用太陽光発電システムの設置費用に関する問い合わせが急増しています。
ここ2年~3年の電気代の高騰などによって家庭用太陽光発電システムを設置する人が日本全国で増えています。
今回は家庭用太陽光発電システムの設置費用の相場や今から家庭用太陽光発電システムを設置して元が取れるか・少しでも安く購入するための方法などを詳しく説明します!
目次
太陽光発電の設置費用は?
家庭用太陽光発電システムとは、太陽光パネル・パワーコンディショナー・架台や配線などが入ったシステムを指します。
家庭用太陽光発電システムは日本で本格的に販売され始めた2009(平成19)年頃の販売価格は、メーカーや太陽光パネルの種類・搭載枚数などによって多少の違いはありますが、4kW発電するシステムを設置した場合だと約200万円(税込)~約240万円(税込)程度で販売されていました。
それに対して、2022(令和4)年11月現在の販売価格は、メーカーや太陽光パネルの種類・搭載枚数などによって違いはありますが、4kW発電するシステムを設置した場合だと約110万円(税込)程度で販売されています。
10年前と比べると約半額以下にまで下がっていますので、設置しやすくなりました。
太陽光発電の設置費用の相場感は?
家庭用太陽光発電システムの設置費用のなかには、「太陽光パネル」・「パワーコンディショナー」・「架台」の設置工事代金が含まれています。
家庭用太陽光発電システムの設置費用は、1kWあたりの価格で提示されています。
家庭用太陽光発電システムが本格的に販売され始めた2009(平成19)年頃の販売価格は、メーカー・太陽光パネルの種類などによって多少の違いはありますが、1kWあたり約50万円(税込)~約60万円(税込)で販売されていました。
2022(令和4)年度の家庭用太陽光発電システム1kWあたりの販売価格は、調達価格等算定委員会が出している「令和4年度以降調達価格等に関する意見」を見てみると、28万9,000円(税込)程度で販売されています。
発電量ごとの概算費用は次の通りです。
発電量 | 費用(税込) |
3kW | 86万7,000円 |
4kW | 115万6,000円 |
5kW | 144万5,000円 |
6kW | 173万4,000円 |
7kW | 202万3,000円 |
8kW | 231万2,000円 |
9kW | 260万1,000円 |
参考資料:「令和4年度以降調達価格などに関する意見(令和4年2月4日版)」調達価格等算定委員会
太陽光発電の設置費用詳細
家庭用太陽光発電システムの設置費用は大きく分けると4種類に分類できます。
「令和4年度以降調達価格等に関する意見」で示されている1kWあたり28万9,000円(税込)をもとに各項目にどれだけ費用が掛かっているかを説明します。
太陽光パネル
太陽光パネルは、家庭用太陽光発電システムのなかで最も重要で、工事代金に占める割合も最も高いです。
太陽光パネルの工事代金に占める割合は、全体の約60%と言われています。
費用にすると約17万3,400円(税込)です。
パワーコンディショナー
パワーコンディショナーは、家庭用太陽光発電システムのなかで太陽光パネルの次に重要な製品です。
パワーコンディショナーの役割は、電気の変換です。
私たちが普段使っている電気は交流電流なのに対して、家庭用太陽光発電システムで発電された電気は直流電流のため電化製品に使えません。
パワーコンディショナーは、発電された電気を直流電流から交流電流に変換して電化製品に使えるようにします。
また、自家消費をしたあとの余剰電力を売電する時も電圧を調整する逆潮流を起こす役割も担っています。
パワーコンディショナーの1kWあたりの価格は約3万円(税込)です。
※パワーコンディショナーの価格は、容量によって変わります。
パワーコンディショナーの役割に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電の仕組みってどんなの?発電方法や必要な機器・売電方法までを公開!
架台
架台(架台)とは、太陽光パネルを設置するときに使う台や枠のことを指します。
太陽光パネルが少しでも効率良く太陽光を受け取るために、架台は重要な役割を担っています。
例えば、影が多くなる場所では架台を使って、太陽光パネルの高さや傾斜をつけて少しでも発電量が確保できるようにします。
積雪がある地域では積雪対策として、高さのある架台を使う場合もあります。
架台の1kWあたりの販売価格は、約1万5,000円(税込)です。
モニター
家庭用太陽光発電システムのモニターとは、発電量や売電量などを見る表示ユニットを指します。
今はモニターが無くてもHEMSやIOT機器があれば、スマートフォンやタブレット・パソコンなどからでも発電量・充電量を確認できます。
モニター1kWあたりの価格は、5,500円(税込)です。
工事代金
工事代金は、太陽光パネルの次に1kWあたりの費用が高いです。
工事代の割合は、全体の約20%を占めます。
家庭用太陽光発電システムの工事代金は、太陽光パネルの枚数に関わらず固定されています。
工事代金の1kWあたりの費用は、約65,000円(税込)です。
※工事代金は、太陽光パネルの枚数が多い場合が1kWあたりの単価は安くなり、枚数が少なくなると1kWあたりの単価は高くなるため、今回示した費用は概算になります。
参考資料:「令和4年度以降調達価格などに関する意見(令和4年2月4日版)」調達価格等算定委員会
太陽光パネル本体の費用は?
家庭用太陽光発電システムの価格は、1kWあたりの販売価格として記載されているため太陽光パネル1枚あたりの価格は分かりません。
太陽光パネルは大きく分けるとシリコン系と化合物系の2種類に分類できます。
ですが、2022(令和4)年11月販売されているの約9割は、シリコン系の太陽光パネルです。
さらシリコン系は、結晶シリコン・薄膜シリコン(アモルファスシリコン)・ハイブリッドシリコンの3種類に分けられます。
結晶シリコンは更に単結晶と多結晶の2種類に分けられます。
シリコン系の太陽光パネルの費用感と特徴は次の通りです。
名称 | メリット | デメリット | 費用感 |
単結晶 | 発電効率がいい | ・多結晶と比べると設置費用が高い ・温度変化に弱い | 最も多くの自宅に設置されている |
多結晶 | 設置費用を抑えられる | ・単結晶型と比べると発電効率が下がる ・高温になると発電効率が下がる | 設置費用がどの太陽光パネルよりも安い |
薄膜シリコン | 温度に変化に強いため発電量が確保できる | ・変換効率が10%以下 | 単結晶型と同じぐらい |
ハイブリッド(ヘテロ結合) | 夏場でもしっかり発電量が確保できる | ・設置費用が高い | 最も設置費用が高い |
太陽光発電は新築時か後付けかどちらがいいの?
今、家庭用太陽光発電システムの設置を検討している人たちからすると、「新築の時がいいのか」・「後付けのほうがいいか」のかを悩まれていると思います。
家庭用太陽光発電システムの設置を新築時にするにしても後付けにするにしてもメリット・デメリットがありますので紹介します。
取り付け時期 | メリット | デメリット |
新築時 | ・太陽光発電の支払いを住宅ローンと一緒にできる ・自宅の屋根の形状にあった太陽光パネルが設置できるため発電量が確保できる ・後付けするよりも設置費用を抑えられる | ・住宅と同時に設置するため初期費用を高くなる ・固定資産税が掛かる可能性がある |
後付け | ・固定資産税が掛からない ・住宅ローンの支払いが終わってから設置すれば費用を抑えられる | ・新築時と比べると工事費用が掛かる ・設置できない可能性がある |
メリット・デメリットを考慮した上でどちらが良いかを決めると良いでしょう。
太陽光発電の設置費用は元が取れるの?
家庭用太陽光発電システムの設置を検討している人たちからすると、「太陽光を設置して元が取れるのかどうか」だと思います。
家庭用太陽光発電システムが本格的に販売され始めた2009(平成19)年頃の売電価格は、1kWhあたり48円(税込)だったために多くの家庭で家庭用太陽光発電システムの普及が進みました。
2022(令和4)年度の売電価格は、1kWhあたり17円(税込)です。
今から約10年前と比べて約3分の1に下がりました。
そのため多くの人が、「太陽光発電を設置しても元が取れないじゃないか!」と思っているはずです。
10年前と比べても設置費用が安くなっていますし、売電価格の考え方は「初期費用が回収できる範囲内」で決められていますので、元が取れないことはないので安心して下さい。
また、現在の日本は電気代の高騰が続いています
家庭用太陽光発電システムを設置すれば電気代が節約できて売電収入も得ることができます。
例えば、1年間で5,000kWh発電する家庭用太陽光発電システムを設置している自宅でオール電化も併設している場合の電気代の節約額は次の通りです。
例)関西電力のはぴeタイムRを使用していて1年間の電気使用量が6,000kWh(デイタイム4,500kWh リビングタイム900kWh ナイトタイム600kWh)の場合
家庭用太陽光発電システムで発電された電気の約40%は自家消費されると言われています。
年間自家消費量:5,000kWh×0.4=2,000kWh
デイタイムで削減できる電気使用量:4,500kWh-2,000kWh=2,500kWh
1年間で削減できる電気代:2,000kWh×26.33円/kWh=65,825円・・・(1)
燃料調整額:4,000kWh×5円=20,000円・・・(2)
再エネ賦課金:4,000kWh×3.45円=13,800円・・・(3)
一年間の電気代節約額:(1)+(2)+(3)=99,625円・・・(4)
売電収入(売電価格を17円とする):4,000kWh×17円/kWh=68,000円(税込)・・・(5)
1年間の経済効果:(4)+(5)=167,625円・・・(6)
10年間の経済効果:(6)×10年=1,676,250円
仮に太陽光発電システムの設置費用が160万円(税込)だったとすると10年で元が取れることになります。
※このシミュレーション結果はあくまでも概算での計算です。
※金額は全て税込で記載しています。
参考資料:関西電力HP
太陽光発電の設置費用を安くするための方法
10年前と比べると設置費用が安くなった家庭用太陽光発電システムは、総発電量によって多少の違いはありますが、70万円(税込)~300万円(税込み)程度の費用が掛かります。
少しでも安く家庭用太陽光発電システムを設置するための方法は、全部で2つあるので説明します。
相見積もりをとる
家庭用太陽光発電システムを購入する時は、2社以上から相見積もりを取るのが一般的です。
相見積もりを取る理由は、少しでも性能が良くて費用を抑えられる製品を購入するためもありますが、保証内容なども比較できるためです。
家庭用太陽光発電システムの保証には、商品保証と工事保証の2種類があります。
家庭用太陽光発電システムの商品保証は、どのメーカーも内容が同じなので比較してもほとんど違いはありません。
ですが、工事保証は各販売店や施工店によって違います。
工事保証とは、家庭用太陽光発電システム以外の工事に使用した部材に関する販売店や施工店側の保証になります。
各メーカーは、太陽光パネル・パワーコンディショナー・架台といったメーカーが用意した製品については、無償で修理してくれますが、配線やその他工事にしょうした部材に関しては、メーカーは修理してくれません。
そのため、工事保証が無いもしくは、保証年数が短いところから購入すると修理に行く度に出張費と修理代が掛かります。
家庭用太陽光発電システムの修理代は、修理箇所や販売店などによって違いますが、3万3,000円(税込)~11万円(税込)以上の費用が掛かる可能性があります。
本体価格の安さも重要ですが工事保証などの保証面も見て購入すると良いでしょう。
悪徳業者かどうかを判断できる
家庭用太陽光発電システムの販売価格は、高い製品で300万円(税込)程度の費用が掛かります。
販売業者によっては300万円以上の設置費用を提示してくるところもあります。
相場より安かったり高かったりする販売業者は、怪しい業者もしくは悪徳業者の可能性もあります。
そのため、相見積もりを取って販売価格や保証内容が適正かどうかを見比べると良いでしょう。
悪徳業者に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電のメリット・デメリットは?初心者にわかりやすく解説!
補助金を使う
国からの家庭用太陽光発電システムの単体での補助金は、2012(平成24)年で打ち切られています。
ですが、お住まいの地域の自治体によっては、家庭用太陽光発電システム単体での補助金を出しているところもあります。
補助金の条件は、各自治体によって多少の違いはありますが、20万円~70万円程度です。
各自治体の補助金は、自分で市役所のホームページや担当窓口に問い合わせるのと良いでしょう。
太陽光発電を設置後に何の費用がかかる?
家庭用太陽光発電システムは、設置費用が70万円(税込)~300万円(税込)程度の費用が掛かります。
ですが、家庭用太陽光発電システムは屋外設置しているため設置後も費用が掛かることがあります。
家庭用太陽光発電システムの設置後に掛かる費用にはどのようなことがあるのかや費用感について説明します。
メンテナンス
家庭用太陽光発電システムのメンテナンスとは主に太陽光パネルのメンテナンスを指します。
太陽光パネルはメンテナンスしないと発電効率が落ちたり売電できなくなったりします。
発電効率が落ちる理由と売電ができなくなる理由について説明します。
発電効率が落ちる理由
太陽光パネルに砂やホコリは付着した場合は、設計自体が砂や汚れは雨で洗い流されるようになっているため、発電効率に悪影響を与える心配はありません。
ですが、落ち葉が降り積もって堆積したり鳥の糞など付着したりするとその部分だけが影になってしまい発電効率が落ちます。
そのため、家庭用太陽光発電システムは定期的に清掃する必要があります。
太陽光パネルの定期清掃の基本料金は、5万5,000円(税込)が相場でそれにパネルの洗浄代・足場代など加算されます。
太陽光パネルの清掃は、メンテナンス業者などによって多少の違いはありますが、太陽光パネル1枚あたり数百円(税込)~数千円(税込)程度です。
屋根の高さなどによっては、足場を組んで清掃しなければならない自宅もあります。
足場を組む場合は、業者によって多少の違いはありますが1平方メートルあたり2万2,000円(税込)が相場です。
費用を抑えようと思って自分でメンテナンスしようとする人がいます。
太陽光パネルは絶対に自分でメンテナンスしていけません。
その理由は、ケガをする可能性があることと太陽光パネルを傷つけてしまう可能性があるためです。
太陽光パネルの汚れを水などで洗い流そうとすると水道水や洗剤を使用した結果、水道水内のカルキが白く固まってしまったり、洗剤が残って固まったりします。
白く固まった部分が影になって発電効率を落とす原因になります。
また、雑巾などの固い素材で太陽光パネルの表面を拭くと傷が入ったり、雑巾と太陽光パネルの間に石などがあったりすると、太陽光パネルに傷が入ってしまいそこから水などが入り発電効率だけでなく、故障する理由にもなります。
販売業者になかにはメンテナンス費用が無料のところもあるのでメンテナンス費用を抑えたい人は、そういったところで購入すると良いでしょう。
太陽光パネルのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒太陽光パネルは自分で掃除できるの?危険をともなわないやりかたについて
売電ができなくなる理由
2017(平成29)年に家庭用太陽光発電システムの売電に関する法律であるFIT法が改正されて、今までメンテナンスが不要だった家庭用太陽光発電システム(総発電量10kW未満)においても定期的にメンテナンス(保守点検)が新たな項目として追加されました。
おおむね4年に1回程度のメンテナンスをすることが推奨されており、怠ると売電に関わる設備認定が取り消される可能性があります。
※設備認定とは、太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの発電設備が、法律の定める要件に適合しているかどうかを経済産業省が確認することを指します。
家庭用太陽光発電システムのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電はメンテナンスしないといけない?その理由と長持ちさせる方法
各種保険
家庭用太陽光発電システムは屋外に設置しているため、落雷や台風・積雪などによって太陽光パネルが故障する可能性があります。
そのため各種保険に入っておくと安心と言えます。
私たち住んでいる家は必ず火災保険に加入しています。
火災保険は、万が一自宅で火災が起きた時に私たちの財産を守ってくれます。
家庭用太陽光発電システムが火災に巻き込まれた時にある程度の費用が返ってきます。
ですが、地震や津波などで太陽光パネルが破損・故障した場合は、火災保険は対象外になるため地震保険に入っておく必要もあります。
家庭用太陽光発電メーカーによっては、無償で自然災害補償を出しているところもあります。
有償になっているメーカーの自然災害補償は、1万5,000円(税込)~5万5,000円(税込)程度です。
※各太陽光パネルメーカーの自然災害補償は、総発電量や販売価格によって相場よりも高くなる可能性があります。
解体
家庭用太陽光発電システムは、一度設置すると取り外さない製品なのですが、家の建て替えや屋根の葺き替え・取り壊しなどによって家庭用太陽光発電システムを取り外さないいけないときがあります。
家庭用太陽光発電システムの解体費用には、撤去費・運搬費・処分費の3つがあります。
費用の相場としては、撤去費が11万円(税込)・運搬費と処理費用で5万5,000円(税込)です。
ですが、現在ガソリン代も高くなっていますし太陽光パネルの枚数によっても金額は変わりますので、各業者に問い合わせるのが一番です。
家庭用太陽光発電システムの廃棄に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光パネルの廃棄はどうやってするの?正しい廃棄方法について
太陽光発電の設置費用まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回のお話をまとめると、
・2022(令和4)年11月現在の家庭用発電システムの設置費用は、約80万(税込)~約300万円(税込)
・家庭用太陽光発電システムの費用は、発電量によって変わる!
・家庭用太陽光発電システムは、製品によって工事代金が変わる!
・太陽光パネルの価格は、パネルの素材によって変わる!
・家庭用太陽光発電システムは、新築時でも後付けでもメリット・デメリットがある!
・今から家庭用太陽光発電システムを設置しても元を取れる可能性は高い!
・家庭用太陽光発電システムを安く買う方法は全部で2つある!
・家庭用太陽光発電システムは設置後も費用が掛かる!
家庭用太陽光発電システムは、電気代が節約できたり売電して売電収入を得たりできるので経済効果が見えやすい製品です。
その反面、昔と比べると設置費用が安くなったといえ決して安い買い物ではありません。
少しでも費用を抑えるためには、相見積もりを取ったり補助金を使ったりするほうが良いでしょう。
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