蓄電池はやめたほうがいいって?後悔や元が取れないについて解説!
2023/10/16
「蓄電池は本当に設置したほうがいいの?」、「蓄電池の設置をやめたほうがいい人がいるって聞いたけど本当?」など電気代高騰や自然災害の強大化によって、家庭用蓄電池に関する問い合わせが増えています。
家庭用蓄電池は、条件によっては設置しないほうが良い人がいます。
今回は、家庭用蓄電池の設置をやめたほうがいい人の特徴について詳しくお話しします。
目次
蓄電池を買うのをやめたほうがいい人とは?
さまざまなメリットがある家庭用蓄電池ですが、場合によっては購入をやめたほうがいい人がいます。
家庭用蓄電池の購入をやめたほうがいい人の特徴は、全部で3つあるのでそれぞれご説明します!
電気代が1万円以下
今現在の電気代が1万円以下の家庭であれば、家庭用蓄電池の設置を辞めたほうg。
家庭用蓄電池のメリットの1つは、電気代が節約できることです。
家庭用蓄電池は、家庭用太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)の電気を使って充電します。
貯められた電気を使用量の多い時間帯や家庭用太陽光発電システムの発電量が不十分な時に、放電することによって電気代が節約できます。
「家庭用太陽光発電システムを設置して電気代が安い。」・「家庭用太陽光発電システムを設置していなくても電気代が安い。」ご家庭の場合は、家庭用蓄電池を設置したとしても電気が今以上に安くなる可能性は低いです。
家庭用蓄電池の購入費用の償却に時間と費用が掛かるためおすすめしていません。
昼間家に居ない
家庭用太陽光発電システムが発電している日中は、電力会社から電気を買う必要が無いため電気代の節約ができます。
さらに家庭用太陽光発電システムを設置していて、日中に仕事や学校などで家を空けている時間が長いご家庭の場合は、必要最低限の電化製品しか動いていないため電気代が安いです。
一日を通して電気使用量を少ないため、家庭用太陽光発電システムで発電された電気を自家消費したとしても、電気が余るので余った電気を売電できます。
日中だけでなく夜間も家にあまりいない自宅の場合は、もともとの電気代が安いため家庭用太陽光発電システムを設置したとしても、電気代が今まで以上に安くなる可能性は低いです。
設置スペースがない
家庭用蓄電池を設置するためには、ある程度の設置スペースが必要です。
家庭用蓄電池の大きさは、メーカーや容量によって多少の違いはありますが、エアコンの室外機1台~2台分程度の大きさがあります。
家庭用蓄電池は、重量があるため基本的には屋外設置になります。
設置スペースがあったとしても家庭用蓄電池は家の周りのどこにでも設置できるわけではありません。
その理由は、家庭用蓄電池が熱に弱いという特徴を持っているためです。
メーカーが推奨している設置場所は次の通りです。
・家の北面
・一日を通して、影になる時間が長いところ
・風通しがいいところ
<屋外設置された家庭用蓄電池の設置風景>
家庭用蓄電池は、熱に弱いだけでなく温度変化に弱いという特徴も持っていて、2023(令和5)年現在販売されている家庭用蓄電池には、「動作温度範囲」が設定されています。。
動作温度は、メーカーによって異なりますが-20℃~40℃になっている製品が多いです。
最低気温が-20℃以下、最高気温が40℃以上になる地域には設置できませんので注意が必要です。
2023(令和5)年現在、オムロンや長州産業のように温度変化が少ない屋内に設置できる製品も販売されていますが、電気を変換するときに運転音がするため寝室や勉強部屋などに設置するのは避けましょう。
自宅の屋内外に設置スペースがない場合は、家庭用蓄電池は導入しないほうがいいです。
<屋内設置した家庭用蓄電池の設置風景>
家庭用蓄電池の大きさに関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の大きさはどれくらいが理想?目安についてを解説!
蓄電池を設置したほうがいい人
各家庭の人数や電気使用量などの関係で、家庭用蓄電池を購入したほうがいい人がいます。
家庭用蓄電池を購入したほうがいい人の特徴は、全部で3つあるのでご説明します。
電気代が高い
現在の電気代が高い場合は、家庭用蓄電池を設置したほうが良いでしょう。
家庭用蓄電池は、家庭用太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力を使って充電します。
貯められた電気を電気使用量が昼間に使えば電力会社からの買電量が削減できます。
買電量が削減できれば電気代高騰の理由になっている「燃料調整費」も削減できるため電気代を抑えられます。
これから家庭用蓄電池を設置しようと考えている人たちからすると、「どれくらい電気代が削減できるの?」と考えているはずです。
3人家族でオール電化(エコキュートとIH)を使っていて毎月の電気使用量が575kWh(リビングタイム75kWh・デイタイム300kWh・ナイトタイム200kWh)で、蓄電容量が7kWhの家庭用蓄電池を設置した場合の削減額を次の通りです。
※今回の計算では、家庭用太陽光発電システムの自家消費量、燃料調整額・再エネ賦課金は加味していません。
※関西電力のはぴeタイムで計算しています。(デイタイム1kWhあたり26円)
※税込価格で表記しています。
参考資料:関西電力HP
太陽光発電を設置・検討している
家庭用太陽光発電システムを設置しているもしくは設置の検討をしている人は家庭用蓄電池も設置したほうが良いです。
家庭用太陽光発電システムと家庭用蓄電池の相性は非常によく、併用して使えば一日を通して電気の自給自足が可能です。
家庭用太陽光発電システムの余剰電力で充電された電気を使えば、太陽光パネルに日光が当たらなくなった夕方以降の電気代削減ができます。
また、家庭用太陽光発電システムを設置して10年が経過すると高額な売電価格で電気を買い取ってくれる固定価格買取制度が終了します。
買取期間が終了すると売電価格が1kWhあたり7円~9円程度にまで下がります。
売電価格が下がってしまうと電力会社から買う電気のほうが高くなってしまうため、買取期間が終了した自宅では売電よりも自家消費を優先するためにも家庭用蓄電池を設置したほうがいいです。
万が一のときの供えが必要
家庭用蓄電池のメリットは、電気代の節約と災害時の非常用電源として使えることです。
家庭用太陽光発電システムを設置している自宅の場合は、発電された電気を非常用電源として使えます。
発電しなくなった夕方以降は、停電状態になります。
また、家庭用太陽光発電システム用のパワーコンディショナーは性能上、停電時に最大で1,500Wまでしか出力できないため、一度に多くの電化製品を使うとブレーカーが落ちます。
それに対して、2023(令和5)年現在販売されている家庭用蓄電池の停電時の最大出力は、メーカーや性能によって異なりますが3,000W~5,900Wまで出力できるため一度に多くの電化製品を使えます。
停電時に使う電化製品の消費電力によって違いはありますが、2日~3日分の電気を賄えます。
また、全負荷型の家庭用蓄電池であれば停電時でも家中の電気をバックアップできますし、エアコンやIHといった200V電源を必要とする電化製品も使えます。
停電時にあらかじめ決められた部屋の電気しか使えない特定負荷型の家庭用蓄電池であれば、全負荷型の家庭用蓄電池よりも貯められた電気を長く使えます。
全負荷型と特定負荷に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の種類は?特徴や用途・家庭用産業用についてを比較!
蓄電池はやめたほうがいい!後悔したケース
実際に家庭用蓄電池を設置して後悔した人がいるのは事実です。
ここで気になるのが、「どのようなことで家庭用蓄電池を設置して後悔したか。」だと思います。
家庭用蓄電池を設置した人が後悔したポイントは、全部で4つあるのでご紹介します。
節約できなかった
家庭用蓄電池を設置して電気代を節約ができなくて後悔した人が実際にいます。
電気代が1万円以下であれば家庭用蓄電池を設置したとしても、電気代が節約できない可能性があります。
そもそも電気代が安い自宅では、電気使用量が少ないか家庭用太陽光発電システムで発電された電気を自家消費して電気使用量が少ないかのどちらかです。
家庭用太陽光発電システムで家庭用蓄電池の充電を100%にできなかった場合は、深夜電力は電力会社から電気を買う必要があります。
家庭用蓄電池の充電は、家庭用太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)を使います。
オール電化を導入されている自宅の場合は、深夜電力が安くなる料金システムになっているのですが、オール電化を導入していないご家庭では深夜電力が安くなる料金プランになっていません。
関西電力のはぴeタイムRを使われている自宅の場合は、ナイトタイム(23時~翌朝7時)の電気代が1kWhあたり15.2円(税込)です。
深夜電力が安くならない自宅の電気代は、電気使用量に応じて電気代が上がっていく従量電灯契約になっています。
そのため、家庭用蓄電池を充電している間は電気代が上がっていきます。
家庭用蓄電池を設置する場合は、あらかじめ深夜電力が安くなる料金プランに契約を変更しておく必要があります。
参考資料:関西電力HP
補助金があることを知らなかった
家庭用蓄電池を設置しようと思うと、メーカーや容量などによって異なりますが、約130万円(税込)~約250万円(税込)程度の費用が掛かります。
少しでも設置費用を安く購入するためには、補助金を利用するのが良いです。
なかには家庭用蓄電池を設置したもしくは契約したあとに、補助金があることを知って補助金が受給できなくて後悔した人がいます。
家庭用蓄電池に限らず各種補助金は、工事前・契約前申請が基本です
今から家庭用蓄電池の導入を検討している人たちのために、今から使える補助金をいくつか紹介します。
DER補助金
この補助金は、一般社団法人環境共創イニシアチブが出している補助金の1つです。
DER補助金の詳細が次の通りです。
予算総額が29億円と書かれていますが、家庭用蓄電池に与えられている予算が18億円のため、早く無くなってしまう可能性があります。
DER補助金を使って家庭用蓄電池の購入を検討している人は、早目に販売店に問い合わせましょう。
DR補助金
DR補助金もDER補助金と同様、一般社団法人環境共創イニシアチブが出している補助金の1つです。
DER補助金との違いは、電気の需給ひっ迫警報・注意報が発令された時に、自分の意図しないところで家庭用蓄電池の充放電が行われます。
自分の意図しないないところで家庭用蓄電池の充放電が行われるため、経済的損失が出る可能性があります。
ですが、電気の需給ひっ迫警報・注意報が発令される可能性は限りなく0に近いため、経済的損失が出たとしてもDR補助金を使って設置したほうがいいです。
申請はしたが間に合わず補助金が受給できなくて、高額な家庭用蓄電池の設置費用を支払っている人もいます。
補助金を使って家庭用蓄電池を導入する場合は、補助金の締め切りや予算の執行状況などを販売店に確認しましょう。
この他にも、自治体によっては補助金を出しているところもあるので自分で問い合わせてみるのも一つの方法です。
DR補助金の詳細は次の通りです。
蓄電池の補助金に関する詳しい記事はこちら⇒【2023年最新版】蓄電池の補助金はでる?国・自治体からの発表内容や申請方法を解説
売電量が減った
家庭用蓄電池を設置して売電量が減り後悔した人がいます。
売電量が減ってしまったしまう理由は、「家庭用蓄電池の運転モード」です。
家庭用蓄電池には、家庭用太陽光発電システムの設置年数や使い方によって運転モードが選べます。
家庭用太陽光発電システムの設置年数が浅い時に、家庭用蓄電池の充電に余剰電力を全て貯める運転モードにすると売電量が減ります。
売電量が減ると売電収入が減るため経済的損失を生みます。
家庭用蓄電池の運転モードは、家庭用太陽光発電システムの設置年数に合わせて設定することをおすすめします。
エコの王様で人気のダイヤゼブラ電機の運転モードを紹介します。
<ノーマルモード:売電優先>
<スマートモード:自家消費優先>
<節電モード:自家消費優先>
<蓄電モード:停電対策用>
画像引用:ダイヤゼブラ電機HP
蓄電池で後悔しないためには?
家庭用蓄電池を設置して後悔する人が居る人は事実です。
では、どうすれば家庭用蓄電池を設置して後悔しないのかが気になると思います。
家庭用蓄電池を設置して後悔しないためのポイントは、全部で4つあるのでご紹介します。
なぜ蓄電池が必要なのかを考える
家庭用蓄電池の必要性を考えて購入しないと必ず後悔します。
そもそも家庭用蓄電池が注目された理由は、電力会社が高額な売電価格で電気を買い取ってくれる固定価格買取制度が終了して売電価格が下がるためです。
固定価格買取制度が終了すると売電価格が大幅に下がるため、家庭用蓄電池に電気を貯めて自家消費する動き高まって普及が進みました。
では、家庭用太陽光発電システムを設置している全ての自宅は、家庭用蓄電池を設置しているのでしょうか?
答えは、全ての自宅で家庭用蓄電池は設置されていません。
設置していないご家庭は、家庭用蓄電池の必要性を感じていないためです。
各自宅の家庭用太陽光発電システムの発電量や現在の電気代や経済状況によっては、家庭用蓄電池を設置しないほうがいい自宅もあります。
家庭用蓄電池を導入する時は、本当に蓄電池が自分の家に必要かどうかをよく考えてから行動したほうがよいでしょう。
儲けようと思って設置するものではない
家庭用蓄電池で「儲けよう。」と思っている人は必ず後悔します。
家庭用蓄電池は儲けるために開発された製品ではありません。
家庭用太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力を家庭用蓄電池に貯められます。
貯められた電気を電気使用量が多い時間帯に放電したり停電時に放電したりすることで、電気代の節約や非常用電源として使えます。
家庭用蓄電池は、「困った時の保険」という意味合いが強いです。
家庭用蓄電池を設置しても儲けらないと思っておいたほうがいいです。
目的に合った蓄電池を選ぶ
エコの王様に問い合わせを頂くなかで、多いのが「訪問販売の人が家に来て、このメーカーの容量がこれぐらいの蓄電池を勧められたんですけど、私の家に合っていますか?」という内容です。
家庭用蓄電池を購入する上で重要なのが容量選びです。
容量選びを間違えると、思っていたよりも経済効果が得られなかったり停電の時に貯められている電気が早く無くなってしまう可能性が高まります。
ですが、訪問販売業者は各家庭の家庭用太陽光発電システムの発電量や電気使用量に関係無く社内で決められた製品を販売します。
決められた製品を購入すると家庭用太陽光発電システムの余剰電力で満充電にできなくて深夜電力を買ってことになって電気代が高くなったり、余剰電力が余ってしまったりするケースがあります。
家庭用蓄電池を購入する時は、「自分たちは蓄電池を何目的で使いたいか。」を考えておく必要があります。
エコの王様でもお話させて頂く中で「訪問販売は、あらかじめ決められた商品しか販売しないため、お話を聞いてるとこっちの容量の蓄電池が良いですね。」などとお話させて頂くことが良くあります。
エコの王様には、各メーカーの家庭用蓄電池に詳しいスタッフが数多く在籍しておりますので、分からないことがあればお気軽にお問い合わせ下さい!
家庭用蓄電池の容量に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の容量はどれにするべき?目安や計算方法・選びかたのポイント
ちゃんとした業者を選ぶ
家庭用蓄電池を選ぶ上で重要なのがちゃんとした業者を選ぶことです。
ちゃんとした販売業者を選ばないと工事当日に見積書以外の工事をされて、後日高額な工事代金を請求されたり黙って中古品を設置されたりするトラブルが起きる可能性があります。
ここで気になるのが、「ちゃんとした業者を見つけるためにはどうしたら良いの?」ということだと思います。
エコの王様が考えるちゃんとした販売業者の定義は次の通りです。
・自社のホームページがある
・施工実績が多い
・保証内容が充実している
・担当者が知識を持っている
上記のポイントを調べるために重要なのが相見積もりです。
家庭用蓄電池を購入する場合は、3社以上からの相見積もりを取るようことをおすすめします。
複数社から見積りを取ることで、商品や価格のことだけでなく保証内容を見比べられます。
相見積もりを取った業者のなかから家庭用蓄電池を購入したほうが良いでしょう。
もし、相見積もりを取って設置費用も保証内容も同じ場合は、各販売店のホームページを確認してみましょう。
ホームページの中でも注目して欲しいのが、施工実績です。
施工実績が多い販売店は契約数も多いためちゃんとした販売店と言えます。
エコの王様は、年間で数千件の家庭用蓄電池の施工実績、充実の工事保証10年が付いていますし、各メーカーの性能や特徴に詳しいスタッフが数多く在籍しておりますので、家庭用蓄電池の購入を検討されている人は是非1度問い合わせ下さい。
家庭用蓄電池の相見積りに関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】家庭用蓄電池を見積りする際の注意事項について徹底解説!
エコの王様の家庭用蓄電池の施工実績はこちら⇒蓄電池の設置・工事実績
蓄電池は元が取れない?取れる?
家庭用蓄電池を設置するなかでも多くの人が気になっているのが「蓄電池を設置して元が取れるか取れないか。」だと思います。
家庭用蓄電池を設置して元が取れるか取れないかは、現在の支払っている電気代次第です。
現在支払っている電気代が家庭用太陽光発電システムを設置しても高い場合は、家庭用蓄電池を設置することによって電気代が削減できます。
削減できた電気代を家庭用蓄電池の費用に充てられます。
例えば、120万円の家庭用蓄電池を設置して毎月1万円の電気代が削減できた場合、1年間で12万円の電気代が削減できます。
1年間で12万円を家庭用蓄電池の費用に充てたとすると、10年で設置費用を償却できる計算です。
家庭用蓄電池を設置してから10年目以降は、削減できた電気代は各家庭の副収入になります。
メーカーや容量・各販売店の販売価格によって多少の違いはありますが、約10年~約15年で設置費用を償却できる可能性が高いです。
※税込価格で表記しています。
蓄電池はやめたほうがいい?実際の口コミは?
家庭用蓄電池は、電気代の節約や停電時の非常用電源として使えるため設置したほうがいいです。
SNSや掲示板の口コミを見ると、良い口コミもあれば悪い口コミもあります。
家庭用蓄電池の口コミから導入をやめたほうが良いかを考えてみたいと思います。
良い口コミ
・「蓄電池を設置して電気代が安くなった。」
・「停電が起きた時に非常用電源として使えて良かった。」
・「アフターサービスがしっかりしたところで、契約したので不具合がった時にすぐに来てくれた。」
・「担当の人が商品や工事のことを親切に教えて貰えたので安心して契約できた。」
悪い口コミ
・「電気代が安くなるって聞いて蓄電池を設置したのに全然安くならなかった。」
・「工事当日に見積りと違う請求がきた。」
・「停電の時に思った以上に貯められている電気が早くなくなった。」
家庭用蓄電池が良いと思っている人の口コミを見ると、「電気代が節約できた。」や「停電が起きても安心して生活できた。」など経済や非常用電源として使えたという面で設置したほうが良いと思っています。
逆に家庭用蓄電池を良く思っていない人の口コミを見ると、「電気代が安くならなかった。」や「業者にださまれた。」など経済的な負担が増えたことで、家庭用蓄電池を設置しないほうがいいと思っています。
選び方と使い方・容量によって家庭用蓄電池の持っている力を最大限発揮できるかどうかが決まります。
そのため、しっかりした販売業者から情報をもらって購入するほうが良いでしょう。
蓄電池はやめたほうがいい?設置件数が増えている現状を知っておこう!
家庭用蓄電池が販売されたのは、2009(平成21)年です。
経済産業者の資源エネルギー庁が2020(令和2)年に出した「第1回定置用蓄電システム普及拡大検討会開催の目的」を見ると、2009年の家庭用蓄電池の設置件数は、約1,940台でした。
そこから設置件数は増えて2019(令和元)年には11万5,000台、2022(令和4)年には14万台を超えました。
家庭用蓄電池の設置件数が爆発的に増えたのは、家庭用太陽光発電システムの固定価格買取制度が2019(令和元)年から終了する自宅が増えたためです。
固定価格買取制度が終了すると、売電単価が1kWhあたり7円(税込)~10円(税込)程度にまで下がります。
売電価格が下がると電力会社から買う電気のほうが高くなります。
買取期間が終了した自宅では売電をせずに家庭用蓄電池に電気を貯めて自家消費する動きが高まりました。
固定価格買取制度が終了する自宅は増えるため、今後も家庭用蓄電池の設置件数が増える見込みです。
参考資料:「定置用リチウムイオン蓄電池自主統計調査概要」 一般社団法人日本電機工業会HP
蓄電池やめたほうがいいのまとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は、家庭用蓄電池をやめたほうがいい人の特徴についてお話させて頂きました。
電気代節約や停電対策用として家庭用蓄電池の設置が進んでいます。
各家庭の電気使用量や家庭用太陽光発電システムの総発電量、立地条件によっては設置しないほうが良い人がいます。
無理に家庭用蓄電池を設置すると電気代が安くなるどころか高くなってしまったり、停電時に貯められている電気が早く無くなってしまったりする可能性があります。
ですが、少しでも「電気代節約がしたい。」や「停電対策がしたい。」と思っている人は、家庭用蓄電池を設置するべきです。
エコの王様には、家庭用蓄電池の選び方や各メーカーの特徴に詳しいスタッフがおりますので、分からないことがあればいつでもご連絡ください!
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