「エコの王様」大人気CM放映中!!

王様のためになる話

蓄電池のメリット・デメリットは?後悔しないために知っておくべきこと

2023/06/10

「蓄電池って最近よく聞くけど、設置するメリット・デメリットが知りたい。」、「蓄電池を設置したほうがいい家と設置しないほうがいいがあるって聞いたけど本当?」など、家庭用蓄電池のメリット・デメリットに関する問い合わせを毎日頂いています。

災害の強大化や電気代高騰対策として家庭用蓄電池が今注目されています。

家庭用蓄電池は、メリットだけでなくデメリットがあるのも事実です。

そこで今回は家庭用蓄電池のメリット・デメリットだけでなく、家庭用蓄電池を設置すべき家庭と設置するべきではない家庭の特徴について詳しくお話しします!

 

蓄電池のメリットは?

「蓄電池を設置するメリットはなんですか?」という問い合わせが増えています。

家庭用蓄電池を設置することによって得られるメリットは、全部で6つありますので詳しく説明します!

 

電気代の値上げに対処できる

家庭用蓄電池を設置すれば月々の電気代が削減できる可能性があります。

2021(令和3)年頃から日本全国で電気代の高騰が続いており、6月には大手電力会社7社が電気代の値上げを開始しています。

また、9月には2月から続いていた政府の電気代対策の補助金が打ち切られるため、さらに電気代が値上がりすると予想されています。

電気代高騰の理由は基本料金の値上げもありますが、「燃料調整額」と「再エネ賦課金」が大きく関係しています。

電力会社によって多少の違いはありますが、燃料調整額は1kWhあたり9円~13円程度で推移しています。

家庭用蓄電池は、家庭用太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)を貯められます。

そのため、天候不良が続いて発電量が不十分だったり、発電しなくなった夕方以降に放電すれば電力会社から電気を買う必要がなくなるため、燃料調整額や再エネ賦課金を抑えられます。

燃料調整額や再エネ賦課金を抑えることによって、電気代対策ができます。

電気代に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池で電気代は安くなるの?高い理由やゼロ円について解説!

再エネ賦課金に関する詳しい動画はこちら⇒【知らないと絶対損する】再エネ賦課金って何?これから電気代はもっと高くなる?

 

災害時に活躍してくれる

家庭用蓄電池を設置すれば、災害時に活躍してくれます。

家庭用太陽光発電システムが発電している間であれば非常用電源として利用できます。

家庭用太陽光発電システムのパワーコンディショナーの性能上、非常用電源として使える電気は1,500Wまでになっていますし、発電しなくなった夕方以降は停電状態になります。

家庭用蓄電池があれば、家庭用太陽光発電システムが発電しなくなった夕方以降でも貯められている電気を放電することによって、停電時でも電気を使った生活ができます。

家庭用太陽光発電システムのパワーコンディショナーは、停電時に最大1,500Wまでしか出力できないのに対して、家庭用蓄電池はメーカーや性能によって違いはありますが、3,000W~5,900Wまで出力できるので1度に多くの電化製品が使えます。

また、全負荷200V対応の家庭用蓄電池であれば停電時でもエアコンやIHなどの200V電源を必要とする電化製品も使えます。

全負荷型に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の種類は?特徴や用途・家庭用産業用についてを比較!

 

太陽光発電と併用できる

家庭用蓄電池は、家庭用太陽光発電システムと併用できます。

家庭用蓄電池の充電は、家庭用太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)を使います。

深夜電力は、電力会社から電気を買うため使用量が増えると電気が高くなります。

その一方で、家庭用太陽光発電システムで発電された電気は0円のため経済的です。

電気代0円の家庭用太陽光発電システムの余剰電力で家庭用蓄電池を充電できれば深夜電力を買う必要が無くなるので電気代節約にも繋がります。

また、家庭用太陽光発電システムの発電量が不十分な時や発電しなくなった夕方以降に、放電することよって電気代節約ができます。

家庭用太陽光発電システムと家庭用蓄電池を併用することによって、両方のデメリットを消してくれます。

家庭用太陽光発電システムと家庭用蓄電池の組み合わせに関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電と蓄電池のセットは元が取れる?仕組みや電気の動きについて解説!

 

環境問題に貢献できる

2020(令和2)年頃から全世界で「脱炭素」・「カーボンニュートラルの実現」と言われ始めました。

全世界がその動きになっているなかで日本は、世界とは逆行しています。

先進国のなかで最もエネルギー自給率が低い日本では、石炭・石油・天然ガスを燃やして電気を作る火力発電に依存しています。

火力発電は、多くの電気を作れるというメリットがある反面、燃料を燃やしている時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しています。

世界の動きと逆行している日本では、家庭用太陽光発電システムと家庭用蓄電池の普及を急いでいます。

家庭用蓄電池に貯められている電気を必要に応じて放電することによって電力会社から電気を買う必要がなくなります。

それが結果として、火力発電所から出る二酸化炭素を削減できます。

 

電気自動車と併用できる

家庭用蓄電池は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)と併用して使用できます。

日本では、2030(令和12)年に販売される新車は、ガソリン車ではなく電気自動車やプライグインハイブリッド車にする方向で政府もメーカーも動いています。

電気自動車やプラグインハイブリッド車に搭載されているバッテリーは、家庭用蓄電池よりも容量が大きいため非常用電源として使えます。

電気自動車やプラグインハイブリッド車に貯められている電気を使うために開発されたのがV2Hシステムです。

V2Hシステムは、貯められている電気を日常や停電時に使えるだけでなく、家庭用太陽光発電システムの余剰電力を充電に使えます。

ですが、停電時に電気自動車やプラグインハイブリッド車を使用すると電気が供給できなくなります。

その時に役立つのが家庭用蓄電池です。

家庭用蓄電池があれば停電時に電気自動車やプラグインハイブリッド車を使用している時でも電気が使えます。

また、家庭用蓄電池に貯められている電気は、電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電にも使えます。

ニチコンが販売しているトライブリッド蓄電システムのように、一台のパワーコンディショナーで家庭用太陽光発電システム・V2Hシステム・家庭用蓄電池を制御する製品が販売されるなど、家庭用蓄電池と電気自動車やプラグインハイブリッド車を併用して使う家庭も増えています。

V2Hシステムに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!

トライブリッド蓄電システムに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hのトライブリッドとは?すべてをまとめた新しいシステム

 

ピークシフトに対応している

ピークシフトとは、電力需要がピークを迎える13時~16時を避けて電気を使用することを指します。

家庭用蓄電池の充電を電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時で)や電気使用量の少ない時に行って、電力需要のピークを迎える時間帯に放電することによってピークシフトができます。

電力需要の電気使用量を減らす「ピークカット」と似ていますが、ピークシフトにおいては電気使用量に変化はなく電力使用量を「移動(シフト)」して、全時間帯の電気使用量を平均化するイメージです。

<ピークシフトイメージ図>

 

蓄電池のデメリットは?

家庭用蓄電池を設置すれば、電気代が節約できたり停電時でも電気が使えたりするなどのメリットがあります。

その反面、デメリットがあることも事実です。

家庭用蓄電池のデメリットは全部で4つあるので詳しく説明します。

 

本体代金が高い

蓄電池最大のデメリットは、本体代金が高いことです。

2023(令和5)年現在販売されている家庭用蓄電池は、メーカーや性能・容量によって違いますが140万円~200万円程度が相場です。

電気代が節約できたり停電対策ができたりするなどのメリットがあるため、多くの家庭で家庭用蓄電池を設置が進んでいます。

ですが、初期投資に対して家庭用蓄電池は費用対効果が見えにくい製品でもある言われています。

家庭用蓄電池を設置した人のなかには、「思った以上に電気代が安くならない。」・「高い買い物をしたのに全然儲かった気がしない。」と感じている人もいます。

家庭用蓄電池を「得をしよう。」、「儲けよう。」と思って設置すると後悔します。

あくまでも、家庭用蓄電池は災害対策などの「保険」として考えて設置すると良いでしょう。

ですが、家庭用蓄電池を少しでも安く購入したいですよね?

家庭用蓄電池を少しでも安く設置するためには、2社以上から相見積もりを取りましょう。

家庭用蓄電池には、適正価格があります。

2023(令和5)年6月現在の適正価格は、訪問販売で1kWhあたり25万円前後、ネット販売で1kWhあたり20万円前後が相場です。

適正価格より高過ぎたり安過ぎたりすると怪しい販売業者だったり、黙って型式が古い製品を設置したり、工事当日に追加工事して高額な工事代金を請求するトラブルも報告されています。

※税込価格で表記しています。

家庭用蓄電池の相見積もりに関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】家庭用蓄電池を見積りする際の注意事項について徹底解説!

家庭用蓄電池の設置費用に関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】家庭用蓄電池の価格や相場はいくら?少しでも安く購入するための方法

 

永久に使えるわけではない

家庭用蓄電池もテレビや冷蔵庫と同じように電化製品のため、いつかは寿命が来ます。

ですが、テレビなどのように壊れて使えなくなるのではなく、家庭用蓄電池の寿命は「蓄電能力の低下」を指します。

家庭用蓄電池の場合は、各蓄電池メーカーも容量保証を10年~15年を付けてるため保証期間内に蓄電能力が著しく低下した場合は、メーカーが本体ごと交換してくれるので、半永久的に使えると言っても良いでしょう。

また、電気を変換するパワーコンディショナーの寿命は、設置場所などによって多少の違いはありますが10年~15年と言われています。

パワーコンディショナーにも各メーカーはシステム保証を付けているので、保証期間内であれば無償で修理・交換してくれるので少しでも不具合があった場合は、販売店に連絡してメーカーに来てもらうようにしましょう。

家庭用蓄電池の寿命に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の寿命・耐用年数は?メーカー別・長期間使用するための5つのポイント

 

設置場所が必要

2023(令和5)年現在販売されている家庭用蓄電池の大きさは、メーカーや容量によって違いはありますがエアコン室外機1台分~2台分程度の大きさがあり、重量も200kg以上する製品もあります。

そのため家庭用蓄電池の設置場所は基本的に屋外です。

ですが、家庭用蓄電池のバッテリーに使われているリチウムイオンは、熱に弱いという特性を持っているため屋外のどこでも設置できる訳ではありません。

家庭用蓄電池の設置場所に適しているのは次の通りです。

・自宅の北面

・一日を通して影になる時間が多い場所

・風通しが良い場所

立地条件によっては屋外に設置できない自宅もありますが、2023(令和5)年現在販売されている家庭用蓄電池のなかには、屋内設置できる製品もあります。

そのためどのような自宅でも設置できるようになっていますが、屋内設置する場合もデメリットがありますので、家庭用蓄電池を設置する場合は設置場所を決めてから購入すると良いでしょう。

家庭用蓄電池の設置場所に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の大きさはどれくらいが理想?目安についてを解説!

 

無限に電気を貯められるわけではない

2023(令和5)年現在販売されている家庭用蓄電池は、バッテリーに使われているリチウムイオンは火災が起きる可能性があるため、消防法の規制によって17kWh以上の製品を製造することを禁止されています。

そのため、家庭用太陽光発電システムの余剰電力や深夜電力を充分に貯められません。

逆に電気自動車やプラグインハイブリッド車に搭載されているバッテリーは、家庭用蓄電池と同じリチウムイオンが使われています。

同じリチウムイオンを使っていても電気自動車やプライグインハイブリッド車のバッテリーは、消防法の規制がないためメーカーによっては容量が100kWhを超える製品もあります。

そのため、家庭用太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力をしっかり貯めて自家消費や停電対策をしたい場合は、家庭用蓄電池よりも電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリーを使うと良いでしょう。

家庭用蓄電池の容量に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の容量はどれくらいが適切?失敗しない蓄電池の選びかた

電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリーに関する詳しい記事はこちら⇒【2022年8月版】V2Hの対応車種!全メーカーと詳細を解説!

 

蓄電池を設置するべきケース

家庭用蓄電池を検討している人のなかには、「自分の家は蓄電池を設置したほうが良いかが分からない。」と感じている人も多いです。

エコの王様にも「自分の家は、蓄電池を設置したほうが良いのかを教えて欲しいです。」という問い合わせが増えています。

家庭用蓄電池を設置するべきケースは全部で3つあるので説明します。

 

すでに太陽光発電を設置済み

すでに家庭用太陽光発電システムを設置している家庭は、家庭用蓄電池を設置するべきです。

家庭用太陽光発電システムを設置している家庭では、設置後10年間は国が定めた売電価格で電力会社が電気を買い取ってくれる固定価格買取(FIT)制度があります。

固定買取期間の10年が経過すると売電価格が電力会社によって違いはありますが、1kWhあたり7円~9円程度にまで下がります。

売電価格が下がると電力会社から買う電気のほうが高くなってしまうため、家庭用蓄電池に余剰電力を貯めて自家消費するほうが経済的なため設置するべきです。

家庭用太陽光発電システムを設置して10年以上経過している自宅の場合は、パワーコンディショナーの交換時期を迎えます。

家庭用太陽光発電システムのパワーコンディショナーの交換代金は、メーカーや容量によって違いはありますが22万円~33万円程度の費用が掛かります。

家庭用蓄電池を導入することによって古いパワーコンディショナーを新しい製品に交換できるため、家庭用太陽光発電システムを設置している人は、家庭用蓄電池を設置したほうが良いでしょう。

※税込価格で表記しています。

家庭用太陽光発電システムの売電価格に関する詳しい記事はこちら⇒2023年最新版!太陽光発電の売電価格は?手続きや終了後にやるべきこと

パワーコンディショナーに関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電の仕組みってどんなの?発電方法や必要な機器・売電方法までを公開!

 

電気代を下げたい

家庭用太陽光発電システムを設置していても家族人数や電気代が高い昼間に在宅時間が長い場合は、電気代は高くなります。

電気代の高い昼間に在宅時間が長いと家庭用太陽光発電システムで発電された電気では、電気使用量を賄いきれないため電気代が高くなります。

また、発電しなくなった夕方以降は、電力会社から電気を買う必要があるため電気代が高くなります。

家庭用蓄電池があれば、家庭用太陽光発電システムの発電量を不十分な時に放電すれば電気代節約になりますし、発電した電気で賄いきれない場合でも放電することによって電気代節約に繋がります

また、発電しなくなった夕方以降に貯められている電気を放電することによって、電気代節約ができます。

家庭用蓄電池と電気に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池で電気代は安くなるの?高い理由やゼロ円について解説!

 

万が一の災害時に電気を使いたい

家庭用太陽光発電システムが発電している場合、停電が発生したとしても非常用電源として使えます。

ですが、発電しなくなった夕方以降は停電状態になりますし、家庭用太陽光発電システムのパワーコンディショナーの性能上、非常用電源として使えるのは1,500Wまでしか出力できないため一度に多くの電化製品を使えません。

それに対して、家庭用蓄電池はメーカーや性能によって違いますが、停電時の最大出力は3,000W~5,900Wです。

停電時の最大出力が大きいため一度に多くの電化製品が使えます。

また、停電時に家中の電気をバックアップできる全負荷型の家庭用蓄電池を設置すれば、エアコンやIHといった200V電源を必要とする電化製品も使えます。

逆に停電時に必要最低限の電気が使えれば良いと考えている人には、特定負荷型の家庭用蓄電池をおすすめします。

家庭用蓄電池の種類に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の種類は?特徴や用途・家庭用産業用についてを比較!

 

蓄電池を設置するべきではないケース

家庭用蓄電池を設置するべきケースがある反面、設置するべきでないケースがあるのも事実です。

家庭用蓄電池を設置するべきではないケースは、全部で3つあるので詳しく説明します。

 

すでに電気代が安い

家庭用蓄電池を設置しなくても電気代が安い家庭の場合は、設置するべきではありません。

その理由は、家庭用蓄電池の充電に電気代が掛かるためです。

家庭用蓄電池を設置しなくても電気代が安い家庭の多くは、家庭用太陽光発電システムで発電された電気の多くを自家消費しているか、もしくは家族人数が少なくて電気使用量が少ないかのどちらかです。

家庭用蓄電池の充電は、家庭用太陽光発電システムで発電された余剰電力と電気代の安い深夜電力を使います。

家庭用太陽光発電システムを設置して電気代が安い場合は、発電された電気を全て自家消費している可能性が高いため、家庭用蓄電池に充電する電気が余っていない可能性もあります。

余剰電力で充電できない分は、深夜電力を使って充電するので電気代が掛かります。

昼間の電気代に比べると深夜電力の1kWhあたりの単価は安いですが、使い続けると電気代は高くなります。

また、家庭用太陽光発電システムを設置していなくて家族人数が少ないや日中ほとんど家にいない家庭の場合は、そもそもの電気代が安いため家庭用蓄電池の充電を深夜電力で行います。

そのため、電気代が安い家庭の場合は、家庭用蓄電池は設置しないほうがいいでしょう。

 

昼に電気を使わない

家庭用太陽光発電システムを設置していて昼間に電気を使わない家庭の場合は、家庭用蓄電池を設置するべきではありません。

その理由は売電です。

昼間に電気を使わない自宅の場合は、電気使用量が少ないことが多く家庭用太陽光発電システムで発電された電気のほとんどを自家消費していないため売電に回ります。

家庭用太陽光発電システムを設置してまだ年数が浅い場合は、買電価格よりも売電価格が高い可能性があるため売電したほうが経済効果が得られやすいです。

昼間に電気を使わない家庭の場合は、家庭用蓄電池を設置しないほうがいいでしょう。

 

設置する場所がない

設置場所がない場合は、家庭用蓄電池を設置するべきではありません。

家庭用蓄電池は、エアコンの室外機1台~2台分程度の大きさがあって、重たい製品で200kgを超える製品もあります。

そのため設置場所は基本的屋外です。

屋外に設置場所があるからといってどこでも設置できるわけではなく、家の北側や風通しの良い場所が望ましいとされています。

2023(令和5)年現在販売されている家庭用蓄電池のなかには、小型軽量化されている製品もあるため屋内設置ができる製品もあります。

ですが、家庭用蓄電池は電気を変換する時に音が出るため寝室や勉強部屋には設置できませんし、湿気やホコリの多い場所に設置すると故障の原因になるため設置場所として望ましくありません。

設置場所がない場合は、家庭用蓄電池を設置しないほうがいいでしょう。

 

蓄電池は設置するメリットが多い?

「家庭用蓄電池は設置したほうがメリットが多いの?」などの質問を良く頂きます。

その答えは、設置するほうがメリットは多いです。

近年の自然災害の強大化で停電が日本全国で起きています。

もちろん家庭用太陽光発電システムの電気も非常用電源として使えますが、使える時間には限界があります。

家庭用蓄電池があれば、停電時に安心して家で電気が使えますし、エアコンやIHなどの200V電源を必要とする電化製品も使える製品を選べば、熱中症や食あたりといった二次被害も防げます。

2021(令和3)年頃から始まった電気代高騰の対策として有効なのが、家庭用蓄電池です。

家庭用蓄電池は、家庭用太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力を使って充電しているため電気代自体はほとんど掛かっていません。

安い電気代で充電した電気を電気使用量の多い時間帯や、家庭用太陽光発電システムの発電量が少ない時に放電すれば、電力会社から電気を買う必要がないため電気代を抑えられます。

この2つのことから家庭用蓄電池は設置したほうがメリットは多いと言えます。

 

蓄電池メリットのまとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

今回のお話しまとめると、

・家庭用蓄電池のメリットは、「電気代の値引きに対処できる。」・「災害時に活躍してくれる。」・「太陽光発電と併用できる。」・「環境問題に貢献できる。」・「電気自動車と併用できる。」・「ピークシフトに対応している。」の6つ!

・家庭用蓄電池のデメリットは、「本体価格が高い。」・「永久に使えるわけではない。」・「設置場所が必要。」・「無限に充電できるわけではない。」の4つ!

・家庭用蓄電池を設置するべきケースは、「すでに太陽光発電を設置している。」・「電気代を下げたい。」・「万が一の災害に備えたい。」の3つ!

・家庭用蓄電池を設置するべきではないケースは、「電気代が安い。」・「昼に電気を使わない。」・「設置場所がない。」の3つ!

・家庭用蓄電池は、停電対策・電気代節約の面から設置したほうがメリットは多い!

家庭用蓄電池は、電気代節約や災害対策ができることから年々注目度が上がっています。

メリットが多い家庭用蓄電池ですが、もちろんデメリットもあります。

家庭用の状況によって家庭用蓄電池を設置するべき家庭と設置するべきではない家庭があるのも事実です。

エコの王様では、家庭用蓄電池に詳しいスタッフが数多く在籍しております。

家庭用蓄電池の導入を検討されていて「自分の家は蓄電池したほうが良いのかが分からない。」や「どの蓄電池が自分の家に合うかが分からない。」と感じている人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!

⇓⇓⇓蓄電池に関するお問い合わせは下のバナーをクリック!⇓⇓⇓

 

 

この記事を書いた人: 清家 和馬
Latest posts by この記事を書いた人: 清家 和馬 (see all)

    電話で
    お見積もり

    メールで
    お見積もり

    LINEで
    お見積もり

    ページのトップへ