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【2022年最新版】蓄電池のメリットってあるの?デメリットと比較して導入しよう!

2022/03/04

みなさんこんにちは!

2022年に入り太陽光発電や蓄電池に関するお問い合わせが増えています。

お問い合わせを頂くなかで多いご質問が、「蓄電池って本当に必要?」、「蓄電池のメリットってなに?」、「蓄電池を設置するデメリットも知りたい。」、「蓄電池を設置したほうが良い家と設置しないほうが良い家があるって聞いたけど本当?」などです。

近年の大災害によって起きる停電対策や毎月上昇している電気代対策として注目されている家庭用蓄電池ですが、メリットもあればデメリットもあります。

蓄電池を設置してメリットが得られるご家庭もあれば、メリットが得られにくいご家庭もあります。

そこで今回は、エコの王様が誇る蓄電池のプロが家庭用蓄電池のメリット・デメリットや蓄電池を設置したほうが良いご家庭と設置しないほうが良いご家庭についても詳しくご説明します!

 

蓄電池の仕組みを知っておこう

太陽光発電システムで発電された電気や電気代の安い深夜電力を貯めたり、貯められた電気を使ったりできるのが家庭用蓄電池です。

「とても複雑な仕組みなっているのではないか。」と思っている人もいるはずです。

実は、家庭用蓄電池の仕組みはとてもシンプルです。

家庭用蓄電池に内蔵されている電池は、2つの電極と電解液によって構成されています。

2つの電極の性質はそれぞれ異なっており正極(+極)は電解液に溶けにくく負極(-極)は、電解液に溶けやすくなっています。

電解液への溶けやすさをイオン化傾向と言います。

電極で使う2つのイオン化傾向の差が大きいほど生み出す電圧も高いです。

蓄電と放電は、負極(-極)の金属が電解液に溶け出して、電子が負極側から陽極(+極)側に流れ出すのが放電です。

通常型の乾電池にも同じ仕組みになっているため、負極側の金属が流れ出なくなると放電が終了します。

家庭用蓄電池は、乾電池と同じように放電の仕組みと逆の原理で蓄電するできるようになっています。

放電と蓄電を数千回行えるようになっているのが、2022(令和4)年現在販売されている家庭用蓄電池です。

 

蓄電池はどんな目的で使うの?

家庭用蓄電池は、太陽光発電システムのように「経済的メリットを得る。」、「電気代の節約する。」といった経済的効果だけを求めて設置するものではありません。

電気代の節約だけでなく停電時の備えにもなるというメリットもあります。

また、全世界で二酸化炭素の排出量を減らす動きや脱炭素化への動きなどにも対応できるのが、家庭用蓄電池をはじめとした再生可能エネルギーを利用した発電や蓄電です。

日本は先進国のエネルギー自給率が低く、2011(平成23)年に発生した東日本大震災の発生以降、原子力発電の割合が減り石炭や石油を燃やして電気を作る火力発電で割合が増えました。

全世界で目指している脱炭素に向けた動きと逆行している日本は、太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーと家庭用蓄電池・電気自動車といった二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーを作り出すために家庭用蓄電池が必要とされています。

 

蓄電池のメリット

家庭用蓄電池を設置することによって「電気代の節約ができる。」や「災害時の備え。」になるといったメリットは、今までにも皆さんも良くご存じだと思います。

それ以外にも蓄電池を設置することによって、得られるメリットがありますのでそれぞれご紹介します。

 

電気代が安くなる可能性がある

蓄電池メリットの1つ目、電気代が安くなる可能性があることです。

蓄電池を設置することに得られるメリットを感じるところです。

家庭用蓄電池は、太陽光発電システムで発電された電気を自家消費したあとの余剰電力や電気代の安い深夜電力を貯められます。

太陽光発電システムで発電された電気は電気代0円ですし、電気代の安い深夜電力は日中の電気代と比べて割安です。

エコの王様の対応範囲内である、関西電力と中部電力の深夜電力が安くなる料金プラン価格は次の通りです。

 

電力会社名関西電力
料金プラン名はぴeタイムR
デイタイム(10時~17時)

26.33円(税込)/1kWh

※22.89円(税込)/1kWh

ナイトタイム(23時~翌朝7時)

15.20円(税込)/1kWh

※15.20円(税込)/1kWh

※は、土日祝日の価格帯です。

 

電力会社名中部電力
料金プランスマートライフプラン
デイタイム(10時~17時)

38.71円(税込)/1kWh

※28.52円(税込)/1kWh

ナイトタイム(22時~翌朝8時)

16.30円(税込)/1kWh

※16.30円(税込)/1kWh

※は、土日の価格帯です。

 

太陽光発電システムが発電している日中は、昼間の高い電気を電力会社から買う必要が無くなるので電気代の節約ができます。

太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力を蓄電池に貯めておいて、必要に応じて放電すれば昼間の高い電気を買わずに済みます。

蓄電容量の多い蓄電池であれば、1日を通して電力会社から電気を買う必要が無くなるので、電気代の節約ができます。

石炭・石油・天然ガスを燃やして電気を作る火力発電の比率が高い日本は、ここ1~2年の原油価格高騰により電気代が上がっています。

先日も大手電力会社10社が3月からの電気代の値上げするという新聞報道がされました。

今後も電気代の高騰すると見込まれており、家庭用蓄電池と太陽光発電システムを併用して高い電気を買わないようにしましょう。

 

太陽光発電との組み合わせができる

家庭用蓄電池のメリットの2つ目は、太陽光発電システムとの組み合わせができることです。

太陽光発電システムは、発電した電気を自家消費することはできますが電気を貯めることはできないので、家庭用蓄電池に貯める必要があります。

家庭用蓄電池に貯められた電気は、太陽光発電システムの発電量が不十分な時や発電しなくなった夕方以降に、放電することによって、一日を通して電力会社から電気を買う必要が無くなります。

 

災害時に蓄電池が活用できる

家庭用蓄電池のメリットの3つ目は、災害時に活用できることです。

電気代の節約ができるメリットの次に大きなメリットと言えます。

太陽光発電システムが発電している日中は、停電時でも電気を使えますが発電しなくなった夕方以降は停電状態になります。

家庭用蓄電池があれば、太陽光発電システムが発電しなくなった夕方以降も各電化製品が使えます。

太陽光発電システムのパワーコンディショナーの性能上、最大出力が1,500Wまでしか出せないので使える電化製品が限られます。

家庭用蓄電池は、メーカーや性能によって多少の違いはありますが3,000W~5,900Wまで出力できるので、一度に多くの電化製品が使えます。

全負荷型蓄電池であれば、停電時に家中の電気をバックアップできますし200V電源を必要とするエアコンやIHなども使える200V対応になっているので、停電時でも普段と変わらない生活を送れます。

特定負荷型蓄電池は、停電時にあらかじめ決められた場所でしか電気が使えないので、全負荷型蓄電池よりも電気が長く使えます。

停電時にどの部屋で電気が使いたいかを決めて家庭用蓄電池を選ぶと良いでしょう。

 

ピークシフトに対応できる

家庭用蓄電池のメリットの3つ目は、ピークシフトに対応できることです。

ピークシフトとは、夜間など電力使用量の時間帯に電気を貯めておき、電力使用量が多い時間帯に電気を使うことを指します。

ピークシフトをするのに活躍するのが家庭用蓄電池です。

ピーク時間帯に電気使用量を削減するためピークカットと似ていますが、ピークシフトは全体の電気使用量には変化がなく、使用する電力量を「シフト(移動)」させて、全時間帯の電力使用量を一定にします。

ピークカットとピークシフトの違いは次の通りです。

・ピークカット・・・電力ピーク時の電気使用量を削減する。(全体的な電気使用量が削減される)

・ピークシフト・・・電力ピーク時の電力使用量を、電力使用量の少ない時間帯に移動(シフト)させる。(全体的な電力使用量は変わらない)

 

電気自動車との相性が良い

家庭用蓄電池のメリットの4つ目は、電気自動車と相性が良いことです。

現在、世界中で注目されている電気自動車ですが、自宅で充電すると電気代が掛かります。

最も電気代を安く充電する方法は、電気代の安い深夜電力を使って充電する方法です。

各電力会社によって多少の違いはありますが、一般的な従量電灯契約の場合1kWhあたり20円(税込)~30円(税込)が相場です。

電気自動車の中で最もバッテリー容量が大きい日産リーフe+(バッテリー容量62kWh)を充電した場合に掛かる費用は、1,240円(税込)~1,860円(税込)です。

深夜電力が安くなる料金プラン(時間帯別電灯契約)になると、各電力会社によって多少の違いはありますが1kWhあたり約15円(税込)です。

同じように日産リーフe+を充電した場合に掛かる費用は、930円(税込)です。

深夜電力を使って充電するだけでも十分に電気代を節約できますが、家庭用蓄電池があれば貯められていた電気を電気自動車の充電に使えるため電気代が0円になります。

V2Hシステムと家庭用蓄電池を併用して使えば、停電時でも電気自動車を動かせます。

※V2Hシステムと家庭用蓄電池を併用する場合は、ニチコンの家庭用蓄電池が必要です。

※充電に掛かる費用は、急速充電・普通充電によって変わります。

 

卒FITにおすすめ

家庭用蓄電池のメリットの5つ目は、卒FIT対象家庭におすすめなことです。

卒FITとは、太陽光発電システムを設置して10年以上が経過して固定価格買取(FIT)制度が終了したご家庭のことを指します。

固定価格買取制度は、太陽光発電システムを設置して10年間は、国が定めた売電金額で各電力会社が買い取ってくれる制度ですが、この制度が2019(令和元)年11月頃から順番に終わり始めました。これが良く言われる2019年問題や卒FITと言われています。

卒FITを迎えたご家庭では、電力会社によって多少の違いはありますが、売電価格が7円(税込)~10円(税込)程度にまで下がります。

売電価格が下がると、電力会社から買う電気代が売電価格よりも高くなります。

そこで、固定価格買取制度が終了したご家庭では、売電をせずに家庭用蓄電池に電気を貯めて自家消費する動きが高まりました。

太陽光発電システムを設置して10年以上が経過すると、電気を変換してくれるパワーコンディショナーの交換時期にもなるため、そのタイミングでハイブリッド型蓄電池を設置すれば、パワーコンディショナーを新しくできるので将来的な交換費用を抑えられます。

 

参考資料:関西電力はぴeタイムR  

参考資料:中部電力スマートライフプラン 

参考資料:読売新聞オンライン

太陽光発電システムと家庭用蓄電池の相性に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電と蓄電池は相性抜群って本当?その理由とメリット・デメリットを公開!

V2Hシステムに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!

売電に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電で売電できるのって本当?買取価格と買取終了後にやるべきこと

 

蓄電池のデメリット

電気代が節約できることや停電時に活躍するといったメリットがある家庭用蓄電池ですが、その反面ももちろんデメリットもあります。

家庭用蓄電池のデメリットは全部で4つあるので、それぞれご紹介します。

 

設置費用が高額

家庭用蓄電池のデメリットの1つ目は、設置費用が高額なことです。

蓄電池のデメリットと言われて初めに思いつくのが、設置費用ではないでしょうか。

2022(令和4)年現在販売されている家庭用蓄電池は、メーカーや容量・性能・販売店によって多少の違いはありますが、工事費込みで100万円(税込)~200万円(税込)以上掛かります。

購入費用が高いため、蓄電池を導入するかどうかを悩まれている人も多いと思います。

少しでも安く性能の良い家庭用蓄電池を購入したいと思うのは当然ですが、安ければ安いほど良いという製品でもありません。

相場よりも安い金額を提示してくる販売店は、お客様に黙って中古品を設置したり型落ち品を設置したりする可能性があります。

また、工事当日に見積書以外の料金を請求してくるといったトラブルも起きています。

少しでもいい条件で家庭用蓄電池を設置するためには、2社以上からの相見積もりを取ることをおすすめします。

相見積もりを取ることによって、最初に見積りを取った販売店の見積書の金額が適正かどうかを見比べることもできますし、保証内容も比較できます。

2社以上から相見積りを取って、みなさんのご自宅にとって最も良い価格の家庭用蓄電池を選ぶと良いでしょう。

 

設置スペースが必要

家庭用蓄電池のデメリットの2つ目は、設置スペースが必要なことです。

家庭用蓄電池の大きさはメーカーや容量によって多少の違いはありますが、エアコンの室外機よりも1回り小さいサイズになりますので、事前に設置スペースがあるかを確認しておきましょう。

設置場所だけでなく家庭用蓄電池に内蔵されているリチウムイオン電池は、高温や低温になり過ぎると電池に大きな負荷が掛かるので、蓄電能力が落ちやすくなります。

家庭用蓄電池を設置する場合は、「一日を通して影にならない場所」・「一日を通して影になる時間が短い場所」に設置するのは辞めておいた方が良いでしょう。

「重塩害地域」・「塩害地域」にお住まいのお客様は、塩害地対応の家庭用蓄電池にする必要があります。

メーカーによっては、室内設置できる家庭用蓄電池もありますが電気を変換する時に音が出るので、寝室や勉強部屋に設置するのは避けたほうが良いでしょう。

 

機械だからいつかは壊れる

家庭用蓄電池のデメリットの3つ目は、いつかは故障するです。

故障しやすい場所は、電気を変換してくれるパワーコンディショナーです。

蓄電池用のパワーコンディショナーは、蓄電池内に貯められてる直流電流を交流電流に変換して電化製品を使えるようにします。

交流電流を直流電流に変換して蓄電池に貯められるようにするのもパワーコンディショナーの役割です。

使用頻度や設置場所によって多少の違いはありますが寿命は10~15年と言われています。

蓄電池は本体が故障することは少ないですが、蓄電容量が減る可能性は高いです。

どんな電化製品も寿命があります。

電化製品の寿命が近づくと、ある日突然壊れて動かなく印象が強いですが家庭用蓄電池は違います。

家庭用蓄電池の寿命とは、壊れて動かなくなるのではなく蓄電容量の減少を指します。

蓄電池に内蔵されているリチウムイオン電池は、過充電や過放電を繰り返すことによってダメージを受けて蓄電容量が減りますし、設置場所によっても変わりますので、充放電の状況などを時々確認することによって寿命を延ばせます。

 

容量が決まっている

家庭用蓄電池のデメリットの4つ目は、容量が決まっていることです。

各ご家庭の太陽光発電システムの発電量や蓄電池に用途によって、容量を決められるというメリットがあります。

2022(令和4)年現在販売されている家庭用蓄電池は、蓄電容量が20kWhを超える製品は製造されていません。

蓄電容量20kWh以上の家庭用蓄電池が製造されていないのには、理由があります。

その答えは、消防法です。

消防法とは、1948(昭和23)年に「火災を予防し、警戒及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等による被害を軽減するほか災害時による傷病者の搬送を適切に行い、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資すること。」を目的とした法律を指します。

一軒家やマンションを建てる時も消防法を考慮して建てます。

家庭用蓄電池も消防法を考慮して設置します。

2022(令和4)年現在販売されている家庭用蓄電池の容量の主流は、4kWh~16kWhです。

現在の消防法では、17.76kWhを超える家庭用蓄電池を導入する際には、消防法の規制があります。

実は、蓄電容量に規制が掛かっているのではなく家庭用蓄電池に流れる電流に規制があります。

現在の消防法で規制が掛かる電流量は、4,800Ah(アンペアアワー)です。

4,800Ahを蓄電容量を示すkWhに直すと17.76kWhになるため、2022(令和4)年現在販売されている家庭用蓄電池の容量は、20kWh以下になっています。

蓄電容量が10kWhの家庭用蓄電池を2つ設置することは、蓄電容量が合計で20kWhになるため設置できません。

2022(令和4)年現在、日本戸建て住宅の平均消費電力量は家庭人数などによって多少の違いはありますが、約10kWh程度と言われています。

今は消防法によって蓄電池の容量は規制されていますが、容量の規制を無くす動きもあるので今後の動きに注目です。

家庭用蓄電池の寿命に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の寿命はどれくらい?少しでも長く使うためにやるべきこと

家庭用蓄電池の価格に関する詳しい記事はこちら⇒【2021年最新版】家庭用蓄電池を見積りする際の注意事項について徹底解説!

家庭用蓄電池の容量に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の容量はどれくらいが適切?失敗しない蓄電池の選びかた

 

蓄電池を導入するべきご家庭

家庭用蓄電池を導入するべきご家庭にはどのような共通点があるのでしょうか?

家庭用蓄電池を導入するべきご家庭の特徴は、全部で3つあるのでそれぞれ詳しくご説明します。

 

すでに太陽光発電がある

家庭用蓄電池を導入するべきご家庭の共通点の1つ目は、すでに太陽光発電システムを設置しているご家庭です。

太陽光発電システムは発電することはできても発電した電気を貯められません。

家庭用蓄電池があれば太陽光発電システムで発電した電気を蓄電池に貯められますし、電気代の安い深夜電力も貯められます。

太陽光発電システムの発電量が不十分なときに放電すれば、電気代の節約ができます。

蓄電する際も太陽光発電システムで発電された電気を貯めることによって電気代も掛かりません。

太陽光発電システムを設置して10年以上を経過しているご自宅では、売電価格も下がっているので自家消費するために家庭用蓄電池を導入すると良いでしょう。

 

電気代が高くて困っている

家庭用蓄電池を導入するべきご家庭の共通点の2つ目は、電気代が高いご家庭です。

太陽光発電システムとオール電化を導入することによって電気代の節約ができるメリットがあります。

コロナ禍の影響でテレワークが増え、電気代が高い昼間に在宅時間が長くなったため電気代が高騰しているご家庭が増えています。

また、ここ1~2年の原油価格高騰の影響でどのご家庭も電気代が高騰しています。

家庭用蓄電池があれば、電気代の節約ができます。

電気代が掛かっていない太陽光発電システムの電気や深夜電力を貯めて放電することによって、1日中安い電気を使って生活できます。

 

万が一のときの予備で使いたい

家庭用蓄電池を導入するべきご家庭の共通点の3つ目は、万が一に備えたいご家庭です。

自然災害の強大化や地震の影響で起きる停電に備えたいご家庭に家庭用蓄電池はおすすめです。

太陽光発電システムが稼働している間は、停電時でも電気を使えますが発電しなくなった夕方以降は停電状態になります。

太陽光発電システムのパワーコンディショナーの性能上、1,500Wまでしか出力できないため一度に多くの電化製品を使えませんし200V電源を必要とするエアコンやIHは使えません。

夏場や冬場にエアコンが使えないと温度調節が難しくなり体調を崩す人も出てきます。

家庭用蓄電池があれば、停電時でも一度に多くの電化製品を使えますし、太陽光発電システムが発電しなくなった夕方以降も電気を使えます。

全負荷200V対応蓄電池であれば、停電時にエアコンやIHなども使えます。

容量の大きい家庭用蓄電池であれば、停電時に使う電化製品や各電化製品消費電力によって多少の違いはありますが、2~3日分の電気を賄えます。

家庭用蓄電池と太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電と蓄電池は相性抜群って本当?その理由とメリット・デメリットを公開!

家庭用蓄電池の便利さに関する詳しい記事はこちら⇒家庭用蓄電池は予想以上に便利って本当?その真実について徹底調査!

 

蓄電池を導入するべきではないご家庭

既に太陽光発電しているを設置しているご家庭や電気代が高くて困っているご家庭は、家庭用蓄電池を設置したほうがメリットを感じやすいです。

ですが、家庭用蓄電池を導入するべきではないご家庭もあります。

家庭用蓄電池を導入するべきではないご家庭の共通点は、全部で3つありますのでそれぞれご説明します!

 

電気代に満足している

家庭用蓄電池を導入するべきではないご家庭の共通点の1つ目は、電気代に満足しているご家庭です。

普段から支払っている電気が少なく、今の電気代に満足しているご家庭に家庭用蓄電池を導入したとしても、電気代がこれ以上安くなることは考えにくいです。

そういったご家庭は、電気代の節約ではなく災害時の備えとして家庭用蓄電池を導入すると良いでしょう。

 

電気をほとんど使わない

家庭用蓄電池を導入するべきではないご家庭の共通点の2つ目は、電気をほとんど使わないご家庭です。

家庭用蓄電池のメリットは、安い電気を使って充電して電気代の高い昼間に放電することによって電気代が節約できることです。

夫婦共働きなどで電気代が高い時間帯に在宅時間が短いご家庭の場合は、支払っている電気代が昼間の在宅時間が長いご家庭よりも安いです。

昼間の在宅時間が短いご家庭は、電気代の安い深夜電力で充電してもメリットは感じにくいです。

電気をほとんど使わないご家庭の場合は、電気代の節約よりも停電時対策として家庭用蓄電池を導入する方が良いでしょう。

 

蓄電池の設置が難しい

家庭用蓄電池を導入するべきでないご家庭の共通点の3つ目は、設置が難しいご家庭です。

「費用が高い。」などの問題がある家庭用蓄電池ですが、意外と知られていないのが設置スペースに関する問題です。

家庭用蓄電池はメーカーや容量によって多少の違いはありますが、エアコンの室外機より1回り小さいな製品から室外機よりも大きな製品もあります。

重さも約80kg~約240kg程度になります。

サイズが大きく重量があるため屋外設置が基本です。家の周りにエアコンの室外機程度のスペースが必要です。

ですが、家庭用蓄電池は熱に弱いという特徴があるため、設置スペースがあったとしても影にならない場所や風通しの悪い場所、影になる時間が短い場所に設置できません。

重塩害地域などにご自宅がある人も塩害地用家庭用蓄電池を設置する必要があります。

メーカーによっては屋内設置ができる家庭用蓄電池もありますが、玄関に設置すると圧迫感がありますし電気を変換する時に音が発生するので、寝室や勉強部屋などには、設置しないほうが良いでしょう。

家庭用蓄電池を設置する時には、事前に設置スペースがあるかどうかを確認しておくと良いでしょう。

蓄電池の設置スペースに関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池選びで失敗したくない!失敗の原因と解決するための方法を公開

 

蓄電池のメリットのまとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

今回のお話をまとめると、

家庭用蓄電池は、経済効果だけを求めて設置するものではない!

家庭用蓄電池のメリットは全部で5つある!

家庭用蓄電池のデメリットは全部で3つある!

家庭用蓄電池を導入するべきご家庭の共通点は全部で3つある!

家庭用蓄電池を導入しないほうがいいご家庭の共通点は全部3つある!

電気代の節約や停電時の対策など目に見えるメリットがある家庭用蓄電池ですが、設置費用がまだまだ高いことや設置スペースが必要であるといったデメリットもあります。

普段の電気の使い方などによって家庭用蓄電池を導入したほうが良いご家庭もあれば導入しないほうが良いご家庭もあります。

蓄電池のカタログや販売店の話を聞いただけでは、蓄電池を設置したほうが良いかどうかは分からないですよね。。。

エコの王様では、蓄電池のメリットやデメリットだけでなく、蓄電池を設置したほうが良いご家庭なのか設置しないほうが良いご家庭なのかもヒアリングをさせて頂きながらお答えさせて頂きます。

今から家庭用蓄電池を導入をご検討されているお客様は、エコの王様のフリーダイヤルにお電話頂くか、メールやLINEでもお問い合わせ頂けます。

エコの王様が誇る蓄電池のプロが分かりやすくご説明させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい!

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この記事を書いた人: 清家 和馬
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