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【2024年】V2Hおすすめ6メーカー!各社特徴と選びかたと3つのポイント

2024/01/30

V2Hのメリット

V2Hシステムはまだ販売され始めて5年程度しか経っていないため、「V2Hのメリットが分からない。」と感じている人も多いはずです。

V2Hシステムのメリットは、全部で3つあるので詳しく説明します。

 

電気代節約に貢献できる

V2Hシステムがあれば電気代節約に貢献できる可能性が高くなります。

電気代節約に貢献できる理由は、「電気自動車に貯められている電気が使える。」ためです。

V2Hシステムとは、「Vehicle to home」(ビークルトゥホーム)の略称で、簡単に言えば電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に貯められた電気を自宅で使えるようにしたシステムを指します。

V2HシステムがあればEVやPHEVに貯められた電気を家庭用太陽光発電システムの発電量が不十分な気候や時間に放電すれば、電力会社から電気を買う必要が無くなるため電気代節約ができます。

V2Hシステムの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!

 

電気自動車の急速充電に対応

V2Hシステムが販売される前のEV・PHEVの充電は、自宅の200V電源を使って行っていました。

自宅の200V電源は、3,000Wまでしか出力できなかったため満充電になるまでに時間が掛かっていました・

ですが、2024(令和6)年現在、販売されているV2Hシステムは200V電源を使って充電しますが、最大で6,000Wまで出力できるため半分程度の時間で充電できるようになりました。

例えば、バッテリー容量が42kWhを通常の100V電源で充電した場合に掛かる時間は、16時間と言われているのに対してV2Hシステムを使って充電した場合は半分の8時間程度で済むされています。

緊急でEVやPHEVが必要になった時に短い時間で充電できるため便利です。

<急速充電のイメージ>

参考資料:EVパワーステーションHP

 

非常用として使える

V2Hシステムがあれば非常時の電源として使えます。

V2Hシステムと同じように非常時の電源と使用されているのが家庭用蓄電池です。

V2Hシステムと家庭用蓄電池には大きな違いがあります。

大きな違いとは、「容量」です。

2024(令和6)年1月現在、販売されている家庭用蓄電池の最大容量は16.6kWhに対して、EVやPHEVに搭載されているバッテリー容量は、最大で72.8kWhまであります。

家庭用蓄電池・EV・PHEVには同じりリチウムイオン電池が使われていますが、家庭用蓄電池は消防法に規制によって蓄電容量が17kWhまでと決められているのに対して、EV・PHEVのバッテリー容量に規制がありません。

家庭用蓄電池を災害時に非常用電源として使える日数は1日~2日、V2H対応車種であれば容量によって異なりますが最大で4日程度が非常用電源として使えます。

2024年現在販売されているV2Hシステムはほとんどが全負荷200V対応になっているので、普段と変わらない生活が送れます。

※全負荷200V対応とは、停電時に家中の電気をバックアップしながらエアコンやIHといった200V電源を必要とする電化製品が使えるシステムを言います。

蓄電容量やバッテリー容量に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の容量はどれにするべき?目安や計算方法・選びかたのポイント

 

V2Hのデメリット

V2Hシステムは、電気代節約できたり災害時に非常用電源として使えるなどのメリットがあります。

ですが、もちろんデメリットもあります。

V2Hシステムのデメリットは全部で3つあるので説明します。

 

設置スペースが必要

V2Hシステムを設置するためには、ある程度のスペースが必要です。

2024(令和6)年現在販売されているV2Hシステムのなかで最も人気があるニチコン「EVパワーステーション」の大きさは、幅809mm×高さ855mm×奥行337mm、重さ約90kgあるため設置場所は屋外です。

そのため、駐車場付近にスペースが無かったりすると設置が難しくなりますし、少し遠い所にスペースがあったとしても充電ケーブルの長さにも限界があるため設置が難しくなります。

 

V2H単体では使えない

V2Hシステムは家庭用蓄電池とは違い、単体使用ができません。

V2Hシステムは、家庭用太陽光発電システムや家庭用蓄電池に搭載されているパワコンディショナーと同じ役割をします。

パワコンディショナーとは、電流を変換する機械を指します。

EVやPHEV・家庭用蓄電池に貯められる電気や家庭用太陽光発電システムで発電された電気は交流電流に対して、私たちが電力会社から買っている電気は交流電流です。

交流電流のままでは家庭用蓄電池に電気を送れないため、パワコンディショナーが直流電流に変換して充電します。

また、貯められている電気を各電化製品で使う時は、パワコンディショナーが直流電流を交流電流に変換します。

V2Hシステムの場合は、充電する時も貯められている電気を使用するときもEVやPHEVが無いと稼働しません。

そのため、V2Hシステムは別名「EV車用パワコンディショナー」とも言われています。

 

初期費用がかかる

V2Hシステムを設置する上で設置費用は、一番のデメリットです。

2024(令和6)年現在販売されているV2Hシステムの販売価格は、メーカーによって異なりますが135万円~165万円程度が相場です。

電気自動車もバッテリー容量などによって異なりますが、300万以上の費用は掛かります。

そのため、「V2Hがあれば便利だけど費用が高い。」と思って設置していない人が多いです。

V2Hシステムを少しでも安価にするために最も有効なのが補助金です。

2023(令和5)年もCEV補助金をはじめ政府や自治体もV2Hシステムを設置する際の補助金が出ています。

V2Hシステムの補助金は国と自治体とを組み合わせて使えます。

上手く補助金を使えば実質負担が100万円以下で済む可能性が高くなります。

2023年度のV2Hシステム補助金の内容は次の通りです。

2024年度もV2Hシステムの補助金は出る可能性は高いため、今から動向を注目しておく必要があります。

参考資料:一般社団法人次世代自動車振興センター(NeV)HP

 

2024年おすすめのV2Hメーカー6社

2024(令和6)1月現在、日本国内でV2Hシステムを販売しているメーカーは10社以上あります。

そのなかでもエコの王様がおすすめするV2Hメーカー6社を紹介します!

 

ニチコン

nichikon(ニチコン)は、世界ではじめてV2Hシステムを販売したメーカーです。

V2Hシステムだけでなく、2019(令和元)年には家庭用蓄電池の分野で出荷台数で日本1になりました。

ニチコンのV2Hシステムは、停電時に家中の電気をバックアップしながらエアコンやIHといった200V電源を必要とする電化製品も使える全負荷200V対応型と、あらかじめ決められた部屋のコンセントの電気しか使えない特定負荷型の2種類があります。

また、家庭用蓄電池と家庭用太陽光発電システム、V2Hシステムを1台のパワーコンディショナーで制御できるトライブリッド蓄電システムも世界ではじめて販売しました。

どのメーカーよりも性能が高く、さまざまな家庭に設置可能なことから日本国内で最も売れている製品です。

製品の詳細は次の通りです。

<VCG-663CN3・VGC-666CN7>

 

<ES-V3T1>

ニチコンV2Hシステムに関する詳しい記事はこちら⇒ニチコンのV2Hってどう?「EV・パワーステーション」について解説

トライブリッド蓄電システムに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hのトライブリッドとは?すべてをまとめた新しいシステム

参考資料:ニチコンHP

 

オムロン

オムロン(OMRON)は、体温計や体重計などの家庭用医療機器を販売している電子機器メーカーです。

オムロンは家庭用医療機器だけでなく家庭用蓄電池分野でも知名度は高いです。

オムロンの家庭用蓄電池の特徴は、「種類が豊富」、「小型軽量化」です。

そのため、多くの家庭で導入されています。

V2H(V2X)システムの販売は、2023(令和5)年11月から開始されました。

オムロンV2Hシステムには、家庭用蓄電池の小型軽量化が取り入れられており、V2H業界では初めての壁掛けできる充電スタンドを販売しました。

また、オムロンのV2Hシステムは、家庭用太陽光発電とV2Hシステム用のパワーコンディショナーが別々になっている単機能型です。

多くのメーカーは、太陽光パネルやパワ

家庭用太陽光発電システムやパワーコンディショナーの型式によっては、設置できない可能性もあります。

オムロンV2Hシステムは、単機能型になっているため家庭用太陽光発電システムに関係なく設置できます。

オムロンV2Hシステムの詳細は次の通りです。

<オムロンV2Hシステム充電スタンド部分>

オムロンV2Hシステムに関する詳しい記事はこちら⇒オムロンのV2XKPEP-Aシリーズの特徴や価格・補助金について解説!

 

長州産業

長州産業は、2024(令和6)年現在、国内で家庭用太陽光発電システムに必要な太陽光パネル・パワーコンディショナー・架台といった製品を国内工場を作っている純国産メーカーの1つです。

長州産業は、家庭用蓄電池の分野でも高いシェアを誇っています。

家庭用蓄電池の特徴は、販売している製品がOEM(他社ブランド)

〇東光高岳

〇デンソー

〇Panasonic

 

 

■V2H選びの3つのポイント

〇系統連系・非系統連系か

〇全負荷・特定負荷か

〇定格出力の違いをみる

■まとめ

この記事を書いた人: 清家 和馬
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