家庭用蓄電池の工事はその日のうちに終わるって本当?その真実とは
2020/06/07
こんにちは!エコの大臣です!
蓄電池はエコキュートなどと同じく設置に専用の工事が必要です。取り付けの工事は簡単なものなので、一日で完工することが出来ます。
今日はその基本的な工事の工程と、蓄電池を設置するのにおススメの場所についてお伝えしていこうと思います。
それでは、参りましょう!最後までお付き合いよろしくお願い致します!
目次
家庭用蓄電池の工事までの流れと期間
蓄電池の取り付け工事は、一日あれば終わってしまうような簡単な工事です。
工事の工程を簡単にではありますが、ご紹介していきます。
現地調査
蓄電池の導入前にご自宅を訪問させて頂いて、蓄電池の設置場所や、分電盤、ブレーカーの位置などを確認します。
ほとんどの場合では、蓄電池を選ぶ前に現場を見させて頂くことがほとんどですね。特に太陽光発電システムが設置済みのご家庭では、設置する蓄電池によっては太陽光の保証が受けられなくなってしまったりするので、事前に下見をおこなうのが基本です。
下見した結果をもとに、設置する蓄電池の機種を絞っていきます。
基礎工事
屋内設置の蓄電池の場合は、地震などで転倒してしまわないようにメーカー指定の部品を使って固定します。
屋外設置の蓄電池の場合は、まずコンクリートで基礎を作って、その上に蓄電池を設置します。
蓄電池は水没してしまうと故障してしまうので、地盤が低いところや降水量が多く、水が上がって来やすい土地にお住まいの方は、基礎を少し高く作ってその上に設置する場合もございます。
蓄電池の取り付け
先に作った基礎の上に蓄電池を設置します。屋外型の蓄電池の場合は200㎏以上の重量のある蓄電池もあるので、必ず何人かで協力して設置場所まで運びます。
蓄電池も精密機械なので、落としたり倒したりはもちろんのこと、運んでいる途中でお家の壁などに傷をつけないように細心の注意を払って運んでいきます。
配線工事
設置した蓄電池と、分電盤や電気のメーターなどを接続していきます。
蓄電池のコントローラーやパワーコンディショナーなども合わせて設置、接続していきます。
天井裏を通して配線することも多いので、ここが設置業者の一番の腕の見せ所です!
なるべく、生活スペースの中に配線を目立たせないように施工するのがポイントですね。
最終チェック
最後に蓄電池が正常に運転するかどうかを試運転して確かめていきます。充電がきちんと行なわれているか。ブレーカーを落とした状態でも、指定した部分にきちんと電気が供給されるかを確かめて工事完了となります。
蓄電池はどんな場所に設置するべき?
蓄電池も精密機械ですので、適切ではない場所に無理やり設置してしまうと、寿命を縮める原因になったり、予期せぬ不具合が発生してしまうこともございます。
以下に挙げる5つのポイントに注意して設置場所を検討するようにしましょう!
蓄電池の適切な設置場所
設置スペースがある
寒冷地ではない
重さに耐えられる
熱がこもらない
音が気にならない
設置スペースがある
屋外設置型の蓄電池を設置する場合には、十分な設置スペースが必要になります。
隣家との境界ぎりぎりまで家が建っているという場合には、屋外設置の蓄電池が設置出来ないこともあります。
10kw以上の大容量の蓄電池は屋外設置が基本です。
スペースがなくて容量の大きい蓄電池が設置出来ないといった場合には、屋内設置用のミドルクラスの蓄電池を2つ設置するなどといった工夫が必要になってきます。
寒冷地ではない
現在、家庭用蓄電池の機構として用いられているリチウムイオン電池が、低温では正常に作動しないことが多いため、ほとんどの蓄電池が-10℃~40℃の間で動作可能な仕様になっています。
冬の北海道などでは、それよりも気温が低くなることがあるので、蓄電池を設置することが出来ません。
重さに耐えられる
屋内設置型の蓄電池でも重量は60㎏~70㎏前後、屋外設置の10kwh以上の大容量蓄電池だと200kg以上のものもございます。
屋内設置する場合には、長期間設置して床が抜けたり傷んだりしにくい場所を選ばないといけません。
熱がこもらない
蓄電池に充放電をするときに熱が発生します。スマートフォンのバッテリーにも同じリチウムイオン電池が使われているので、経験したことがある方も多いと思いますが、スマートフォンって意外に高い温度になりますよね?
蓄電池も動作中には熱が発生します。
リチウムイオン電池は高温で使用し続けると電池の劣化が進みやすくなり、寿命を縮めてしまう原因にもなります。
また、場合によっては発火する危険性もございます。
「通気性の良い熱のこもりにくい場所に設置する」、「直射日光の当たる場所は避ける」など蓄電池が高温になりにくいような環境に設置してするのがベストです!
音が気にならない
蓄電池が充放電を行なう際には僅かではありますが、動作音がします。
蓄電池の動作音は30~40dbとエアコンの室外機などよりも静かな音です。
ですが、いくら静かと言っても屋内用の蓄電池を寝室に置いたりするのはさすがにやめておきましょう。
出来れば寝室からは少し距離を空けて設置するのが良いでしょう。
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蓄電池ももちろん複数見積りを取られるのが一般的ですので、その中の一社に「エコの王様」も含めて頂ければと思います!
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蓄電池の工事のまとめ
蓄電池を設置するときの基本的な工事の流れや、設置場所選びについてのポイントをいくつかお伝えしていきました。
蓄電池の設置工事自体はそこまで複雑な工事は必要ありません。
設置場所に関しても、施工業者が設置前にしっかりと確認をしてくれます。設置前の下見の際に立ち会うようにしておけば安心でしょうね。
設置後の試運転で問題がなくても、設置して何日か経ってから不具合が見られることもございます。万が一、そういったことが発生したとしてもすぐに対応してもらえるような販売店の方が安心ですよね。
エコの王様では定期的なメンテナンスや、設置後のアフターフォローも無償でさせて頂いております。
設置後も安心できる販売店をお探しなら、ぜひエコの王様をお選びください!
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第二回⇒家庭用の蓄電池の耐用年数はどれくらい?長く使うためにやるべきこと
第三回⇒蓄電池の種類っていくつあるの?最適な蓄電池の選びかた
第四回⇒蓄電池の価格はどれくらい?メーカー別で調査してみた!