
エコキュートの交換費用は総額いくら?工事費込みの相場・内訳から交換の流れまで解説
最終更新日:2026/07/17
「エコキュートの交換費用って、総額でいくらかかるの?」
「工事費込みだと結局いくらになるの?どうせなら、安く交換したい」
「見積もりが会社によってバラバラで不安…」
このような、エコキュートの交換費用に関するお問い合わせを多くいただきます。
エコキュートの交換費用は本体価格と工事費を合わせた総額で決まり、目安は40〜80万円です。ただし、今どのタイプの給湯器を使っているか、どの機種を選ぶかで、この金額は大きく変わります。
とはいえ、相場と費用の内訳さえ押さえておけば、業者の見積もりが高いのか安いのかは、自力で判断が可能です。
そこで今回は、エコキュートの交換費用の相場から工事費込みの内訳、費用を抑えるコツまでを、専門店の目線で詳しく紹介します!
エコキュートの交換時期を示す5つのサイン

ご自宅のエコキュートに以下の5つのサインが複数当てはまり、かつ設置から10年前後なら、修理より交換を検討したいタイミングです。
| サイン | 主に考えられる原因 |
|---|---|
| お湯の量・温度が不安定 | ・ヒートポンプの能力低下 |
| お湯が出ない | ・タンク・制御基板の故障 |
| 水漏れしている | ・配管パッキン劣化 |
| 異音がする | コンプレッサーやファンモーターの劣化 |
| エラーコード頻発 | 各部の不具合 |
1つずつ確認し、自分の家に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
1. お湯の量や温度が不安定
以下のような症状が出て、お湯の量や温度が不安定なら、ヒートポンプや混合弁の劣化などが疑われます。
- シャワーが急にぬるくなる
- 設定温度通りのお湯が出ない
- お湯切れが早い
ただしこれらの症状が起こる原因は複数あるため、特定は困難です。
部品交換で直る場合もありますが、10年以上使っているのであれば、修理よりも交換のほうが安くなるケースがあります。
まずは設定温度と使用湯量を見直し、改善しなければ点検を依頼しましょう。
2. お湯が出ない
まったくお湯が出ない、もしくは出ても水のままの場合は、主に以下の原因が考えられます。
- 貯湯タンクや制御基板の故障
- 温度センサーの異常
- 沸き上げ自体が行われていない
- 配管の凍結(冬場の場合)
まず断水や停電、エラー表示などの「故障以外の原因」を確認し、問題なければ、本格的な故障の可能性が高いです。
3. 水漏れしている
エコキュートの貯湯タンクの脚元やヒートポンプユニットから水がしたたり続ける場合、水漏れのサインです。
注意点として、沸き上げ時の排水や結露でも濡れる可能性があります。故障かどうかは「排水口以外から漏れ続けているか」で見分けましょう。
配管パッキンの劣化程度なら部分修理で済みますが、タンク本体からの漏れは寿命が近い可能性が高いです。放置は電気代増加や腐食、漏電につながるため、止水栓を閉めて早めに点検を依頼してください。
もしヒートポンプの交換となると、高額になる可能性が高いです。この場合は、本体一式交換の見積もりと比較しましょう。
4. 異音がする
「ウィーン」「ガタガタ」など明らかに異常な音が続く場合は、コンプレッサーやファンモーターの劣化が考えられます。
コンプレッサーは高額部品のため、修理費が高くつきやすい部分です。
ただし、ポンプ音や凍結予防運転の音である可能性もあります。従来と明らかに違う音が続くかで判断しましょう。
5. エラーコードが頻発する
リモコンにエラーコードが繰り返し出るのは、機器が不具合を知らせている証拠です。リセットで消えても再発を繰り返すのであれば、点検のサインと考えてください。
まずは取扱説明書やメーカーサイトでコードの意味を確認しましょう。
部品保有期間(製造打ち切り後約10年前後)を過ぎると修理できないこともあるため、設置年とあわせて判断してください。
エコキュートの交換費用は?工事費込みの相場目安を紹介

エコキュートの交換費用は「本体+工事」の総額で40〜80万円が目安です。
目安を押さえたうえで、自宅のエコキュートはどの程度かかるのかを見ていきましょう。
交換費用の相場は工事費込み「40〜80万円」が目安

エコキュートの交換費用に大きな幅がある理由は、選ぶ機種のグレードと設置に必要な工事費が家ごとに違うためです。
目安のケースについて表にまとめたので、参考にしてください。
| ケース | 総額の目安 |
|---|---|
| 安価な機種で補助金の適用あり | 30万円台~ |
| 標準的な機種への交換 | 40〜80万円 |
| 薄型・高機能機や追加工事が重なる | 80万円超になることも |
まずは「概算でいくらくらいか」の基準を持ち、次のパターン別目安額を見てみましょう。
交換パターン別の目安額まとめ
エコキュートの交換費用は、現在使っている給湯器の種類によっても変わります。既存の基礎や配管、200V電源などを流用できるかによって、必要な工事が異なるためです。
現在の給湯器別に、交換費用の目安をまとめました。
| 現在の給湯器 | 交換費用の目安 | 主な工事内容 |
|---|---|---|
| エコキュート | 30〜60万円 | 既存の基礎・配管・電源を流用できる場合が多い |
| 電気温水器 | 35〜60万円 | 配管の調整や電気設備の確認・改修が必要になる場合がある |
| ガス給湯器 | 40〜70万円 | 基礎工事や200V電源、給湯配管などの新設が必要になりやすい |
エコキュートからエコキュートへの交換は、既存設備を流用できれば工事費を抑えやすい傾向があります。一方、ガス給湯器から交換する場合は、基礎や電源、配管を新たに整える必要があるため、費用が高くなりやすい点に注意が必要です。
また、既存設備の劣化や設置場所の変更、搬入経路などによって追加工事が発生することもあります。
正確な金額を知るには、現在の給湯器と設置環境を確認してもらったうえで、工事費込みの見積もりを取りましょう。
ちなみに「エコの王様」の本体料金を除く工事費は乗り換え元ごとに定額で、見積もり後の追加工事費がかかりません。
| 交換パターン | 交換・取替工事費用 | エコキュート本体価格 |
|---|---|---|
| エコキュート → エコキュート | 162,800円 | 約20~50万円 |
| 電気温水器 → エコキュート | 173,800円 | 約20~50万円 |
| ガス給湯器 → エコキュート | 184,800円 | 約20~50万円 |
※本体価格は機種・容量・時期で変動します。エントリー機種なら本体込みで30万円台から、補助金併用でさらに負担を抑えられます。
エコの王様ではエコキュート専門のアドバイザーが、ヒアリング内容をもとに最適な機種をご提案します。ぜひお気軽に、ご相談ください。
エコキュート交換費用の内訳は?

エコキュートの交換費用の内訳は「本体価格+工事費」で決まります。なかでも工事費に含まれる費用について、以下3つの項目で確認していきましょう。
- 標準工事に含まれる費用
- 追加(オプション)工事が必要になるケースと費用
- 見積もりで必ずチェックすべき項目
標準工事に含まれる費用
標準工事は、エコキュート同士や電気温水器からの交換など、既存の基礎・配管・電源を流用できるケースが対象です。
主に含まれる作業と費用の目安は、以下のようになります。
| 含まれる作業 | 費用の目安 |
|---|---|
既存機の撤去・処分 | 約1万円 |
| 新機の設置・配管接続・電気接続・試運転 | 取付工事一式に含む |
| 標準工事の目安(本体料金別) | 約10〜18万円 |
まずは、自宅のエコキュートが標準工事に当てはまるかを確認しましょう。そのうえで、次の追加工事が必要かを判断することが、交換費用を概算する際に大切です。
追加(オプション)工事が必要になるケースと費用
追加工事は、設置場所の状況や、乗り換え前の給湯器の種類に応じて発生します。
金額は地域や距離、建物構造などで変わります。以下に施工店の価格例を出すので、参考にしてください。
| 工事項目 | 費用の目安 | 発生するケース |
|---|---|---|
| 基礎工事 | ・簡易基礎:約2〜3万円 | 既存の基礎が使えない場合 |
| 電気工事 | ・分電盤交換:約3.5〜6万円 | 200V専用電源がない場合 |
| 配管工事 | ・5m超過分を距離に応じ加算 | タンクが浴室から遠く配管が延びる場合 |
| 追いだき配管の新設 | 約1〜2万円 | 給湯専用からフルオート、追いだきを追加をする場合 |
| 搬入・搬出 | ・クレーン車:約5〜8万円 | 狭小地や2階などクレーンが必要な場合 |
| 保証の延長 | 10年で約3万円 | メーカー保証を有償延長する場合 |
現地調査で設置環境を正確に把握すれば、必要な追加工事と金額は事前にある程度予測が可能です。
見積もりで必ずチェックすべき項目
交換費用を見積もる際、チェックすべきは以下の3点です。
- 総額に「本体+標準工事+追加工事+撤去処分+保証」がすべて入っているか
- 「一式」表記で内訳が不明ではないか
- 現地調査ありの見積もりか
この3点をクリアした見積もりなら、他社との比較がしやすいといえます。金額の大小で判断する前に、まず内訳を出し、なるべく複数業者を比較検討しましょう。
【メーカー別】エコキュートの交換費用と特徴を比較

エコキュートの交換費用の総額は、どのメーカーも40〜80万円が目安です。ただし「代表的な機能」が異なるため、向いている家庭がそれぞれ違います。
それぞれのメーカーごとに機能をまとめたので、ぜひ確認してみてください。
| メーカー | 代表的な機能・特徴 | こんなご家庭に |
|---|---|---|
| ダイキン | ・「パワフル高圧給湯」で高い水圧 | 2階シャワーや同時使用で水圧が欲しい |
| パナソニック | ・「ぬくもりチャージ」で残り湯の熱を回収 | 光熱費を抑えたい・停電に備えたい |
| 三菱電機 | ・「バブルおそうじ」で配管を自動洗浄 | 掃除の手間を減らしたい・衛生重視 |
| 日立 | ・「水道直圧給湯」で高い水圧 | 勢いのあるシャワー・井戸水地域 |
| コロナ | ・2001年に世界初の家庭用エコキュートを発売 | シンプルに必要十分で選びたい |
| 長府 | ・長くエコキュートを手がける | シンプルな構成で選びたい |
選び方の軸を簡単にまとめると、次のとおりです。
- 水圧重視:日立、ダイキン
- 省エネ・停電対応:代表例としてパナソニック
- 清潔さ重視:三菱電機
- シンプル重視:コロナ、長府
価格は容量・タイプ・時期で変わるため、正確な額は同一条件での無料見積もりで比べるのが重要です。家族の人数や使いたい機能を整理し、2〜3社の比較でちょうどいい1台に絞りこみましょう。
エコキュート交換の費用を抑える3つのコツ
エコキュートの交換費用を抑えるには、以下3つのコツを把握しつつ業者や機種を選びましょう。
- 複数業者で相見積もりを取る
- 補助金・助成金を活用する
- 依頼先を賢く選ぶ
1. 複数業者で相見積もりを取る
エコキュートは、同じ機種でも販売店で価格差が大きい商品です。そのため、2〜3社で相見積もりを取りましょう。
見積もりを比較する際は、以下の2点に注意してください。
- 「一式」表記や極端に安い見積もりは、工事範囲や別料金の有無を確認する
- 「見積もり後に追加工事費が発生しないか」を事前に確認する
相見積もりは、適正価格を知るための有効な手段です。手間はかかりますが、結果的に数万円の差につながります。
2. 補助金・助成金を活用する
国の補助金制度「給湯省エネ2026事業」で、高効率エコキュートは補助対象になります。 総額を直接下げられるため、使わない手はありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本額 | 7万円/台 |
| 性能加算 | +3万円(要件を満たす場合)= 機器分 最大10万円/台 |
| 撤去加算 | 電気温水器の撤去などで+2万円 など |
| 予約の期限 | 予算上限、または2026年11月16日まで |
| 交付申請の期限 | 予算上限、または2026年12月31日まで |
自治体独自の助成金は、制度によっては併用できる場合があります。併用の可否を、自治体と施工店の両方に確認することが重要です。
なお、補助金の条件や申請の流れについては「エコキュート交換の補助金はいくら?申請条件や受け取り方についても解説」をご覧ください。
3. 依頼先を賢く選ぶ
依頼先によって、価格や保証、施工スピードは大きく異なります。 主な選択肢は、以下の5つです。
- 専門店
- 工務店
- 家電量販店
- メーカー
- ネット通販
なかでも100%自社施工の専門店は、中間マージンが減るぶん総額を抑えやすく、施工品質も安定しやすいのが強みです。加えて、全工程を一括で対応するため、トラブル時の対応も早くなります。
「どこに頼むか」は、総額と安心感の両方を左右する重要な選択です。価格だけでなく、施工体制と保証まで含めて選びましょう。
依頼先ごとのメリット・デメリットについては「エコキュート交換はどこに頼むのが正解?主な依頼先と失敗しない業者の選び方」もあわせてご覧ください。
エコキュート交換に関するよくある質問
エコキュートの交換について悩む方から、よくある質問にお答えします!
エコキュートの交換は自分でできる?
基本的にはできません。エコキュートの設置には電気工事士の資格が必要なうえ、給水工事などには地域・工事範囲に応じた要件があります。
リモコンなどの一部を除き、本体交換は専門業者に依頼するのが安全です。
エコキュートは10年で交換したほうがいい?
エコキュートの寿命の目安は10〜15年、検討時期は10年前後です。 10年を超えると故障が増え、部品保有期間を過ぎると修理できないこともあります。
交換時期は、設置年と現在の状態をあわせて判断するのがおすすめです。
エコキュート370L・460L・550Lの交換費用の目安は?
容量別の目安は、以下のとおりです。
- 370L:約35〜60万円
- 460L:約40〜65万円
- 550L:約50〜70万円
実際の費用は、メーカーや給湯タイプ、設置環境などで異なります。基礎の補修や配管の延長、搬入経路の確保などが必要な場合は、上記とは別に追加工事費がかかる点にも注意してください。
エコキュートの交換はどこに頼めばいい?
エコキュートの交換の依頼先は、主に以下5つです。
- 専門店
- 家電量販店
- メーカー
- 工務店
- ネット通販
窓口を一本化し、保証まで一括で任せたいなら専門店がおすすめです。
詳しくは「エコキュート交換はどこに頼むのが正解?主な依頼先と失敗しない業者の選び方」の記事もご覧ください。
違うメーカーのエコキュートに交換しても大丈夫?
別メーカーのエコキュートへの交換は可能です。 脚部ピッチや配管位置の違いはアダプターや基礎の調整で対応できることが多くあります。
現在のご家庭で必要な機能を選び直せるため、交換はメーカーを見直すチャンスでもあります。
まとめ|エコキュートの交換についてのお問い合わせはエコの王様へ!
エコキュートの交換費用は、本体+工事の総額で40〜80万円が目安です。ただし、今の給湯器のタイプで金額は変わり、補助金などを活用すれば安く抑えやすくなります。
なるべくお得に交換するために大切なのは、表示価格だけでなく、同条件の内訳付き見積もりを比較することです。
なお「エコの王様」では、関西や中部9府県を対象に、100%自社施工・見積もり後の追加工事費なしでエコキュートの交換を受け付けています。
加えて、撤去処分や2年ごとの無料点検も一括で対応可能です。
「うちの場合はいくら?」とお悩みの方は、ぜひ一度「エコの王様」にお問い合わせください!








