「エコの王様」大人気CM放映中!!

王様のためになる話

【2025年最新版】エコキュートの室外機はうるさい?騒音トラブルや対処法を紹介!

2025/04/13

「エコキュートを設置したら近所の人からうるさいと言われた。」や「ネットを見ているとエコキュートの室外機から出る音が原因でトラブルとか裁判になったケースもあるって書いてあったけど本当?」、「騒音トラブルが起きてしまった時の対処法を教えてください。」などエコキュートの室外機から出る音に関する問い合わせが時々あります。

実際のところエコキュートの室外機から出る音が原因で自分たちや近隣住民とトラブルになった事案は報告されています。

そこで今回は、エコキュートの室外機から出る音が本当にうるさいのかや実際にあったトラブル、対処法について詳しく説明します!

 

エコキュートの音は室外機から出ている

    

エコキュートは、貯湯タンク式給湯器のため自宅の外にお湯を貯めておく貯湯タンクとその横にエアコンの室外機と似たような機械が付いています。

貯湯タンクは、お湯を貯めておくだけなので音は聞こえませんが、室外機のほうはエアコンの室外機と同じ構造なので中にファンが付いていて、稼働時はクルクル回って冷たい風が出てきます。

ここで気になるのが、「なんのために室外機が必要なのか?」だと思います。

室外機の正体について詳しく説明します。

 

室外機の正体はヒートポンプ

エコキュートの貯湯タンクの横に付いている室外機の正式名称は、「ヒートポンプ」と言い、エコキュートのなかで最も重要なパーツです。

ヒートポンプは、ファンを回して空気中の熱を取り込みます。

取り込まれた熱は二酸化炭素などが使われた「冷媒」と呼ばれるところ伝わるとさらに高温になります。

高温になった熱は、ヒートポンプ内の圧縮され温度がさらに上昇します。その熱を使ってお湯を沸かし貯湯タンクにお湯が貯まる仕組みになっています。

ヒートポンプ式を採用したことによって、今まで電気温水器よりもエネルギー効率が良くなりました。

エネルギー効率やお湯の沸かし方が電気温水器と大きく変わり、電気温水器の約3分の1の電気代でお湯が沸かせるようになったので日本全国でエコキュートが普及しました。

そのため、ファンが稼働している時の運転音が出てしまいます。

<ヒートポンプの仕組み>

エコキュートと電気温水器の違いに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年度】エコキュートのと電気温水器の違いとは?それぞれのメリット・デメリットを解説!

引用画像:三菱電機HP

 

エコキュートの室外機から音がでるのはいつ?

では、エコキュートの室外機からはいつ音がでているのかをみなさんはご存知でしょうか?

エコキュートの室外機から音が出るタイミングは、全部で3つあるので詳しく説明します!

 

基本的には深夜から明け方

エコキュートは、貯湯タンクにお湯を貯めておいて1日を通してタンク内のお湯を使う仕組みになっています。

エコキュートやオール電化にすると、電気料金のプランが時間帯ごとに価格が変動する「時間帯別電灯契約」に切り替わります。

この料金プランでは、昼間の電気代が高くなって夜間(23時~翌朝7時)の電気代が安くなります。

エコキュートは、電気代の安くなる深夜帯ですが沸き上げが終わる午前4時~午前6時が最も音が大きくなります。

※深夜帯の時間配分は、各電力会社によって異なります。

<関西電力の時間帯別電灯契約の料金表>

参考資料:関西電力HP

 

日中はほとんど気にならない

日中は、エコキュートの以外の生活騒音があるためエコキュートが稼働していても気になることはほとんどありません。

そもそもエコキュートのメイン稼働時間は夜なので、昼間の沸き増しなどをしていない限りはエコキュート周辺は静かです。

 

冬場のほうが音は大きくなりやすい

エコキュートは、水道水をヒートポンプで作られた熱で温めてお湯に変えます。

水温も外気温も低くなる冬場にお湯を作る場合は、夏場よりも大きな力を必要とします。

そのため、冬場になるとヒートポンプから大きな音が出やすくなります。

 

エコキュートの室外機からの音が原因で起こるトラブル

「本当にエコキュートの室外機から出る音でトラブルなんて起きるの?」と考えている人もいると思います。

実は、エコキュートの室外機から出る音が原因で自宅や近隣住民とトラブルになった事例は報告されています。

実際に報告されているトラブルを3つ紹介します!

 

睡眠障害

みなさんが一番気になっているのは、「エコキュートの室外機から出る音の大きさはどれくらいですか?」だと思います。

エコキュートの室外機から出る音の大きさは、40db(デシベル)~501db(デシベル)と言われています。40db~50dbを日常生活に置き換えると静かな事務所や日常会話程度なので気になる人はほとんどいないと思います。

ですが、エコキュートの稼働時間は、23時~翌朝7時です。この時間帯はほとんどの人が就寝している時間帯になるので、寝室の場所によっては睡眠の妨げになる可能性があります。

エコキュートの室外機から出る音が原因で、近隣住民が不眠症になり裁判に発展してエコキュートを撤去する命令が出た事案もあります。

 

共振により家全体が揺れている感覚になる

音は、空気が振動することによって私たちに伝わります。エコキュートから音が出ているということは、室外機全体が振動していることになります。

エコキュートがしっかり固定されていなかったり、室外機周辺に物がたくさん置いてあったりすると、振動が自宅全体に伝わってしまい「共振」という現象を引き起こしてしまうことがあります。

分かりやすく言うと地震が終わったあとも家全体が揺れているような感覚がしばらく続くことがありますが、この現象がエコキュートが稼働している間はずっと続きます。

共振が続くとめまいや頭痛などの体調不良が起きることがあります。

 

ご近所との関係が悪化する

エコキュートの室外機から出る音が自分や自分たちの家族に限ったことではありません。

エコキュートの設置場所によって、被害対象が自分たちではなく近隣住民になるケースがあります。

設置する前には近隣住民に説明をし、理解を得られてから設置するほうが望ましいでしょう。エコキュートが近隣住宅の寝室に近いようであればその場所には設置しない方がいいです。

また、エコキュートの室外機の稼働中は冷たい風が常に出ていて、季節によってが−10℃以下の風が出ることもあります。

冷たい風が原因で室内温度が下がったり、窓や自家用車に付いたりすることあります。

騒音以外にもこういったトラブルがあることを事前に知っておくと良いでしょう。

 

騒音トラブルの対処法

できることならエコキュートの室外機の騒音トラブルを誰もが防ぎたいと思っています。

ですが、事前に準備していても騒音問題が起きてしまうことがあります。

そんな時、私たちはどのようにすれば良いでしょうか?

室外機の騒音トラブルの対処法は全部で4つあるので詳しく説明します!

 

耳栓や寝室を変える

「エコキュートの室外機から出る音が気になって眠れない。」という人は、最も安価ですぐにできる「耳栓」をして寝るのが良いでしょう。

また、音のトラブルは発生源から距離を取ることによって解決できる可能性が高いので、耳栓でカバーできないな場合は寝室を変更するのも良いでしょう。

 

防音フェンスや防振ゴムなどを付ける

室外機の正面に防音フェンスを設置したり、室外機の下に防振ゴムを敷くことによって室外機の振動を抑えて音を抑制する方法もあります。

費用は掛かりますが、騒音対策としては検討の余地があると言えるでしょう。

 

昼間にエコキュートを稼働させる

ほとんどの人が室外機の音に気付かない昼間にエコキュートを稼働させる方法も騒音対策として有効と言えます。

ですが、ここで問題が1つあります。

それは、エコキュートを設置されたことによって変更された料金プランです。

エコキュートを設置すると昼間の電気代が高くなって夜間の電気代が安くなります。

関西電力のエコキュートやオール電化用料金プランである「はぴeタイムR」で見てみると、昼間が1kWhあたり26.24円に対して夜間は15.37円です。

価格差は約11円あるので昼間に沸き増しをすると電気代は高くなります。

ですが、2025(令和7)年現在販売されているエコキュートのなかには、家庭用太陽光発電システムの余剰電力でお湯を沸かすのに特化した「おひさまエコキュート」も販売されているので騒音トラブルが気になる方で家庭用太陽光発電システムを設置している場合は、おひさまエコキュートを導入するのも良いでしょう。

おひさまエコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【初心者必見】おひさまエコキュートとは?通常エコキュートとの違いやメリット・デメリットを紹介!

 

エコキュートを移設する

エコキュートを設置したあとに自分たちの身体の不調や近隣住民とトラブルになった場合は、エコキュートの移設を検討すると良いでしょう。

自宅周辺に十分な設置スペースがある場合は、設置場所を変更するのも良いでしょう。ですが、場合によっては基礎を打ち直したり配管を延長したりすると追加費用が掛かる可能性が高いです。

騒音問題は、発生源から距離を取ることが最も良い解決方法とされているので、さまざまな対策を講じて成果が出ない場合は最後の士手段としてエコキュートの移設を検討して見てください。

エコキュートの設置場所に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの適切な設置場所とは?後悔しない設置場所をプロが解説!

 

エコキュートの室外機から異音がする場合は故障している可能性がある

エコキュートの室外機から出る音は、40db~50dbと言われています。

静かな事務所や日常会話、エアコンの室外機と同じ音の大きさなので、本来であれば日常生活をしているなかでは気にならない大きさです。

ですが、場合によってはいつも出ている音よりも大きな音が出る場合があります。それは、エコキュートの室外機が故障している場合です。

室外機が故障していると、今まで聞いたこと無い異音が発生します。

その音は、本来静かなであるはずエコキュートの室外機から出る音よりも大きくなります。

ある日突然、今まで聞いたことない大きな音と異音が発生している場合は、販売店やメーカーに連絡して修理依頼しましょう。

エコキュートの室外機の故障に関する詳しい記事はこちら⇒【エコキュートユーザー必見】ヒートポンプって故障しやすいって本当?仕組みや修理費用を紹介!

 

まとめ

今回は、エコキュートの室外機の音や騒音トラブル、対処方法に関してお話しさせて頂きました。

室外機から音が出るのはエコキュートのデメリットの1つと言えます。

騒音問題を起こさないようにするために最も重要なことは、「設置前の確認」を十分に行うことです。

といっても自分でエコキュートの設置前確認をするのには限界があります。

手間も時間も掛かる内容なので確認が疎かになりそうですがしっかり確認しないと、後々トラブルになって更に手間も時間、費用も掛かります。

設置場所や商品選び、相談事はプロに任せるのが一番です!

エコの王様は、エコキュートの施工件数が1,000件を超える販売店なのでさまざまな悩みを解決できます。

エコキュートを設置した後に自分たちや近隣住民とのトラブルを避けたい人は、是非一度エコの王様に問い合わせ下さい!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

オール電化太陽光発電蓄電池の専門スタッフが24時間対応いたします!

 

 

この記事を書いた人: 清家 和馬
Latest posts by この記事を書いた人: 清家 和馬 (see all)

    電話で
    お見積もり

    メールで
    お見積もり

    LINEで
    お見積もり

    ページのトップへ