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V2HとHEMSって何?関連性や特徴についてを解説

2022/06/04

「最近、V2Hって良く聞くけどそれって何?」、「HEMSって何?」、「V2HとHEMSを組み合わせてできることってどんなことがあるの?」など、エコの王様にもV2HシステムとHEMSに関するお問い合わせが増えています。

そこで、今回はV2HシステムとHEMSの特徴やV2HとHEMSを組み合わせてできることについて詳しくお話します!

 

V2Hとは?

V2Hシステムとは、「Vehicle to home」(ビークル トゥ ホーム)の略称で、日本語直訳すると「車から家へ」という意味です。

電気自動車やプラグインハイブリッド車に貯められた電気を自宅で使えるようにしたシステムです。

V2Hシステムが開発されるまでは、電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電はできても、貯められた電気を自宅で使えませんでした。

充電方法もV2Hシステムが開発されたことによって変わりました。

V2Hシステムが開発される前の充電方法は、自宅に充電スタンドを設置するかカーディーラーなどに行って充電するかのどちらかでした。

自宅で充電する場合は、充電スタンドの最大出力が3,000Wまでしか出せないため満充電になるまでに時間が掛かっていました。

また、充電スタンドは私たちが普段使っている電気を使って充電するため電気代が高くなるご家庭もあります。

V2Hシステムは充電時の最大出力が6,000Wまで出せるため、充電スタンドで充電する半分の時間で満充電にできます。

自宅の電気だけでなく太陽光発電システムで発電された余剰電力を使って充電できるため、電気代の節約もできます。

電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリー容量は、家庭用蓄電池よりも大きいため災害時に、V2Hシステムがあれば非常用電源としても貯められた電気を使えます。

太陽光発電システムの余剰電力や電気代の深夜電力(23時~翌朝7時)で電気自動車やプラグインハイブリッド車を充電して、電力使用量が増える時間帯に放電すれば、電気代の節約もできます。

V2Hシステムに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?その歴史や基礎知識・メリットなどを一挙公開!

 

HEMSとは?

HEMSとは、「Home Energy Management Service」(ホーム エナジー マネージメント サービス)の略称です。

自宅内で電気を使用している機器について、一定期間の使用量や稼働状況を把握し、電力使用の最適化を測るためのシステムを指します。

言い換えれば、「電気の見える化」ができる機器です。

HEMSがあれば、各電力会社から買っている電気量・太陽光発電システムの発電量・売電量・蓄電池やV2Hシステム対応車種のバッテリー残量・充電量を確認できます。

普段から家庭内の電気の流れが一目瞭然なので、節電への意識が高まります。

政府もHEMSの導入に力を入れています。

全世界が「2050年までにカーボンニュートラルの実現」に向けて動いています。

日本国内でも電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及やZEH住宅の普及を急いでいます。

ZEHは、太陽光発電システムや家庭用蓄電池を使って電力会社から買う電気を実質0にできる住宅を言います。

HEMSは、電気の見える化や電気の自動制御ができるため、ZEHには必要不可欠な製品です。

政府も2030(令和12)年に販売する新築住宅の50%をZEHにすることを目標にしているため、今後HEMSは普及していく予想です。

※ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、太陽光発電システムやHEMSを使ってエネルギー収支をゼロ以下にする家を指します。

 

V2HとHEMSを組み合わせることでできること

V2HシステムとHEMSを組み合わせることで出来ることは、全部で6つあるので詳しくお話します。

 

電気自動車と自宅の電気

電気自動車やプラグインハイブリッド車に貯められた電気を自宅で使う事で、電気代の節約ができます。

電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電を、太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)で行えば電気代を抑えられます。

安い電気代で充電された電気自動車やプラグインハイブリッド車の電気を電気使用量が多い時間帯に放電すれば、電気代の節約ができます。

HEMSには、「エネルギー制御」という機能が付いています。

エネルギー制御とは、エアコンや照明など家庭内の電化製品を自動で制御してくれる機能を指します。

自動で電気を制御してくれるので、省エネになります。

すでに省エネ化されている自宅に安い電気で充電された電気自動車やプラグインハイブリッド車の電気を放電すればさらに電気代が節約できます。

V2Hシステムと電気代に関する詳しい記事はこちら⇒V2Hで電気代が節約できるって本当?その真実に迫る!

 

太陽光発電とEV

太陽光発電システムと電気自動車やプラグインハイブリッド車の相性は良いです。

その理由は、太陽光発電システムの余剰電力を電気自動車とプラグインハイブリッド車の充電に使えるためです。

太陽光発電システムを設置して10年以上が経過したご家庭では、電力会社が高額な売電価格で電気を買い取ってくれる固定価格買取制度が終了します。

買取期間が終了したご家庭では、余剰電力を売電せずに電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電をすれば家庭用蓄電池の代わりになります。

停電時に貯められた電気を放電することによって、バッテリー容量や電化製品の消費電力によって多少の違いはありますが、約3日~約4日分の電気を賄えます。

太陽光発電システムと電気自動車との関連性に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光がないけれどV2Hは使えるの?正しい方法について解説

 

電気の最適化と見える化

HEMSがあれば、電気の最適化や見える化ができます。

電気の最適化とはHEMSのエネルギー制御機能によって、家庭内の電化製品の消費電力を自動制御して電気代の節約ができる機能を指します。

電気の見える化とは、家庭内の電気消費量を専用モニターやパソコンから簡単に見ることができる機能を指します。

電気の見える化によって節電に対する意識を高められます。

また、電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリ残量や放電量・太陽光発電システムの発電量なども1目で分かります。

 

補助金の活用

2022(令和4)年度もV2HシステムとHEMSに関する補助金が出ることが決定しています。

Sii(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)が出しているDER補助金は、HEMSの設置が受給条件になっています。

DER補助金は、HEMSのエネルギー制御機能を使って遠隔で電気の自動制御が行えるかどうかの実証実験に参加するご家庭にしか補助が出ません。

DER補助金の内容は次の通りです。

・V2Hシステム本体価格:上限750,000円

・工事代:上限400,000円

・HEMS:50,000円

2022年度の補助金に関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】蓄電池の補助金はもらえるって本当?その条件や金額について公開!

 

深夜電力

電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電は、太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)を使って行えば経済的です。

深夜電力は、電力会社によって多少の違いはありますが、1kWhあたり15円(税込)です。

太陽光発電システムの余剰電力と深夜電力で充電された、電気自動車やプラグインハイブリッド車の電気を放電すれば電気代も節約できますし、災害時の非常用電源てして使えます。

太陽光発電システムが雨や曇りの影響で発電量が確保できない時は、深夜電力が安くなる時間帯に充電すれば昼間の高い電気を買わずに済むので電気代を抑えられます。

 

電気の自給自足

V2Hシステム対応の電気自動車やプラグインハイブリッド車は家庭用蓄電池と同様に、太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力を貯めておけます。

雨や曇りで太陽光発電システムの発電量が不十分なときでも、貯められている電気を放電することによって電力会社から電気を買う必要がありません。

HEMSは、エネルギーの自動制御ができるため必要に応じて、電気自動車やプラグインハイブリッドに貯められている電気を放電してくれます。

V2HシステムとHEMSがあれば電気の自給自足ができます。

 

V2HとHEMSのまとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

今回のお話をまとめると、

V2Hシステムとは、電気自動車やプラグインハイブリッド車に貯められている電気を自宅で使えるようにしたシステムのこと!

HEMSとは、エネルギーを自動制御したり自宅でどれだけの電気が使われているかを確認できる仕組みのこと!

・V2HシステムとHEMSを組み合わせてできることは、全部で6つある!

全世界が脱炭素やカーボンニュートラルの実現に向けて動き出しているなかで、日本も電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及が急がれています。

そのような中で、注目されているのがV2Hシステムです。

V2Hシステムがあれば、電気自動車やプラグインハイブリッド車に貯められている電気を使えるため、電力会社から電気を買う必要がありません。

V2Hシステムと同時にHEMSがあればエネルギーの自動制御システムだったり、1目で電気使用量が分かったりもできるので、省エネになります。

エコの王様でも、V2HシステムもHEMSも取り扱っておりますので、V2HシステムとHEMSを同時に設置したい人は、是非一度エコの王様にお問い合わせ下さい!

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この記事を書いた人: 清家 和馬
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