V2Hはどこで購入するべき?初心者向けの選びかたについてを解説!
2022/07/02
「V2Hを購入したいけどどこで買ったら良いの?」、「V2Hを選ぶ時のポイントは?」などV2Hシステムに関するお問い合わせが増えています。
V2Hシステムは、購入先や選び方によって金額が変わります。
今回は、V2Hシステムが購入できる場所や選び方のポイントについて詳しくお話します!
目次
V2Hはどこで購入できるの?
V2Hシステムの購入が購入できるところは、全部で2つあるのでご紹介します。
ディーラー
電気自動車やプラグインハイブリッド車を販売しているメーカーのカーディーラーであれば、車とV2Hシステムをセットで販売しているところもあります。
そのため、V2Hシステムを別で探さなくても良いというメリットがありますが、専門店で買うよりも価格が高くなるデメリットがあります。
価格が高くなる理由は、カーディーラーは専門店とは違い、メーカーの小売希望価格で販売しているためです。
カーディーラーによっては、メーカーや機種を選べない可能性もあります。
V2H専門店
V2H専門店は、各メーカーのV2Hシステムを取り扱っているため、各ご家庭にあった製品を選べます。
カーディーラーで買うよりも専門店で購入するほうが初期費用を抑えられます。
また、専門店のほうが各種補助金のことや製品について詳しいスタッフがいることが多いため、質問などもしやすい環境です。
ですが、V2Hシステムを販売している専門店がそれほど多く無いので、金額の比較などしにくいというデメリットがあります。
V2Hシステム対応車種を所有していて、後付けでV2Hシステムを設置したい人は専門店で購入することをおすすめします。
V2Hシステム対応車種に関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】V2Hの対応車種を完全網羅!メーカーや車種を解説
V2Hの購入金額は?
V2Hシステムは、メーカーや性能によって多少の違いはありますが、工事代と合わせて880,000円(税込)~1,650,000円(税込)程度の費用が掛かります。
カーディーラーで購入する場合は、電気自動車やプラグインハイブリッド車の代金と合わせてローンで支払うことも可能です。
専門店で購入する場合は、「一括購入」・「ローン支払い」・「クレジットカード支払い」の中から選べます。
カーディーラーで購入する場合と違うのが、ローン支払い・クレジットカードで支払った場合、別途金利が掛かるため購入した時よりも費用は高くになります。
V2Hシステムの費用に関する詳しい記事はこちら⇒V2Hの価格はどれくらい?設置費用について徹底解説!
V2Hを購入する際の選びかた
V2Hシステムを正しく選べば電気代の節約や停電対策に力を発揮します。
間違って選んでしまうと思った以上のメリットが感じられないことがあります。
V2Hシステム購入する際の選び方は全部で4つあるので、詳しくお話します。
メーカー
2022(令和4)現在、V2Hシステムを販売しているのは次の3社です。
・ニチコン
・東光高岳(とうこうたかおか)
・デンソー(DENSO)
3社の中で最も売れているのは、ニチコンです。
ニチコンは、2012(平成24)年に世界ではじめてV2Hシステムの販売を開始しました。
ニチコンは今までに、10,000台以上のV2Hシステムを販売しています。
デンソー(DENSO)は、世界を代表する自動車部品メーカーでありますが、V2HシステムはニチコンのOEM製品(他社製品を自社で製造・販売する)を使っています。
東光高岳は、東京都江東区に本社を置く電子機器メーカーです。
サービスエリアやカーディーラーなどに設置してある、電気自動車やプラグインハイブリッド車の急速充電器の分野では、日本でトップシェアを誇ります。
その東光高岳は、Smaneko V2Hを販売しています。
V2Hシステムメーカーに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hのおすすめメーカー3選!人気売れ筋商品や選びかたを紹介!
値段
2022(令和4)年7月現在の各社の販売価格は次の通りです。
メーカー | モデル名 | 価格(税込) |
ニチコン | スタンダードモデル | 547,800円 |
プレミアムモデル | 877,800円 | |
プレミアムPlusモデル | 1,877,700円 |
メーカー | モデル名 | 価格(税込) |
デンソー | DNEVC-D6075 | オープン価格 ※1,210,000円 |
メーカー | モデル名 | 価格(税込) |
東光高岳 | Smaneko V2H | オープン価格 ※825,000円 |
デンソーのV2Hシステムはニチコンプレミアムモデルを採用していますが、価格はニチコンより高くなっています。
東光高岳のV2Hシステムは一番価格が低いですが、停電時に電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電ができないデメリットがあります。
※デンソーと東光高岳の金額は、CEV補助金を出しているNeV(一般社団法人 次世代自動車振興センター)の認証価格を記載しています。
参考資料:NeV(一般社団法人 次世代自動車振興センター) HP
電力供給タイプ
V2Hシステムには、停電時に家中の電気がバックアップできてエアコンやIHといった、200V電源を必要とする電化製品も使える全負荷型と、停電時にあらかじめ決められた部屋の電気しか使えない特定負荷型の2種類があります。
電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリー容量は、最大で62kWhまであるため特定負荷型よりも全負荷型を選んでおけば停電時でも普段と変わらない生活を送れます。
全負荷と特定負荷に関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】家庭用蓄電池とは?メリットやデメリットを完全網羅!
保証
V2Hシステムはメーカーや性能によって保証年数が変わります。
各メーカーの保証年数は、次の通りです。
メーカー | モデル名 | 保証年数 |
ニチコン | スタンダードモデル | 2年 |
プレミアムモデル | 5年 | |
プレミアムPlusモデル | 5年(UPSは7年) |
メーカー | モデル名 | 保証年数 |
デンソー | DNEVC-D6075 | 5年 |
メーカー | モデル名 | 保証年数 |
東光高岳 | Smaneko V2H | 3年 |
保証期間内であれば各メーカーが無料で修理してくれたり、V2Hシステム本体を交換してくれます。
また、V2Hシステム本体に問題が無く配線など工事に使った部材などは、メーカーは保証してくれません。
そのため、各販売店が出している工事保証の年数も注意して見ておくと良いでしょう。
V2H購入のまとめ
みなさんいかだったでしょうか?
今回のお話をまとめると、
・V2Hシステムを購入できる場所は、2カ所ある!
・V2Hシステムの価格の相場は、880,000円(税込)~1,650,000円(税込)!
・V2Hシステムを購入する場合の選び方は全部で4つある!
電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及と共に注目されているのが、V2Hシステムです。
V2Hシステムがあれば電気代の節約や災害時の停電対策ができます。
ですが、購入先や選び方を間違えると金額が高くなったり思っていた効果が得られなかったりすることがあります。
自分で調べても限界があります。
分からないことは、専門のスタッフがいる販売店やカーディーラーに聞くのが1番です。
エコの王様にもV2Hシステムに詳しいスタッフがおりますので、V2Hシステムの購入をご検討されているお客様は、是非1度お問い合わせ下さい!
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