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【2025年最新版】蓄電池おすすめ8選!人気メーカーと価格を徹底比較!

2025/04/25

「最近、災害も多いし蓄電池を設置して安心して生活したい。」、「蓄電池はメーカーも種類もたくさんあってどれを選べいいかが本当に分からない!」、「各メーカーの特徴を教えてください!」、「エコの王様さんがおすすめする蓄電池を教えて欲しい。」など家庭用蓄電池のメーカーやおすすめ商品に関する問い合わせが増えています。

多くのお客様が言うように2025(令和7)年4月現在、家庭用蓄電池を販売しているメーカーは国内外を合わせると70社を超え、商品ラインナップも全て合わせると100種類を超えます。

そこで今回は家庭用蓄電池の年間施工件数が100件を超えるエコの王様がおすすめ機種や各メーカーの特徴、家庭用蓄電池の選び方について徹底解説します!

 

蓄電池メーカーはいくつあるの?

2025(令和7)年現在、日本国内では国内外を合わせると家庭用蓄電池を製造しているメーカーは、70社以上あります。

そのなかでも今回は、エコの王様でも人気10社の特徴について紹介します!

 

ニチコン

ニチコン株式会社は、京都府京都市に本社を置く電子機器メーカーです。

ニチコンの主な生産品は、スマートフォン、パソコン、デジカメなどのバッテリーにも使われている小型リチウムイオン二次電池を製造開発しています。

二次電池とは、充放電可能な電池のことを指します。

小形リチウムイオン電池を製造開発していることもあって家庭用蓄電池の性能も非常に高いです。

ニチコン家庭用蓄電池の最大の特徴は、10kWh(キロワットアワー)以上の製品が多いことです。

ニチコンは家庭用蓄電池だけでなく、電気自動車に貯められている電気を使えるようにするV2Hシステムや家庭用太陽光発電システムと家庭用蓄電池、V2Hシステムを1台のパワーコンディショナーで制御できるトライブリッド蓄電システムを世界で初めて販売したメーカーでもあります。

時代の最先端をいくメーカーとして日本国内でも多くの家庭でニチコン家庭用蓄電池が設置されています。

ニチコン家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池ニチコンの特徴は?寿命や価格・口コミを解説!

V2Hシステムに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!

 

オムロン

オムロンは、京都府京都市に本社を置く電子機器メーカーです。

オムロンの主な製造品は、体重計、血圧計、体温計と家庭用医療器具をはじめ、私たちが一度使ったことがある駅の自動改札機もオムロンが製造しています。

血圧計の分野においては、世界シェアの50%をオムロンが占めています。

そんなオムロン家庭用蓄電池の特徴は、小型軽量化されていることです。

家庭用蓄電池は容量が増えれば増えるほど本体が重くなります。

最も重たいニチコンESS-U4X1(蓄電容量16.6kWh)と言う機種の重さは236kgに対して、オムロンのKPBP-A-SET-HYB164(蓄電容量16.4kWh)の重さは150kgなので軽量化されていることがあります。

小型軽量化されているため壁掛け設置もできますし室内にも設置できることから多くの家庭でオムロン家庭用蓄電池が設置されています。

オムロン家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒オムロン蓄電池の特徴は?相場や口コミを解説!

 

長州産業

長州産業は、山口県山陽小野田市に本社を置く住宅設備メーカーです。

長州産業の創業当時は、電気温水器や灯油ボイラー、太陽熱温水器などを販売していましたが1998(平成10)年からは家庭用太陽光発電システムの販売を本格的に開始しました。

長州産業の家庭用太陽光発電システムは、太陽光パネル、パワーコンディショナー、架台といった製品を国内工場で製造している唯一のメーカーです。

「純国産」ということ国産でありながら低価格で設置できるということで、2024(令和6)年に家庭用太陽光発電システムシェアで1位を獲得しました。

そんな長州産業の家庭用蓄電池は、オムロンやダイヤゼブラ電機の家庭用蓄電池をOEM製品として販売しているので性能は同じです。

2024年~2025(令和7)年4月現在では、太陽光パネルも家庭用蓄電池も長州産業で統一することが増えています。

※OEM製品とは、他社製品を自社製品として製造販売することを指します。

長州産業の家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒長州産業の太陽光発電の特徴は?評判や価格について解説!

長州産業の家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒長州産業の蓄電池口コミは?特徴や値段について解説!

 

ダイヤゼブラ電機

ダイヤゼブラ(旧田淵)電機は、大阪府堺市に本社を置く電子機器メーカーです。

「ダイヤゼブラ電機ってどんな会社?」と聞かれることもありますが、みなさんに知られていないだけで家庭用・産業用太陽光発電システムのパワーコンディショナーは、各太陽光パネルメーカーで使われているほど高性能です。

パワーコンディショナーのトップメーカーであるダイヤゼブラ電機が満を持して2021(令和3)年に販売したのがアイビス7です。

アイビス7の最大の特徴は、ハイブリッド型全負荷200V対応になっていることです。

アイビス7が販売されるまでは、ハイブリッド型全負荷200V対応の家庭用蓄電池はありませんでした。

ラインナップが無かったこともあって販売1年で設置件数トップを取りました。

また、長州産業やCanadian SolarのOEM製品としても使われているので性能の高さが分かります。

ダイヤゼブラ電機に関する詳しい記事はこちら⇒田淵の蓄電池は評価が高い?低い?その特徴や種類について紹介

 

Canadian Solar

Canadian Solarは、カナダのオンタリオ州に本社を置く太陽光パネルメーカーです。

「海外製の太陽光パネルメーカーって大丈夫なの?」と感じている人も多いと思いますが、Canadian Solarは「高性能・低価格」を実現したので多くの家庭で設置されています。

家庭用太陽光発電システムの設置件数が多いCanadian Solarもダイヤゼブラ電機の家庭用蓄電池をOEM製品として販売していましたが、2023(令和5)年3月に独自の「EP CUBE(イービーキューブ)」の販売を開始しました。

蓄電容量を4.9kWh~13.3kWhまで選べるので各家庭の家庭用太陽光発電システムの発電量に応じた蓄電容量が選べるので、Canadian Solarユーザーの人たちから注目を集めています。

Canadian Solarの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電のカナディアンソーラーとは?特徴や評判について解説!

参考資料:Canadian SolarHP

 

シャープ

SHARP(シャープ)は、大阪府堺市に本社を電気機器メーカーです。

テレビの「AQOUS(アクオス)」や空気清浄機のプラズマクラスターといった家電製品が有名ですが、家庭用太陽光発電システム分野においても日本トップクラスの設置件数を誇ります。

1994(平成6)年に販売されたのが家庭用太陽光発電システム「SUNBISTA(サンビスタ)」の販売を開始しました。

主力太陽パネルの「BLACK SOLAR」(ブラックソーラー)は、表面が黒色で景観を崩さないことや台形などの屋根形状に合わせた太陽光パネルの組み合わせも出来るので2018(平成30)年には家庭用太陽光発電システムの設置件数が日本一になりました。

シャープの家庭用蓄電池は、シャープの家庭用太陽光発電システムユーザー向けに開発されました。

家庭用家庭用太陽光発電システムの設置件数が多い分、家庭用蓄電池の販売台数も増えていき2017(平成29)年~2019(令和元)年の間は家庭用蓄電池のシェアで1位になりました。

シャープの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒シャープ太陽光発電の特徴は?口コミや価格を解説!

シャープの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒シャープの蓄電池は超高性能で使いやすい?人気の理由や基礎情報について解説

 

Panasonic

Panasonic(パナソニック)は、大阪府門真市に本社を置く電気機器メーカーです。

日本国内ではオール電化商材(エコキュート・IH)の分野で日本トップクラスのシェアを誇ります。

そんなPanasonicは家庭用太陽光発電システムの設置件数もシャープや京セラと並んで日本トップクラスのシェアを誇ります。

「HIT」と呼ばれるPanasonic独自の製造方法で発電量が落ちやすいと言われる真夏でもしっかり発電量が確保できることやPansonicというブランド名もあって多くの家庭で設置されました。

シャープや京セラ、長州産業と同様にPanasonicの家庭用蓄電池もPanasonic太陽光発電ユーザー向けに開発されました。

各家庭の家庭用太陽光発電システムの発電量や設置年数に応じて容量や性能を選べるように、数多くの商品ラインナップが用意されています。

Panasonicの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒パナソニックの太陽光発電の特徴は?撤退理由や価格・口コミを解説!

Panasonicの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒パナソニックの蓄電池の特徴は?価格や寿命を解説!

 

京セラ

京セラ(KYOCERA)は、京都府京都市に本社を置く電子部品メーカーです。

京セラもPanasonic、シャープ、長州産業と同様に家庭用太陽光発電システムの製造販売を行っています。

また、1995(平成7)年に世界で初めて家庭用太陽光発電システムの販売したメーカーでもあります。

販売当初から順調に販売台数を伸ばしていて、1998(平成10)年には太陽光パネルの出荷台数で世界1になりました。

世界1になった理由とされているの高耐久性にあるとされています。

1984(昭和59)年に千葉県野田市に設置された自社の太陽光発電所の太陽光パネルが一度も壊れることなく今も稼働していることや、その発電所が世界有数の第三者認証機関トゥフラインランドジャパンにおいて世界で初めて「長期連続試験」に認定されました。

それだけでなく2012(平成24)年にドイツで実施された世界的な「耐PID試験」において世界の太陽光パネルが異常数値を見せるなか京セラだけが一度も異常数値が出なかったことから世界で耐久性が認められています。

京セラの家庭用蓄電池もPanasonic、シャープ、長州産業と同様に京セラ家庭用太陽光発電システムユーザー向けに開発されています。

家庭用太陽光発電システムが日本中で普及していることからさまざまな容量、性能の製品がラインナップされています。

京セラの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒京セラの太陽光発電の評判は?徹底の理由や寿命について解説!

京セラの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒京セラの蓄電池は人気!?その基礎情報やポイントについてを解説

 

伊藤忠商事

伊藤忠商事株式会社は、東京都港区に本社を置く総合商社です。

伊藤忠商事は、2017(平成29)年に神奈川県に本社を置くNF回路設計ブロックと共同開発した「スマートスターL」を販売しました。

販売当初は単機能型全負荷対応で蓄電容量9.8kWhだったので多くの家庭で導入されました。

その後継機種として販売2021(令和3)年に蓄電容量が13.16kWhになった「スマートスター3」を販売しましたが、同じ時期に販売された同じ機能でニチコンが「ESS-U4M1(蓄電容量11.1kWh)」を販売したため、販売台数がそこまで伸びませんでした。

2024(令和6)年からはハイブリッド型全負荷200V対応の「スマートスターハイブリッド」の販売を開始しているので今後のスマートスターに注目が必要です。

参考資料:スマートスターHP

 

長府工産

「長府工産なんて会社聞いたことない!」といった人がほとんどだと思います。

長府工産株式会社は、山口県下関市に本社を置く住宅機器販売メーカーです。

主な製品は、灯油ボイラーや太陽熱温水器など製造販売していますし、エコキュートやIH、家庭用太陽光発電システム、家庭用蓄電池の販売会社でもあります。

そんな長府工産が販売している家庭用蓄電池が「LiB Tower Plus」です。

LiB TowerPlusは、ニチコンのトライブリッド蓄電システムのOEM製品です。

世界の最先端をいくニチコンのトラブリッド蓄電システムは、性能もよく多くの家庭で設置されていますが、LiB TowerPlusの方が設置費用を抑えられることから今注目を集めています。

参考資料:長府工産株式会社HP

 

エコの王様がおすすめする蓄電池8選

2025(令和7)年4月現在、日本国内外メーカーを合わせると数百種類の家庭用蓄電池が販売されています。

多くのお客様から「種類が多過ぎてどれを選べ良いかが分からない。」といった問い合わせがあります。

自分では、どの家庭用蓄電池が合っているのかを調べるのには限界があります。

そこで今回は、家庭用蓄電池の年間施工件数が100件を超えるエコの王様がおすすめする人気機種8選を紹介します!

 

EOF-LB70-TK(ダイヤゼブラ電機)

ダイヤゼブラ電機が2021(令和3)年に販売したのがEOF-LB70-Tkです。

EOF-LB70-TKは通称EIBS(アイビス7)と呼ばれています。

アイビス7が販売された頃は、ハイブリッド型全負荷200V対応の家庭用蓄電池が無かったため爆発的に販売台数が伸びました。

全負荷200V対応であれば停電時に家中の電気が使えますし、IHやエコキュートといった200V電源を必要とする電化製品も使えます。

また、停電時の最大出力も5,500Wまで出力できるので多くの電化製品を一気に使えます。

パワーコンディショナーも他のメーカーは定分しか入力できませんが、アイビス7は家庭用太陽光発電システムの発電量や回路数によって「5.5kW」、「8.0kW」、「9.0kW」の3種類から選べます。

そういったことからエコの王様でも人気がある家庭用蓄電池です。

※回路とは、太陽光パネルを直列に3枚~8枚に繋いだシステムを指します。

EOF-LB70-TKの商品ページはこちら⇒ダイヤゼブラ電機 EIBS7 EHF-S55MP3B 工事費込みセット

 

ESS-U4M1(ニチコン)

ESS-U4M1は、ニチコンが2021(令和3)年にニチコンが販売した家庭用蓄電池です。

ESS-U4M1の特徴は、単機能型全負荷200V対応になっていることです。

単機能型は、家庭用太陽光発電システム用と家庭用蓄電池用のパワーコンディショナーが別になっているため、設置年数、メーカー、太陽光パネルの有無にかかわらず設置できるというメリットがあります。

また、全負荷対応になっているため停電時に家中の電気をバックアップしながらIHやエアコンといった200V電源を必要とする電化製品も使えます。

家庭用太陽光発電システムを設置年数は浅いが災害対策や光熱費対策をしたい人にESS-U4M1は人気です

ESS-U4M1の商品ページはこちら⇒ニチコン ESS U4シリーズ ESS-U4M1 工事費込みセット

 

KPBP-A-SET-HYB98-T(オムロン)

KPBP-A-SET-HYB98-Tは、2021(令和3)年にオムロンが販売した家庭用蓄電池です。

オムロン家庭用蓄電池の特徴は、小型軽量化されていることです。

オムロン以外の蓄電池メーカーの製品は、重量が150kg~250kg程度あるので屋外設置が基本なのに対して、オムロンは約65kg~約150Kgなので屋内外に設置可能です。

それだけでなく多くの蓄電池メーカーの場合、「ハイブリッド」、「単機能」のどちらかしか選べないのに対してオムロンは、同じ機種でハイブリッドも単機能のどちらも選べます。

また、パワーコンディショナーに家庭用蓄電池に貯められている電気が太陽光パネルに逆流する「PID現象」を防ぐシステムが組み込まれているのでどの太陽光パネルメーカーに対しても設置可能です。

容量も9.8kWhあるので家庭用太陽光発電システムの余剰電力をしっかり貯められるので電気代節約や災害対策にも有効なのでエコの王様でも人気です。

KPBP-A-SET-HYB98-Tの商品ページはこちら⇒オムロン マルチ蓄電プラットフォーム KPBP-A-SET-HYB98-T 工事費込みセット

 

KPBP-A-SET-HYB127-T(オムロン)

KPBP-A-SET-HYB127-Tは、2023(令和5)年にオムロンが販売した最新モデルです。

HYB127が販売されるまでのオムロン家庭用蓄電池の販売容量は、「6.5kWh」、「9.8kWh」、「16.4kWh」の3種類でした。

なかには、「9.8kWhでは小さく16.4kWhでは大き過ぎる。」といった人たちから中間容量が欲しいという声がエコの王様のみならず、全国で増えていました。

9.8kWhと16.4kWhの中間容量として販売されたのが、蓄電容量12.7kWhのKPBP-A-SET-HYB127です。

こちらも前回販売された機種と同様にハイブリッド、単機能を選べますし、いままで出来なかった電気代単価が安い深夜電力を使って100%充電できるようになりました。

そういったことから販売開始されてからまだ2年程度ですがエコの王様でも人気が出始めています。

 

 

CB-LMP98A

CB-LMP98Aは、長州産業が販売している家庭用蓄電池です。

長州産業は独自で家庭用蓄電池の開発しておらず今回紹介する機種はオムロンが開発したKPBP-A-SET-HYB898-Tと同じ性能のためハイブリッド・単機能のどちらも選べますし屋内外に設置可能です。

最近では、長州産業の家庭用太陽光発電システムと一緒に設置される人や、すでに長州産業の家庭用太陽光発電システムを設置している人たちから注文が増えています。

CB-LMP98Aの商品ページはこちら⇒長州産業 Smart PV MUlti CB-lMP98 工事費込みセット

 

CB-LMP127A

CB-LMP127Aは、CB-LMP98と同様に長州産業がオムロンの家庭用蓄電池をOEM製品として販売しています。

CB-LMP127Aは、オムロンのKPBP-A-SET-HYB127と容量も性能も同じです。

蓄電容量9.8kWhと16.4kWhの中間容量なので、今非常に注目を集めています。

特に家庭用太陽光発電システムの塔載容量が多い家庭からの注文が多いです。

 

トライブリッド蓄電システム(ニチコン)

こちらの機種は、ニチコンが2022(令和4)年に販売した次世代の家庭用蓄電池です。

ニチコントライブリッド蓄電システムは、「家庭用太陽光発電システム」、「家庭用蓄電池」、「V2Hシステム」を1つのパワーコンディショナーで制御できます。

それに対して、トライブリッド蓄電システム以外の家庭用蓄電池はパワーコンディショナーが別々になっていたりすることが多いので、電気を貯める時の変換ロスが大きくなって十分に充電できないことがあります。

パワーコンディショナーの性能だけでなく、蓄電容量も4.9kWh~14.9kWhまで選べるので様々な家庭への設置を可能にしました。

これから電気自動車やプラグインハイブリッド車の購入を検討している人たちからの注文が集まっています。

参考資料:トライブリッド蓄電システムHP

 

LiB Tower Plus(長府工産)

LiB Tower Plusは、長府工産が販売しているトライブリッド蓄電システムです。

LiB Tower  Plusは、長府工産がニチコンのトライブリッド蓄電システムをOEM製品として販売しています。

基本性能はトライブリッド蓄電システムと同じですが、違う点があります。

それは設置費用です。

トライブリッド蓄電システムの蓄電ユニットの設置場所は、屋外・屋内のどちらでも設置可能です。

ですが、屋外に設置する場合は専用の日よけボードを設置しなければならないため、オプションでメーカーが推奨している日よけを購入する必要があります。

それに対して、LiB Tower Plusは専用の日よけが最初から含まれているため、屋外に蓄電ユニットを設置したい人や設置費用をすこしでも抑えたい人たちから注文が集まり始めています。

参考資料:長府工産HP

 

蓄電池選びで失敗しないメーカーはあるの?

家庭用蓄電池を購入するとなった場合、数百万円するので「絶対に失敗したくない。」と思っている人がほとんどです。

問い合わせ頂く中でも「どこのメーカーの蓄電池が良いの?」といった内容は非常に多いです。

国内外を合わせると2025(令和7)年現在、家庭用蓄電池を製造販売しているのは70社を超えるためどれを選べば良いかが分からないと思います。

そこで今回はエコの王様がおすすめする家庭用蓄電池メーカーは、「オムロン」、「ニチコン」、「ダイヤゼブラ電機」、「長州産業」の4社です。

紹介した4社は、どの太陽光パネルメーカーでも設置可能ですし、設置費用も比較的抑えられるのおすすめです。

 

失敗しない蓄電池の選び方ってある?

「蓄電池選びで失敗しないメーカーは分かったけど、失敗しない蓄電池の選び方はないの?」と思っていることでしょう。

家庭用蓄電池選びで失敗しない方法は、全部で5つあるので詳しく説明します!

 

容量

家庭用蓄電池選びのなかでもっと重要なのが蓄電容量選びと言っても良いでしょう。

蓄電容量次第で本体価格も変わりますし、停電時の使用時間も変わります。

蓄電容量が大き過ぎると深夜電力の買電量が増えて電気代が高くなりますし、蓄電容量が小さ過ぎると家庭用太陽光発電システムの余剰電力をしっかり貯められないといったことが起きます。

適正な容量を自分で探したりすることは難しいことので販売店と相談して決めると良いでしょう。

 

 

設置場所

家庭用蓄電池を設置するためには、屋外にある程度の設置スペースが必要です。

「どのくらいのスペースが必要なの?」と思う人も多いはずです。

簡単に家庭用蓄電池の大きさを伝えるとメーカーによって形状は異なりますが「エアコンの室外機2台分」と覚えておくと良いでしょう。

ここで間違った考え方になって欲しくないのですが、屋外にエアコンの室外機2台分の設置スペースがあるからといって家庭用蓄電池を自分の好き場所に設置することはできません。

蓄電ユニットに内蔵されているリチウムイオン電池は、熱に弱いため一日を通して日が当たる場所や風通しの悪い場所に設置すると蓄電能力が著しく下がったり爆発してしまったりする可能性があります。

家庭用蓄電池の適切な設置場所は次の通りです。

*Point*

・一日を通し日が当たらない場所(自宅の北面)

・風通しがいいところとされています

・湿気などが多くない場所

2025(令和7)年4月現在、屋内設置できる家庭用蓄電池も販売されていますが、電気を変換する時に音が出るので寝室や勉強部屋にすることは避けたほうが良いでしょう。

設置場所に関しては、販売店とよく相談しておくと良いでしょう。

 

パワコンの性能(ハイブリッド・単機能)

パワコンディショナーの性能は、家庭用蓄電池の設置費用に大きく左右します。

2025(令和7)年現在販売されている家庭用蓄電池のパワーコンディショナーは、「ハイブリッド」と「単機能型」の2種類があります。

それぞれの性能について説明します!

 

ハイブリッド

ハイブリッド型とは、家庭用太陽光発電システム用と家庭用蓄電池用のパワコンディショナーが一体になっているシステムを指します。

パワーコンディショナーが一体になっているため、「家庭用太陽光発電システムを設置して10年以上が経過している。」や「これから家庭用太陽光発電システムと家庭用蓄電池を一緒に設置する。」といった人におすすめです。

ですが、設置費用が単機能型と比べると割高になります。

 

単機能

単機能型とは、家庭用太陽光発電システム用と家庭用蓄電池用のパワーコンディショナーが別々になっているシステムを指します。

パワーコンディショナーが別々になっているため、「家庭用太陽光発電システムを設置して年数が10年未満。」や「家庭用太陽光発電システムを設置しない。」場合は、単機能型で十分でしょう。

設置費用もハイブリッド型よりも抑えられるメリットはありますが、パワーコンディショナーが別々になっているため家庭用太陽光発電システム側のパワーコンディショナーが壊れて交換する場合は、30万円~40万円の費用が掛かるデメリットもあります。

ハイブリッドにするか単機能にするかは、「家庭用太陽光発電システムの設置年数。」で考えてみると良いでしょう。

 

タイプ(全負荷・特定負荷)

家庭用蓄電池におけるタイプとは、停電時にどの場所で電気を使いたいかによって名称が変わります。

2024(令和7)年4月現在販売されている家庭用蓄電池のタイプには、「全負荷型」と「特定負荷型」の2種類があります。

それぞれの特徴について詳しく説明します!

 

全負荷

全負荷型とは、停電時に家中の電気をバックアップできるシステムを指します。

全負荷負荷型の多くは、200V電源を必要とするエアコンやIHなども停電前と変わらない生活を送れます。

ですが、消費電力の大きい電化製品を使えるので家庭用蓄電池に貯められている電気が早く無くなってしまったり、設置費用が高くなったりするデメリットがあります。

家族人数が多い自宅や高齢者や小さいな子どもいる自宅、ペットを飼っていて電気が無くなる困るという自宅には全負荷型がおすすめです。

 

特定負荷

特定負荷型とは、停電時にあらかじめ決められた場所でしか電気が使えないシステムを指します。

特定負荷型の家庭用蓄電池の多くは、エアコンやIHが使えるようになる200V対応の製品は販売されていないので、生活の不便さを感じる場面は多いというデメリットはあります。

といってテレビや冷蔵庫、扇風機、電気ヒーターといった100V電源で使える電化製品は使えますし、家庭用蓄電池に貯められている電気があらかじめ決められた場所でしか使えないため、貯められている電気は全負荷型よりも長く使えます。

また、設置費用も全負荷型より抑えられるというメリットもあります。

家族人数が少ない自宅や停電が起きても必要最低限の電気が使えれば良いという人は特定負荷型をおすすめします。

 

太陽光発電の発電量

家庭用蓄電池の選ぶ際には、家庭用太陽光発電システムの発電量を参考にすれば良いでしょう。

例えば、1年間の総発電量が4,000kWhの家庭用太陽光発電システムに家庭用蓄電池を設置する場合の容量の考え方は次の通りです。

*Point*

4,000kWh×0.3=1,200kW・・・(A)

4,000kWh-(A)=2.800kWh・・・(B)

(B)÷365日/年=7.67kWh・・・(C)

この自宅の場合だと1日あたり約7.7kWhの余剰電力があるので蓄電容量にすると7kWh以上であれば無駄なく電気を貯められます。

このようにして家庭用太陽光発電システムの発電量を参考に決めるのも良いでしょう。

※(A)は、年間の自家消費量を指しています。

※(B)は、年間の余剰電力を指しています。

※(C)は、1日に余剰電力量を指しています。

※今回の計算は、あくまでも概算であって必ずしもこの結果になるとは限りません。

 

まとめ

今回は、エコの王様がおすすめする家庭用蓄電池についてお話しさせて頂きました。

2025(令和7)年4月現在、家庭用蓄電池を販売しているメーカーは、国内外を合わせると70社以上ありますし種類も自分では絞り切れないほどあります。

種類も多いため自分自身で調べるには限界があります。

家庭用蓄電池を購入するなると100万円以上するので絶対失敗しないと思います。

家庭用蓄電池選びで失敗しないためには、情報が集まるプロに任せるのが一番です。

エコの王様は、今回紹介した機種以外にも数多くの家庭用蓄電池を取り扱っておりますし、施工件数も年間100件を超えます。

また、経験豊富なスタッフが各家庭にあって家庭用蓄電池を提案しておりますので、これから家庭用蓄電池の導入を検討している人は是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

オール電化太陽光発電蓄電池の専門スタッフが24時間対応いたします!

この記事を書いた人: 清家 和馬
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