王様のためになる話

給湯器の寿命・耐用年数はどれくらい?故障や交換時期のタイミング

2021/07/06

こんにちは!エコの大臣です!

みなさん、毎日お風呂入ってますか?

日本人は世界でも有数のお風呂好きの民族だそうです。

毎日入浴する人は日本人全体の約80%にもなるそうです。

そんな日本人だからこそ、急にお風呂の給湯器が故障してお湯が出なくなってしまいすごく困ったという方も多いと思います。

給湯器にも寿命があり、いつかは故障して交換が必要になる日が来ます。

そうなると、「今使っている給湯器は一体どれくらいの年数使い続けられるものなのか?」、「給湯器はどのタイミングで交換したら良いだろう?」ということが気になりますよね?

そこで、今回は給湯器の寿命や故障の前触れとなる症状などについてご紹介していきます。

 

給湯器の寿命・耐用年数はどれくらいなの?

まずは、給湯器って結局どれくらいの年数使える物なのかということについて見ていきましょう。

給湯器は熱源によっても耐久性能がまちまちです。給湯器の種類別の耐用年数の目安は以下のようになります。

ガス給湯器(エコジョーズ)⇒8~10年

灯油ボイラー⇒10~12年

電気温水器⇒15年~20年

エコキュート⇒10年~15年

給湯器の設置環境や使用状況によっても故障までの年数は変わってきます。早い場合には7~8年で交換が必要になる場合もございますし、中には20年近く同じ給湯器を使い続けているという方もいらっしゃるかと思います。

そういうレアケースも含めて平均すると、給湯器の寿命は概ね10年~15年程度というのが目安になるでしょう。

古くなった給湯器は燃費や安全性の面でも不安が出てきますので、故障していない給湯器でも10年を目安に交換を考えるのが良いでしょう。

加えて10年を過ぎた給湯器が交換になることが多いのは、製造メーカー側のこんな事情があるのです。

 

製造終了後10年で部品供給がなくなる

給湯器も実は2~3年に1度のペースでモデルチェンジを行なっています。

製造が終了してもしばらくの間はメーカーで修理・交換用の部品を保管していますが、製造終了から10年を過ぎると部品がなくて修理が出来ない、交換が必要になるということが多いです。

そのため、6~7年くらいで起こった故障は修理対応で問題ないと思いますが、設置してから10年以上経っている給湯器が故障してしまった場合には、交換になることが多いです。

インターネットや家電量販店などでは、型落ち品をセール品で安く販売していることがございます。特にモデルチェンジを行なってしばらくの間は出回ることが多いです。在庫処分セールって感じですね。

型落ち品は既に製造が終了している商品になりますので、修理用の部品もなくなるまでの期間が短くなります。

初期費用は数万円安く抑えられるかもしれませんが、交換までのサイクルが短くなることも多いのでご注意ください。

給湯器を購入する場合には、最新の型式の給湯器をお選びになるのが良いでしょう。

ガス給湯器の購入先による価格の違いに関する詳しい記事はこちら⇒ガス給湯器を交換したい!失敗しない交換業者の探し方とは

エコキュートの購入先による価格に違いに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートのおすすめ業者!選びかたから注意事項まで完全網羅!

 

給湯器の寿命と交換のタイミングについて

寿命を迎えた給湯器は、何の前触れもなく急に故障することもありますが、給湯器が故障する前には不調を表すサインとなるような症状が見られることがほとんどです。

以下に挙げるような症状が頻発する場合には、給湯器の交換時期が近付いています。その場合には、いつでも交換できるような準備を整えておきましょう。

 

温度調節ができない

給湯器から熱いお湯しか出ない、逆にぬるいお湯しか出ないなどお湯の温度調整が出来なくなってしまっているという場合です。シャワーの途中でお湯の温度が急に変わったりすることもあります。

給湯器内部の温度を検知する部品、もしくはお湯と水を混ぜて適温に調整するための弁が故障している可能性があります。

修理には部品の交換が必要になりますので、修理用の部品の供給が終わった時点で強制的に交換になります。

 

変なにおいがする

ガスや灯油の給湯器の場合、周囲でガスや灯油のにおいがするという場合にはガスが漏れている可能性があります。直ちに使用をやめて専門の業者に点検してもらうようにしましょう。

また、給湯器の周りで焦げ臭いにおいがする場合には、ホコリや落ち葉、昆虫の死骸などが一緒に燃えている可能性があります。

普段から給湯器の周りを定期的に清掃するなどして、ゴミがたまりにくいようにしておきましょう。

ガス漏れ、灯油漏れの場合には修理ではなく、本体ごとの交換が必要な場合もございます。

 

異音が発生する

給湯器から「ゴーっ」という運転音が以前より大きくなったり、「ピーッ」という高い音がするなど通常の運転時と違う音がするなどの場合です。

こちらも給湯器の寿命が近づいていたり、どこかで不具合が起きているサインになります。

年数が経つと給湯器の部品の傷みにより音が発生したりすることもあります。

すぐに何か不具合が起こるという訳ではないですが、給湯器が老朽化していると起こりやすい症状になります。

 

煙が発生する

ガスや灯油の給湯器から黒い煙が出ているという場合には、不完全燃焼を起こしている可能性があります。直ちに使用をやめて専門の業者に連絡して、修理・点検をしてもらいましょう。

白い煙の場合には、水蒸気が煙のように見えていることが多いので安全ですが、焦げ臭いにおいがする場合には給湯器内部のホコリなどが燃えている可能性があります。

普段から給湯器の周りの掃除を行なうようにして、給湯器にゴミがたまらないようにしておきましょう。

 

水漏れが発生している

給湯器とお風呂をつなぐ配管や、給湯器内部の配管から水が漏れているという場合です。

水漏れをそのままにしておけば水道代もかかりますし、内部の部品が水で濡れて故障してしまい、より被害が大きくなってしまうこともございます。

水漏れに関しては、目視でも確認が出来ますし、リモコンに水漏れを表すエラーコードが表示されることもありますのでそちらで確認することも出来ます。

水漏れ箇所によって、修理の依頼先が変わります。

お風呂の配管や、その他の配管からの水漏れであれば水道業者や給湯器の施工店

給湯器本体の配管からの水漏れであればメーカーの修理サービス

水漏れ箇所の特定が難しい場合には、まず給湯器を設置してもらった施工店に連絡して点検に来てもらいましょう。もし、施工店の方で対応できない内容であれば現場からメーカーに連絡して対応もしてくれますので、2度手間になりにくいです。

水漏れに気付いたら放っておかずにすぐに点検をしてもらいましょう。

エコキュートの水漏れに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの室外機の水漏れの原因って何?その解決法について

 

エラーが表示

エラーコードに関しては予兆というよりも故障を知らせるサインのようなものです。リモコンにエラーコードが表示される場合には、メーカーや販売店に連絡して対応してもらいましょう。

連絡する際にもエラーコードの番号がわかっていれば対応も早いので、メモを取ったりして伝え間違いがないように注意しましょう。

 

寿命を無視して給湯器を使い続けると危険!

10年を目処に給湯器も切り替えが必要になることが多いですが、使用状況や設置環境によっては故障せずに20年近く使えている給湯器もございます。

異常なく使えている場合には問題ないですが、調子が悪くなっていても「お湯が出るから」という理由で使い続けている場合もあるかと思います。

ただ、調子が悪くなってしまった給湯器を無理に使い続けると以下に挙げるような事故の原因にもなります。

 

不完全燃焼によるガス中毒

「給湯器の排気口が経年劣化により破損したり」、「排気口にゴミがたまっている」、「給湯器の周りに物を置き過ぎて空気の流れが悪くなる」などの原因で給湯器が不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒を引き起こすことがあります。

ガス給湯器自体の経年劣化や給湯器のお手入れを長年怠っていると、不完全燃焼が起こりやすくなってしまいます。

古い給湯器をそのまま使い続けているという場合には注意が必要です。

電気温水器やエコキュートをご利用されている場合には、お湯を作る際に燃料を燃焼させませんので、不完全燃焼を起こす心配がありません。

 

漏電による感電

給湯器も古くなってくるとカバーの隙間から雨水などが漏水して、漏電を起こすことがあります。

通常であれば給湯器が漏電を検知すると自動でブレーカーが落ちるようになっていたり、アース線が設置されているので大きな事故につながることは少ないです。

しかし、給湯器が老朽化していますと、漏電を検知する部品が故障していて、正常に作動しなくなっていることもあり、素手で触ると感電の危険があったりします。

 

火災

古い給湯器にはそもそも安全装置が付いていないものや、安全装置が付いていても故障して作動しなくなっていることもございます。

耐用年数を過ぎた給湯器の継続使用が原因の火災というのも年間で数十件発生しています。

まだ、使えるからといって古くなった給湯器を使い続けると危険な場合もございますので、ご注意ください。

設置してから10年前後経過したガス給湯器は法定点検が必要な場合もございます。

こちらも電気温水器やエコキュートであれば、火を使わないので火災の危険性は低く安全性は高いです。

エコキュート・オール電化の安全性に関する詳しい記事はこちら⇒オール電化はガスを使わないから火事にならないって本当?その真実に迫る!

 

給湯器の寿命がきたときの交換費用

故障して使えなくなってしまった給湯器を新しく交換するにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

給湯器の種類ごとに費用も様々ですので、こちらも一覧表にまとめてみました。

・ガス給湯器(エコジョーズ)⇒8万円~25万円

・灯油ボイラー⇒15万円~30万円

・電気温水器⇒30万円~50万円

・エコキュート⇒35万円~70万円

※参考価格になります。お住まいの設置状況や仕入れ状況によっても価格は上下します。

給湯器は本体の購入費用に加えて、設置工事費用が必要になります。

購入ルートによって金額や工事内容にも違いがありますので、設置前に相見積もりを取るなどして納得できる販売店を探しましょう。

給湯器の購入経路や価格相場に関しての詳しい記事はこちら⇒エコキュートはどこで見積もりを取るべき?少しでもオトクに設置する方法

 

給湯器の寿命を長持ちさせる方法について

給湯器は安い物でも10万円以上もする高価な商品です。

ですので、設置して数年で故障して使えなくなってしまってはとても勿体ないですよね。

給湯器は使い方次第で耐用年数以上に使い続けることも可能です。

ここからは給湯器の寿命を少しでも長持ちさせる方法について詳しく見ていきましょう。

 

給湯器周辺に物を置かない

ガスの給湯器やエコキュートは運転するときに外気を取り込んだり、排気ガスが出たりします。汚れた外気を吸い込むと給湯器の傷みが進みやすくなります。

なるべく風通しの良い場所に設置することが望ましいです。

そうでなくても、設置後に排気口周辺を囲ってしまうと空気の流れが悪くなり、不完全燃焼を起こしたり、給湯器の故障の原因にもなります。

屋外に設置してある給湯器が雨ざらしにならないように囲いを付けられる方もいらっしゃいますが、空気が十分入れ替わるようなすき間を最低限確保して設置するようにしましょう。

また、給湯器の給排気口の周辺には物を置かないようにしましょう。

特に給湯器の近くで洗濯物を干していると給湯器から出た熱で洗濯物が発火して火事になることもございます。

 

不適当な入浴剤は使わない

フルオートタイプと呼ばれる追い炊き機能の付いた給湯器に関しては、使用できる入浴剤の種類に制限があります。

塩分や硫黄成分が含まれる入浴剤は、給湯器の配管の接続部分に使われている部品の傷みの原因にもなり、使用を控えた方が良いとされています。給湯器のメーカー毎に使える入浴剤とそうでない入浴剤が公表されていますので、事前に確認をして使用するようにしましょう。

エコキュートで使える入浴剤の種類に関しての詳しい記事はこちら⇒エコキュートで入浴剤を使ってはダメ?その理由についてを詳しく公開

 

掃除はしっかり行う

給湯器の周囲にゴミやホコリがたまっていると、吸排気の際に吸い込んでしまい故障の原因になったりします。

また、給湯器とお風呂をつなぐ配管や、循環口のアダプターに汚れが詰まってしまうと、それが原因でお湯張りが出来なくなってしまうこともございます。

定期的に洗浄を行なって清潔な状態を保つことで、給湯器も長く使うことが出来ます。

配管の洗浄の方法に関しての詳しい記事はこちら⇒エコキュートの掃除は意外に簡単?プロがキレイにする方法を伝授!

エコキュートのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートは点検しないと壊れるって本当?その理由と正しい点検方法

 

給湯器のスペックをこえる使い方をしない

ガス給湯器であれば号数、エコキュートであればタンクの容量に応じて使用できる湯量が決まっています。

給湯器の能力を超えるような使い方を続けてしまうと、それだけ寿命も短くなってしまいます。

エコキュートや電気温水器であれば、使っている途中でお湯が足りなくなってしまった場合には、その都度多くお湯を沸き増ししないといけません。運転する時間が長くなれば、給湯器の寿命を縮めるだけでなく電気代も高くなってしまいます。

設置されている給湯器に見合った使い方を心がけましょう。容量が足りないと感じる場合には、交換のタイミングで今よりもスペックの高い給湯器に切り替えることをおススメします。

ガス給湯器の号数に関する詳しい記事はこちら⇒ガス給湯器の24号って何?給湯器を選ぶときのサイズ感とは

エコキュートの容量の選び方に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートのベストな大きさ・容量ってあるの?適切なタンク容量の選びかた

 

給湯器寿命のまとめ

給湯器の寿命や故障を知らせるサインなどについてご紹介していきました。

基本的には給湯器の耐用年数は10年とされています。設置から10年以上経っている給湯器に関してはいつ故障してもおかしくない状態ではあります。

古くなった給湯器は燃費が悪いというだけでなく、火災や漏電など大きな事故を引き起こす原因にもなります。

・お湯が沸かない

・リモコンの電源が点かなくて操作が出来ない

など、完全に給湯器として使えなくなってしまっている場合には仕方がないですが…。

・シャワーを使っているときにお湯の温度が安定しない

・給湯器から異音がする

・給湯器から煙が出る

など、お湯は出るけども、最近調子が悪いと感じることが増えてきたという場合には、完全に故障してしまう前に新しい給湯器への交換も視野に入れて検討しましょう。

 

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