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【2023年】蓄電池おすすめ10選!人気メーカーや価格を徹底比較!

2023/06/03

「蓄電池を設置したいけどメーカーも種類もいっぱいあって何が良いかが分からない。」、「おすすめの蓄電池はなんですか?」、「蓄電池を選ぶ時のポイントを教えて下さい。」など、家庭用蓄電池全般に関する問い合わせが増えています。

2023(令和5)年現在、日本国内で家庭用蓄電池を販売しているメーカーは、国内外を合わせると20社以上あります。

メーカーだけでなく種類もたくさんあるので、どれを選べ良いかが分からないのが現状です。

そこで今回は、エコの王様がおすすめする家庭用蓄電池や各メーカーの特徴・選び方について詳しく説明します!

 

2023年蓄電池おすすめランキング10選

2023(令和5)年現在、家庭用蓄電池を販売しているメーカーは、国内外を合わせると20社以上あります。

家庭用蓄電池メーカーによって容量・性能が違います。

そこで今回は、エコの王様がおすすめする家庭用蓄電池を10機種紹介します。

 

EOF-LB70-TK(ダイヤゼブラ電機)

EOF-LB70-TKは、2020(令和2)年に販売されたハイブリッド型全負荷200V対応の家庭用蓄電池です。

EOF-LB70-TKは、別名「アイビス7」と呼ばれています。

アイビス7は、販売が開始されてから爆発的に売れ行きを伸ばしていきました。

アイビス7が爆発的に売れた理由は、ハイブリッド型全負荷200V対応して販売されたためです。

ハイブリッド型とは、家庭用太陽光発電システム用と家庭用蓄電池用のパワーコンディショナーが一体になっている製品を指します。

パワーコンディショナーが一体になっているため、太陽光発電システムと家庭用蓄電池を同時に設置する人や太陽光発電システムを設置して、10年以上が経過している人におすすめです。

全負荷200V対応とは、停電時に家中の電気をバックアップしながらエアコンやIHといった200V電源を必要とする電化製品を使える製品を指します。

アイビス7が販売されるまでは、ハイブリッド型特定負荷対応のラインナップしかなかったため爆発的に売れました。

この他にも、停電時の最大出力が5,500Wあるため、一度に多くの電化製品が使えたりリン酸鉄リチウムイオン電池を使っているので、家庭用蓄電池の寿命を示すサイクル数も11,000サイクルと高寿命な製品です。

特定負荷に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の種類は?特徴や用途・家庭用産業用についてを比較!

EOF-LB70-TKの商品ページはこちら⇒EIBS7 EHF-S55MP3B 工事費込みセット

 

 

ESS-H2L1(ニチコン)

ESS-H2L1は、2021(令和3)年に販売されたニチコンとして初めてのハイブリッド型全負荷200V対応家庭用蓄電池です。

ESS-H2L1の特徴は、蓄電容量の大きさと高出力であることです。

蓄電容量は、家庭用蓄電池業界のなかでもトップクラスの12kWhです。

大容量のため停電時でも安心して貯められている電気を使えますし、家庭用太陽光発電システムで発電された電気を家庭用蓄電池に充電する時も5,900Wで充電できるため使った電気を短時間で補充できます。

また、停電時の最大出力が5,900Wあるため一度に多くの電化製品を使えます。

本来であれば有償になる自然災害補償も無償で10年間付いているので保証制度も充実しています。

ESS-H2L1の商品ページはこちら⇒ニチコン ESS-H2L1 工事費込みセット

 

ESS-U4M1(ニチコン)

ESS-U4M1は、2021(令和3)年に販売された単機能型全負荷200V対応の家庭用蓄電池です。

単機能型とは、家庭用太陽光発電システム用と家庭用蓄電池用のパワーコンディショナーが別々になっているシステムを指します。

パワーコンディショナーが別々になっているので、家庭用太陽光発電システムを設置して10年未満の人や家庭用太陽光発電システムを設置していないにおすすめです。

ESS-U4M1の特徴は、単機能でありながら全負荷200V対応になっていることです。

蓄電容量も11.1kWhと大きいため、自家消費としてだけでなく停電対策用としても適していることから多くの家庭で設置が進んでいます。

ESS-U4M1の商品ページはこちら⇒ニチコン ESS-U4M1 工事費込みセット

 

トライブリッド蓄電システム(ニチコン)

トライブリッド蓄電システムは、2021(令和2)年にニチコンが世界で初めて販売したシステムです。

そもそもトライブリッド蓄電システムとは、「家庭用太陽光発電システム」・「V2Hシステム」・「家庭用蓄電システム」を1つのパワーコンディショナーで制御できるシステムを指します。

トライブリッド蓄電システムが販売されるまでは、電気自動車やプラグインハイブリッド車に貯められている電気をV2Hシステムを通して給電していました。

電気自動車やプラグインハイブリッド車をV2Hシステムが切り離すと電気が使えなくなります。

ですが、トライブリッド蓄電システムがあれば蓄電池に貯められた電気を給電できるため、停電時に電気自動車やプラグインハイブリッド車が無くても生活できます。

トライブリッド蓄電システムのパワーコンディショナーは、家庭用太陽光発電システムからの充電量が最大で8,800Wまで対応しているので、蓄電池も電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電も短時間で済みます。

トライブリッド蓄電システムは、蓄電容量を4.9kWh・9.9kWh・7.4kWh・14.8kWhの中から選べるので各家庭のライフスタイルにあった容量を選べます。

また、家庭用太陽光発電システム・電力会社から送電される電気・V2H・家庭用蓄電池からの電気を上手く使えば、停電時に最大で9,900Wまで電気を出力できます。

トライブリッド蓄電システムに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hのトライブリッドとは?すべてをまとめた新しいシステム

V2Hに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!

 

KPBP-A-SET-HYB98-T(オムロン)

KPBP-A- SET-HYB98-Tは、オムロンが2021(令和3)年に販売した家庭用蓄電池です。

オムロン家庭用蓄電池は、小型軽量化されているため屋外設置できない自宅でも屋内設置できますし、壁掛設置もできるため多くの家庭で普及しています。

自宅の太陽光発電システムの設置年数や家庭用蓄電池の使い方によって、ハイブリッド型・単機能型にできますし全負荷にも特定負荷にも出来ます。

また、オムロン家庭用蓄電池は重塩害(海岸から500m以内)や塩害(海岸から1km以内)の地域にも設置できるため、日本全国で普及しています。

そのなかでも1番人気があるのが、KPBP-A- SET-HYB98-Tです。

蓄電容量が9.8kWhあるため、家庭用太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)をしっかり貯められるので災害対策用としてではなく自家消費用としても有効な製品です。

KPBP-A-SET-HYB98-Tの商品ページはこちら⇒KPBP-A-SET-HYB98-T 工事費込みセット

 

KPBP-A-SET-HYB164-T(オムロン)

KPBP-A-SET-HYB164-Tは、2021(令和3)年にオムロンが販売した家庭用蓄電池です。

蓄電容量は家庭用蓄電池業界でトップの16.4kWhです。

家庭用蓄電業界でトップクラスの容量でありながら小型軽量化されているのが、KPBP-A- SET-HYB164です。

同じ容量ぐらいのニチコンESS-U4X1のサイズは、幅1,060mm×高さ1,250mm×奥行300mm・重さ236kgです。

それに対して、KPBP-A-SET-HYB164のサイズは、幅490mm×高さ847mm×奥行147mm・重さ153kgになっているのでいかに小型軽量化されているかが分かります。

小型軽量化されているだけでなく停電時の最大出力も5,900Wまで出されるので一度に多くの電化製品が使えます。

KPBP-A- SET-HYB164もKPBP-A- SET-HYB98と同様に家庭用太陽光発電システムの設置年数や家庭用蓄電池の使い方によって、ハイブリッドにも単機能型でもできますし、特定負荷・全負荷200V対応も選べます。

KPBP-A-SET-HYB164の商品ページこちら⇒KPBP-A-SET-HYB164-F 工事費込みセット

家庭用蓄電池のサイズに関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の大きさはどれくらいが理想?目安についてを解説!

 

CB-LMP98(長州産業)

CB-LMP98は、2021(令和3)年に長州産業が販売した家庭用蓄電池です。

長州産業の家庭用蓄電池は、オムロンのKPBPシリーズのOEM(他社ブランドを自社商品として製造販売すること)製品のため、基本性能はオムロンと同じです。

基本性能がオムロンと同じのため、小型軽量化屋外設置が難しい場合は屋内設置もできますし壁掛設置も可能です。

重塩害・塩害地地域にも設置できるため多くの家庭で普及が進んでいます。

長州産業家庭用蓄電池のなかでも人気があるのがCB-LMP98です。

こちらの家庭用蓄電池は、蓄電容量が9.8kWhあるため家庭用太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力もしっかり貯められますし、停電時の最大出力が4,000Wまで出せるので一度に多くの電化製品が使えます。

そのため、自家消費用してだけでなく停電対策用としても有効な製品です。

 

CB-LMP164(長州産業)

CB-LMP164は、2021(令和3)年に長州産業が販売した家庭用蓄電池です。

こちらの商品もCB-LMP98と同様にオムロンのOEM製品として販売されています。

基本性能は、KPBP-A-SET-HYB164と同じです。

蓄電容量は家庭用蓄電池業界トップクラスの16.4kWhあるため、家庭用太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力もしっかり貯められるので自家消費用としてだけでなく停電対策用としても有効な製品です。

家庭用蓄電池業界トップクラスの蓄電容量がありながら小型軽量化されているため屋内設置や壁掛設置も可能です。

CB-LMP164の商品ページはこちら⇒CB-LMP164A工事費込みセット

 

Enerezza(京セラ)

Enerezza(エネレッツァ)は、2020(令和2)年に京セラが販売した家庭用蓄電池です。

Enerezzaは販売当初から注目を集めていました。

注目されている理由は、バッテリーです。

Enerezzaが販売されるまでの家庭用蓄電池のバッテリーは、電解液と呼ばれるイオン性物質(電解質)を水に溶かした電気伝導性をもった溶液の中に、+極と-極の電気を帯びやすい物質を入れて放電したり充電したりする仕組みになっています。

その一方で、Enerezzaに採用されているバッテリはクレイ型リチウムイオン電池と呼ばれる構造です。

クレイ型リチウムイオン電池は、京セラが世界で初めて開発した方法です。

電解液を粘土のように練り込んで+極と-極の電極を作っています。

クレイ型リチウムイオン電池は、可燃性のある従来の家庭用蓄電池と比べても火災の可能性が低くなっています。

クレイ型リチウムイオン電池だけでなくEnerezzaは、蓄電容量を5kWh・10kWh・15kWhの中から選べますし、単機能型のため家庭用太陽光発電システムの設置年数やメーカーに関係無く設置できますし、専用のトランスユニットを設置すれば特定負荷型から全負荷対応にも変更できます。

 

<クレイ型リチウムイオン電池の構造>

京セラの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒京セラ蓄電池の評判は?価格や性能を解説!

参考資料:京セラ蓄電池HP

 

蓄電池の人気メーカー10選

2023(令和5)年5月現在、日本国内で家庭用蓄電池を販売しているメーカーは国内外を入れると20社以上あります。

各メーカーともさまざな特徴があって「どのメーカーの蓄電池が良いかが分からない!」という問い合わせも増えています。

そこで、家庭用蓄電池メーカーの中でも人気10社の特徴について詳しく説明します!

 

ニチコン

ニチコンは、京都府京都市に本社を置く電子機器メーカーです。

ニチコンの主な製造品は、小形リチウムイオン二次電池・アルミ電解コンデサなどを作っています。

小形リチウムイオン二次電池とは、デジタルカメラ・スマートフォン・携帯電話・パソコンなどのバッテリーに使われている電池を指します。

小形リチウムイオン二次電池の経験を生かして家庭用蓄電池の分野でも日本トップシェアを誇ります。

ニチコン家庭用蓄電池の特徴は、10kWh以上の製品が多いことです。

蓄電容量が10kWh以上の製品が多いため、家庭用太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い深夜電力をしっかり貯められるので、停電対策としてだけでなく自家消費用としても有効な製品です。

2019(令和元)年には、家庭用蓄電池の販売台数で日本一になりました。

ニチコンは、家庭用蓄電池だけでなくV2Hシステムやトライブリッド蓄電システムといった時代の最先端をいく企業でもあります。

 

シャープ

シャープ(SHARP)は、大阪府堺市に本社を置く電気機器メーカーです。

シャープと言えば液晶テレビ(AQUOS)や空気清浄機(プラズマクラスター)などが有名ですが、家庭用太陽光発電システム業界でも日本トップシェアを誇ります。

液晶テレビや空気清浄機の研究よりも前に太陽光発電システムの研究が進められていました。

1994(平成6)年に家庭用太陽光発電システム「SUN BISTA」(サンビスタ)の販売を開始しました。

主力太陽光パネルは「BIACK SOLAR」(ブラックソーラー)と呼ばれる製品で太陽光パネル表面が黒色のため、景観を崩さないことや屋根の形状に合わせて台形などのパネルも用意されていることから日本全国で普及しています。

2018(平成30)年には家庭用太陽光発電システムの設置件数が日本一になりました。

シャープ製の家庭用太陽光発電システムを設置している人たち向けに作られたのがシャープ家庭用蓄電池です。

シャープ家庭用蓄電池の特徴は小型化されているだけでなく、家庭用太陽光発電システムの総発電量に合わせて家庭用蓄電池の容量が選べるように、数多くの家庭用蓄電池が用意されています。

そのようなことからシャープ家庭用蓄電池は、2017(平成29)年~2019(令和元)年の間は、国内シェアトップが取っています。

シャープ太陽光発電システムの詳しい記事はこちら⇒シャープ太陽光発電の特徴は?口コミや価格を解説!

シャープ家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒シャープの蓄電池のメリットデメリットは?おすすめを紹介!

 

パナソニック(Panasonic)

パナソニック(Panasonic)は、東京都港区に本社を置く電気機器メーカーです。

パナソニックもシャープと同様に家庭用太陽光発電システムの販売台数では、日本トップシェアを誇っています。

家庭用太陽光発電システムは、パナソニックが独自で開発したHITと呼ばれる製法を採用していて、発電効率が落ちる夏場でも発電量が確保できることから日本全国で普及しました。

日本全国で普及したパナソニックの家庭用太陽発電システムユーザーに向けて開発されたのがパナソニックの家庭用蓄電池です。

パナソニックの家庭用蓄電池は、家庭用太陽光発電システムの発電量に応じて容量が選べるように、数多くの家庭用蓄電池が用意されています。

パナソニックの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒パナソニックの太陽光発電の特徴は?撤退理由や価格・口コミを解説!

パナソニックの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒パナソニックの蓄電池の特徴は?価格や寿命を解説!

 

長州産業

長州産業は、山口県山陽小野田市に本社を置く住宅設備メーカーです。

長州産業ができたところは、電気温水器や灯油ボイラー・太陽熱温水器(天日)などを製造・販売していましたが、1998(平成10)年からは、家庭用太陽光発電システムの販売を開始しました。

長州産業家庭用太陽光発電システムの特徴は、太陽光パネル・パワーコンディショナー・架台といった製品を国内工場で製造している純国産メーカーの1つです。

昔は、シャープや京セラも国内工場で重要な製品を使っている純国産メーカーでしたが、2023(令和5)年現在では、長州産業のみになりました。

長州産業の家庭用蓄電池もシャープやパナソニックと同様に長州産業の家庭用太陽光発電システムを導入している人たち向けに作られました。

長州産業の家庭用蓄電池は、オムロンの家庭用蓄電池KPBP-Aシリーズやダイヤゼブラ電機のアイビス7をOEM製品として販売しています。

オムロン・ダイヤゼブラ電機の製品も性能が高いため、ほとんどの太陽光パネルメーカーに適応しています。

現在、注目度増してきている家庭用蓄電池メーカーの1つです。

長州産業家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒長州産業の太陽光発電の特徴は?評判や価格について解説!

長州産業家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒長州産業の蓄電池口コミは?特徴や値段について解説!

 

京セラ

京セラ(KYOCERA)は、京都府京都市に本社を置く電子部品メーカーです。

京セラもパナソニック・シャープ・長州産業と同様に家庭用太陽光発電システムを製造販売しているメーカーです。

京セラは、1995(平成7)年に世界で初めてとなる家庭用太陽光発電システムを販売したメーカーでもあります。

販売直後から順調に出荷枚数を増やしていき1998(平成10)年には出荷枚数で世界1位になりました。

「なぜ、京セラ太陽光発電が世界1になれたの?」と思っている人も多いです。

出荷枚数世界1位になった理由は、耐久性です。

家庭用太陽光発電システムが実用化される前の1984(昭和59)年に、千葉県野田市に設置した自社太陽光発電所の太陽光パネルが1度も故障することなく、現在も稼働しています。

また2011(平成23)年には、26年前に設置した太陽光発電所が、1度も故障することなく稼働し続けていることから、世界有数の第三者認証機関トゥフラインランドジャパンにおいて世界で初めて「長期連続試験」に認定されました。

また、2012(平成24)年にはドイツで実施された「耐PID試験」において世界の太陽光パネルメーカーなかで、唯一京セラの太陽光パネルだけが出力低下が見られなかったことで、世界中で注目されました。

京セラの家庭用蓄電池もパナソニック・シャープ・長州産業などと同じで、京セラの家庭用太陽光発電システムを設置している人向けに開発されました。

京セラの家庭用太陽光発電システムが日本全国に普及していることからさまざま容量・性能の家庭用蓄電池が用意されています。

京セラ家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒京セラの太陽光発電の評判は?徹底の理由や寿命について解説!

 

オムロン(OMRON)

オムロン(OMRON)は、京都府京都市に本社を置く電子機器メーカーです。

オムロンの主な製品は、体重計・体温計・血圧計などの家庭医療機器や太陽光発電システムのパワーコンディショナー・家庭用蓄電池です。

家庭用血圧計に関しては、世界シェアの約50%がオムロン製です。

世界的にも有名なオムロンが作る家庭用蓄電池も高いシェア率を誇っています。

オムロン家庭用蓄電池の特徴は、小型軽量化されていて商品ラインナップが多いことです。

小型軽量化されているため、屋外だけでなく屋内設置や壁掛設置も可能です。

また、家庭用太陽光発電システムの設置年数などによって家庭用蓄電池の仕様を選択できますし、容量も6.5kWh・9.8kWh・16.4kWhの中から選べるため、ライフスタイルにあった製品を選べます。

2023(令和5)年6月からは新たに蓄電容量6.3kWhと12.7kWhの製品も販売されます。

オムロンの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒オムロン蓄電池の特徴は?相場や口コミを解説!

 

ダイヤゼブラ電機(旧田淵電機)

ダイヤゼブラ電機(旧田淵電機)は、大阪府堺市に本社を置く電子機器メーカーです。

知られていませんが、ダイヤゼブラ電機の太陽光発電システム用のパワーコンディショナーは、性能が高いため各太陽光パネルメーカーのパワーコンディショナーとして使われています。

パワーコンディショナーの老舗であるダイヤゼブラ電機が2021(令和3)年に販売したのがアイビス7です。

アイビス7は、今まで販売されていなかったハイブリッド型全負荷200V対応蓄電池として販売されたため、爆発的に販売台数を伸ばしています。

アイビス7は、長州産業やCanadian SolarのOEM製品としても使われているほど性能が高いです。

ダイヤゼブラの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒田淵電機の蓄電池の評判は?アイビス7の価格や口コミを解説!

 

伊藤忠商事

伊藤忠商事株式会社は、東京都港区に本社を置く日本を代表する総合商社です。

伊藤忠商事の家庭用蓄電池は、神奈川県に本社を置くNF回路設計ブロックと共同開発して2017(平成29)年に販売したのが「スマートスターL」です。

スマートスターLは、単機能型全負荷200V対応蓄電池として販売されました

蓄電容量も9.8kWhあるため災害対策用としてだけでなく、自家消費用しても有効な製品でした。

2021(令和3)年にスマートスターLの後継機種として販売されたのが、「スマートスター3」です。

スマートスター3は、蓄電容量が13.16kWhになって災害時の最大出力が3,000Wから5,500Wになりました。

スマートスターシリーズは、AI(人工知能)が搭載されているため、翌日の天気予報と連携して充電量は調整する機能もありますし、削減できた電気使用量に応じてグリッドシェアポイントが付与されます。

グリッドシェアポイントは、各社のポイントにも変換できるので日常生活にも役立ちます。

伊藤忠商事の家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池「スマートスター」は本当に良いの?価格やメーカーを解説!

 

ファーウェイ(HUAWEI)

ファーウェイ(HUAWEI)は、中国の広東省深圳(しんせん)に本社を置く、電子機器メーカーです。

1987(昭和62)年の会社設立以来、順調に売り上げを伸ばしていき2021(令和3)年には、スマートフォンの世界シェアで1位になりました。

ファーウェイは、スマートフォン・スマートウォッチといった製品だけでなく、太陽光発電システムのパワーコンディショナー販売台数でも、世界1位のシェアを誇っています。

パワーコンディショナーの販売数が世界1位のファーウェイは、2021年に家庭用蓄電池の販売を開始しました。

ファーウェイの家庭用蓄電池は、ハイブリッド型として販売されています。

また、蓄電容量も5kWh・10kWh・15kWhの中から選べますし、家族人数が増えたりして電気使用量が増えたときでも蓄電ユニットを増設することも可能です。

また、販売価格も国内メーカーの製品も安いため販売台数が増えつつあります。

ですが、ハイブリッド型しか販売されていないため、太陽光パネルメーカーによっては設置できない可能性があります。

参考資料:「令和4年度版情報通信白書」総務省

 

テスラ(TESLA)

テスラ(TESLA)は、アメリカのテキサス州に本社を置く電気自動車(EV)の販売台数が世界1位の自動車メーカーです。

テスラの家庭用蓄電池は、電気自動車のバッテリーを作り過程で開発されて、2015(平成27)年に「パワーウォール」という名称で販売されました。

翌年の2018(平成29)年には後継機種となる「パワーウォール2」が販売されました。

日本では、パワーウォールは販売されていなかったためパワーウォール2の2を取って販売されました。

性能は、単機能型全負荷200V対応・蓄電容量は13.5kWh・停電時の最大出力は5,000Wです。

蓄電容量が大きく最大出力も高いため、停電対策用として最適な商品と言えます。

テスラは、他の蓄電メーカーとは違い卸業者や商社を介さずに販売する「直販モデル」を採用していて、仲介料がなくなった分設置費用を抑えられています。

ですが、設置する時に外壁工事が必要だったり、補助金が受けられなかったりするなどのデメリットもあります。

テスラの電気自動車に関する詳しい記事はこちら⇒V2Hはテスラに対応している?していない?事実と将来について

テスラの家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒テスラ蓄電池の性能は?パワーウォールの価格や口コミを解説!

 

蓄電池の失敗しないおすすめメーカーは?

家庭用蓄電池を購入すると約15年~約20年は付き合う製品です。

長い付き合いになる製品だからこそ購入して失敗したと思いたくないですね?

家庭用蓄電池はメーカーも種類もたくさんあるため「どのメーカーを選べば良いかが分からない。」と感じている人も多いはずです。

基本的には、価格は海外メーカーのほうが安いですが、性能や保証・補助金のことなどを考えると国内メーカーの家庭用蓄電池を選ぶと良いでしょう。

そのなかでもエコの王様がおすすめするのは、「ニチコン」・「オムロン」・「長州産業」・「ダイヤゼブラ電機」の4社です。

この4社であれば国内外の太陽光パネルメーカーに関係無く設置できますし、性能・価格・保証面から見てもおすすめです。

 

蓄電池のおすすめ価格帯は?

家庭用蓄電池は、メーカー・容量・性能などによって価格が変わります。

ですが、家庭用蓄電池には適正価格があります。

2023(令和5)年現在の家庭用蓄電池の適正価格は、訪問販売で1kWhあたり25万円前後、ネット販売で20万円前後が価格相場です。

例えば、ネット販売で蓄電容量が7kWhの家庭用蓄電池を購入した場合の適正価格は、140万円前後が適正価格です。

販売店のなかには、1kWhあたり10万円以下で販売しているところもありますが、安過ぎると黙った型落ち品を提案していたり工事当日に違う工事して追加費用を請求してきたりする可能性もあります。

逆に高過ぎると悪徳業者の可能性もあります。

家庭用蓄電池を購入する際には、2社以上から相見積もりを取って価格だけでなく保証内容なども比較すると良いでしょう。

 

適正価格の算出方法は次の通りです。

蓄電池販売価格÷蓄電容量=適正価格/kWh

※税込価格で表記しています。

相見積もりに関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】家庭用蓄電池を見積りする際の注意事項について徹底解説!

 

蓄電池のおすすめの選びかた

家庭用蓄電池を選ぶ上で「これを守れば後悔しない。」おすすめの家庭用蓄電池の選び方を4つ紹介します。

 

容量

家庭用蓄電池を選ぶ時に最も重要なのが容量選びです。

容量選びを間違えると、価格や経済効果が変わります。

蓄電容量が大きすぎると家庭用太陽光発電システムの余剰電力だけで充電できず電気代の深夜電力(23時~翌朝7時)を使って満充電の状態にしようとします。

深夜電力が昼間の電気代よりも単価は安いとはいえ、充電し続ければ電気代は高くなります。

逆に容量が小さいと家庭用太陽光発電システムで発電された電気を、充分に貯められないため電気が無駄になってしまいます。

家庭用蓄電池を設置する時には、家庭用太陽光発電システムの総発電量や売電量を見ておくと良いでしょう。

また、「どれを選べ良いかが分からない!」ということであれば販売店に問い合わせをして相談すると良いでしょう。

家庭用蓄電池の容量に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の容量はどれくらいが適切?失敗しない蓄電池の選びかた

 

設置場所

家庭用蓄電池は、重い物だと重量が250kg、最もサイズが大きい物でエアコンの室外機2台分程度のサイズがあります。

そのため、基本的に設置場所は屋外になります。

屋外にエアコンの室外機2台を設置できる場所が必要です。

屋外に設置する場所があったからと言ってどこにでも設置できる訳ではありません。

家庭用蓄電池に使われているリチウムイオン電池は、暑さに弱いという特徴があるため「1日中日光が当たっている。」、「影になる時間が短い。」、「風通しが悪い。」といった場所には設置できないので、北面設置が好ましいとされています。

立地条件によっては、北面設置ができない自宅もあるため2023(令和5)年現在、屋内設置できる家庭用蓄電池もあります。

設置場所を確かめておかなければ工事当日に設置できないというトラブルが報告されていますので、どの場所に設置したいかをあらかじめ考えておきましょう。

家庭用蓄電池の設置場所に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の大きさはどれくらいが理想?目安についてを解説!

 

タイプ(全負荷・特定負荷)

家庭用蓄電池には、全負荷型と特定負荷型の2種類があります。

全負荷型と特定負荷型を選ぶかによって、販売価格も性能も大きく違います。

それぞれの違いについて詳しく説明します。

 

全負荷型

全負荷型は、停電時に家中の電気をバックアップしながらエアコンやIHといった200V電源といった電化製品も使えるため、設置費用も特定負荷対応よりも高額になります。

停電時に家中の電気をバックアップできたり、エアコンやIHといった200V電源を必要な電化製品も使えたりするメリットもありますが、多くの電気を使えるため充電されている電気がすぐに無くなってしまうというデメリットがあります。

全負荷型の家庭用蓄電池が合っている人は次の通りです。

・オール電化にしている自宅

・高齢者や小さいな子どもがいる家庭

・電気が無くなってしまうと命の危機がある動物を飼っている自宅

 

特定負荷型

特定負荷型は停電時にあらかじめ決められた部屋の電気しか使えないため、全負荷型のように200V電源を必要とする電化製品が使えないなどの不便さが有ります。

特定負荷型は、全負荷型の家庭用蓄電池と比べると設置費用を抑えられますし、電気を使える場所が限定されているため貯められている電気を長く使えます。

特定負荷型の家庭用蓄電池が合っている家庭は次の通りです。

・少人数家族

・停電時に必要最低限度の電化製品が使えたら良いと考えている家庭

 

太陽光発電

家庭用蓄電池は、家庭用太陽光発電システムの設置年数によって設置する製品が変わります。

家庭用太陽光発電システムを設置して10年未満の場合は、パワーコンディショナーの保証年数が残っているため、パワーコンディショナーが別々の単機能型家庭用蓄電池を設置します。

家庭用太陽光発電システムを設置して10年以上の場合は、パワーコンディショナーの交換時期にもなってきているので、パワーコンディショナーが一体になったハイブリッド型家庭用蓄電池を設置します。

また、太陽光パネルメーカーによっては、ハイブリッド型の家庭用蓄電池が設置できない可能性があります。

ハイブリッド型の家庭用蓄電池が設置できない理由は、「PID」です。

PIDを簡単に説明すると、太陽光パネルが発電していないもしくは電圧が下がっている時に、家庭用蓄電池に貯められている電気が逆流して太陽光パネルを故障させてしまう現象を指します。

2012年(平成24)年~2013年(平成25)年にまでに製造された太陽光パネルには、PID対策がされていないためハイブリッド型の家庭用蓄電池を設置すると、PID現象が起きる可能性が高くなるため、単機能型の家庭用蓄電池を設置するのが一般的です。

 

蓄電池のおすすめまとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

今回のお話をまとめると、

・エコの王様が2023(令和5)年おすすめする家庭用蓄電池は、ニチコン・オムロン・ダイヤゼブラ電機・長州産業・京セラ!

・エコの王様がおすすめする家庭用蓄電池メーカーは、ニチコン・オムロン・ダイヤゼブラ・長州産業・伊藤忠商事・京セラ・パナソニック・シャープ・ファーウェイ・テスラ!

・失敗しない蓄電池メーカーは、海外メーカーよりも国内メーカーのほうがいい!

・家庭用蓄電池の価格は、訪問販売で1kWhあたり25万円前後・ネット販売で1kWhあたり20万円前後が適正価格!

・家庭用蓄電池のおすすめの選び方は、「容量」・「設置場所」・「タイプ」・「太陽光発電」の4つ!

2023年現在、日本国内で家庭用蓄電池を販売しているメーカーは、国内外を合わせると20社以上あります。

販売しているメーカーだけでなく種類や性能もたくさんあるため、何を選べ良いかが分からないの現状です。

自分で家庭用蓄電池を調べるにしても限界があります。

エコの王様には、各メーカーの家庭用蓄電池に詳しいスタッフが数多く在籍しておりますので、分からないことがあればお気軽に問い合わせ下さい!

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この記事を書いた人: 清家 和馬
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